かんざしの作り方(お箸編)


おハシと不要になったアクセサリーを使った、簡単でリーズナブルなかんざしの作り方です。



↓ 完成品↓
完成品

ざっくり言うと、お箸を切って金具をつけるだけ。
材料はほぼ百円ショップかホームセンターでそろいます。


まずは必要なものを用意しましょう。
材料

基本的な材料は、お箸とヒートン金具。あと木工用ボンド(透明マニキュアでも代用可)と、あれば箸の色に合わせたマジックも用意しておくときれいに仕上がります。
飾り用のパーツは、不要になったアクセサリーなどを再利用すると無駄がありません。

道具はヤスリとラジオペンチ、あと写真には写っていませんが、小さなキリか千枚通しかピンバイス。筆と不要なカップ(ボンドの水溶き用)、携帯用鉛筆削りなどがあると便利です。


では、作っていきましょう。

まずは箸を適当な長さに切ります。
周囲にぐるりとヤスリで刻み目を入れたら、あとは手でポキッと折れます。
力が入りにくいようなら、ペンチを使いましょう。





長さは髪の量や好みで変わってくるでしょうが、だいたい13〜19センチが一般的なようです。

私は16センチにしてみました。





折った先は、ヤスリで整えます。
鉛筆削りで軽く削ってからヤスリで仕上げると、簡単できれいにできます。
また箸によっては削った部分の色が目立つので、色を合わせたマジックで塗るといい感じです。
あとはニス代わりに水で薄めた木工用ボンドか透明マニキュアを塗ったら、先端部分の処理は終了です。





逆側に、飾りをつけるためのヒートン金具をつけます。
キリや千枚通しでしっかり穴を開けてから、ねじ込みましょう。
箸の材質によっては、かなり硬いので要注意。
持っているなら細いドリル(ピンバイス)を使えれば、それに越したことはありませんね。

ちなみに私は最初、側面につけようとして、見事に金具がねじ切れました(−ー;)
ポツンと見えている金色の点がそれです。……まあ、金象嵌みたいなワンポイントになったと思うことに。





あとはお好みで、飾りを用意しましょう。

今回は使わなくなったペンダントを再利用しました。





適当に組みなおします。
ペンダント、ピアスやストラップ、キーホルダーなど、使える材料はいくらでもあるでしょう。
もちろん最初からビーズなどで自作できれば、世界にひとつだけのオリジナルができるので最高です。





とりあえず、こんな感じ。
ポイントは、根元にネックレスパーツやフックパーツをつけておくこと。
そうすることで、一本のかんざしにいろんな飾りを、気分次第で付け替えて使用できます。





完成vv

お箸1本 52.5 円(百均で一対2本)、ヒートン金具 9.17 円(ホームセンターで 12 本入り 110 円)。
あとは家にあるものを利用したので、材料費 62 円( 215 円)です。
ほうら、リーズナブルvv

同じ箸とヒートン金具を使っても、金具をつける位置や飾りパーツを変えると、バリエーションが増えます。










いろいろ作って、楽しんでみましょう♪


というわけで、以上、暑い夏に意外と便利なかんざしの、簡単・リーズナブルな作り方でした。



なお、ヒートン金具やピンバイスを使うのは敷居が高いとおっしゃる方は、ロウ引き糸やヘンプを利用するという方法もあります。



このやり方は、ブログの方で紹介しています。


さらに、もうちょっときちんとしたものを作ろうと思うなら、ここらへんを使用するのがオススメかと思います。ご参考までに。






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さらにおまけ。
かんざしの使い方について、公開されている動画があったので、いくつかご紹介しておきます。













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