よしなしことを、日々徒然に……
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 嘆きの亡霊は引退したい 1巻
2026年01月28日(Wed) 
読書記録:


大気や大地の中を漂うマナ・マテリアルが凝縮し、各地に生み出される宝物殿。そこには強大な幻影(ファントム)と、そして過去の文明を模倣して再現されたという不思議な力を持った宝具が存在する。それらを倒しまた持ち帰り、さらには自らの肉体にもマナ・マテリアルを取り込むことで、富と名声、栄光と力を手に入れることを目的とするのが、トレジャーハンターという職業である。
そんなトレジャーハンター達の黄金時代と呼ばれる現在、帝都ゼブルディアで名を馳せる新興パーティーがいた。「嘆きの悪霊(ストレンジ・グリーフ)」と名乗る彼らは、ハンター登録からわずか五年で帝都屈指の実力者となり、複数のパーティーをまとめ上げたクラン「始まりの足跡(ファースト・ステップ)」を作り上げていた。
なかでも嘆霊のリーダーであり、足跡のクランマスターであるクライ・アンドリヒは、帝都に3名しか存在しないレベル8、そして未来を見通すのではないかという神算鬼謀の采配で、「千変万化」の異名をも得ていた。
人々の畏怖と尊敬を受けながら……しかしクライ本人は常に考えている。
「引退したい」と。
何故なら、人間離れした才能を持つパーティーメンバー達とは裏腹に、彼自身は一般人並みかそれ以下の実力しか持っていなかったからである。
しかし何故か幼馴染達は彼をリーダーに祭り上げ、周囲もそれに賛同している。そして実力に比例するかのように問題を起こしまくる彼らに振り回されながら、クライはなんとか平和な暮らしと無事な引退を夢見て奔走するのだったが……


現地主人公の異世界冒険もの、勘違い要素あり。
web版やコミカライズを飛び飛びでつまんではいたのですが、ちゃんと読むには至っていなかった作品。アニメ版が思いのほか面白かったので、改めて手を伸ばしてみました
自分は無能だからとハンター自体を辞めたい主人公が、幼馴染(女2+義妹1+男2)達にすっっっごく大事にされて、ちっとも追放してもらえず。ゲロ吐きそうになりながら、時に格好つけたりして適当に言ったことが、何故かたまたま最適解を引き寄せ、周囲が超有能だと勘違いしていく……と、この時点ではまだその程度の感じです。
これからの展開で、実際には一番勘違いしているのが主人公の方なのではとか、人間性もクライが一番ろくでなしなのでは疑惑がいろいろ湧いてくるのですが、まずはつかみの一冊です。
ハーレム要素はありつつも、主人公の方はまったく自覚がないと言うか、アピールを相手にせずさらっとスルー。でも女性側が問題ありまくりのキャラ達ばかりで、気の毒さは欠片もないです(笑)
なお、第一幼馴染とその弟子の間でかなりのパワハラ描写が出てくるため、苦手な方は要注意。

そんな1巻は白狼の巣を攻略するまでで、webの方もあまり飛ばさず読んでいたので、さほど新鮮さはなく。
ただ改めて文字で読むと、各パーティーや宝具の名前、そして世界観が改めて理解できる感じでした。
あとコミカライズは、すごく丁寧に作られているなあと実感。
クライが夜天の暗翼(ナイト・ハイカー)で白狼の巣に突っ込んだ時、コミカライズ版ではボウガン背負ってるのになんで使わないのかと不思議に思っていたら、あれは軌道修正の力を持つ宝具で、飛ぶ時の補助や見た目だけな派手な弾指(ショットリング)攻撃の時に密かに使用していたという、細かいところになるほどと頷かされました。原作勢はあそこでニヤニヤしてたんでしょうねえ。
No.4631 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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