とりかえ・ばや 6〜8巻
2026年01月17日(Sat)
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読書記録:
古典文学「とりかへばや物語」のコミカライズ版。 6巻は、ついに睡蓮が沙羅を見つけるところまで。 前回から一気に朝チュンとは行かなかった、睡蓮えらい! そしてあれですか? もしかして作者不明の「とりかへばや物語」の作者は、実は弟君だったという展開ですか? そういう解釈は大好物です^^ しかも睡蓮と女東宮との関係の方は、ちゃんと少女漫画の域を出ない初々しいまま進みましたね。 そして一人浮かれてから回ってる、石蕗と沙羅のすれ違いっぷりがまた面白いです。 沙羅は活発と言うだけで、内面はちゃんと女性なんですよね。それでいて四の姫のことは夫として気遣うけれど、石蕗に対しては好意を抱く理由がほぼない。それでも思うところは良くも悪くもいろいろあって、なのにそれをもう完全に自分のものになったと確信して、嫉妬を見せないのを「理想の妻だ!」と喜び、「さてでは四の姫を」とか「ゆくゆくは引き取って同じ家に」となる石蕗……当時の価値観だと、女性はこれをどう読んだんでしょうね。 「男には二心あるのがごく自然だということか」と述懐する沙羅の皮肉げな心理描写などが、当時の女性には表向き出すことが許されない共感を持って、この物語が今まで語り継がれて残ったのかなあとか思わせられます。 ほんと、睡蓮達のほうが微笑ましく進んでいるからこそ、沙羅側の展開が辛い……原作古典の展開も私にとってはけっこう地雷(読んだ当時は平気だったけど、のちのち地雷化)でしたが、コミカライズ改変の方も、これはこれできつい……
ともあれそんな睡蓮の聡明さの結果、もしかして吉野の宮の娘達は出てこないのかなという疑惑というか期待が<吉野に着く前に沙羅との再会に気づく 「私にも隠れていた男の悪しき浮気心が現れたのか?」とか狼狽してますし。これは裏返して、弟君はこのまま一途を貫くということでしょうか。だったら良いなあ。 あとコミカライズ版の二人の再会シーンは、浮舟オマージュですかねえ。折良く場所も宇治なあたり、原作もそのあたりを狙っていたのかも?
7巻はついに入れ替わり。 沙羅が容赦なく綺麗さっぱり、石蕗に未練ひとつないのが小気味いいですねww しかしもともとの適性が逆だったからこそ性別を入れ替えて生きてきたのだから、本来の姿に戻るとはいえ余計に大変そうです。原作ではそのあたり、割とさくさくお互いの必要とするものを身に着けていったんですけどね。 とはいえ苦労を重ねた代わりに、男と女の二倍の知識と経験を得た存在という、なかなかチートなキャラに生まれ変わりました。原作だと入れ替わったあとは普通の男女っぽくなっていったので、このコミカライズではどう展開していくかが楽しみになりました。 そして包容力抜群に助力してくれる、吉野の宮のイケオジっぷりに惚れそうです(笑) 姫君達が出ないのに親身になってくれる理由も、さらにオリジナル背景が追加されていて、納得の話運び。やんちゃと辛い過去を経て年齢を重ねたちょい悪オヤジとか、ほんと格好いいわあ。 そしてついに宮中にも、石蕗のあることあることが飛び交って、ザマアww あと、一目で沙羅が睡蓮じゃないと見抜いた女東宮様はほんと良いわあ。すぐに信用せず、それでいて事情が判明した後は「面白い」で済ます度量の深さもさすが東宮様^^ 新オリキャラ三の姫など、なかなか楽しい人も出てきて、この先は全然展開が読めないです(どきどきどき)
そして8巻目。 四の姫が石蕗に突きつけた言葉は正に爽快の一言。 偽りを言わず、まことの言葉をくれるけれど、それはその時だけの「まこと」って、まさに石蕗であり光源氏ですよね(しみじみ) そもそもの始まりが始まりだけに、手を出されたら終わりの平安女性として流されるまま来てしまった四の姫が、やっと見せた芯の強さ、娘達のために見せた母としての強さが格好良かったです。 そして睡蓮がどう出るかドキドキしましたが……雨降って地固まるというか、少女漫画的には理想的な結果で終わってほっと一安心。 あとは沙羅と主上の方なのですが……主上、ついに沙羅から「風を起こすなにか特別な力が」と突っ込まれてますww それぐらいフラグが立ちまくっているのに、懸命に回避しようとする沙羅はもどかしくもあり、でもこれまでずっと男として生きてきたことや、友人と思っていた宰相の中将にされたあれこれを思うと、素直に女の幸せに邁進するのも不自然なのは確かで。そこで主上の、文字通り最高権力使った囲い込みよ……! これがイケメンだけに許されるムーブなのか。
そして睡蓮が書いていた物語の内容が明らかになりましたね。とりかへばや物語の書き手っていうのは穿ちすぎたったかあ。
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No.4614
(読書)
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シャワー浴びてる間に終わってた
2026年01月17日(Sat)
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ここ数ヶ月、何やら異音を発したり、便座が冷たくて「うわっ!?」ってなったりすることが増えていた、我が家のウォシュレット。 ついに昨日は、勝手に電源が入ったり切れたりを繰り返し、そのたびにピーピー電子音を発するわ、そもそも肝心のウオシュレットがまったく反応しないわで、さすがにこれはまずいとなったのですよ。 っていうか昔は冷たい便座でトイレットペーパーのみが当たり前だったのに、いまとなってはもはや戻れませんねえ……ああ人の業よ……(遠い目)
そんなこんなで本日は早上がりだった長兄(水道設備会社勤務の本職)が、帰宅してすぐにホームセンターへ行って新しいウォシュレットを購入。付け替えてくれていました<踏み台昇降後にシャワーを浴びて出てきたら、もう便座が変わっていた
↑取り外された古い方。 ウォシュレットって、便器とは別ユニットなんですね(驚) 新しい方の本体価格は4万円ぐらいしたそうですが、業者に頼むとタイプやサイズの確認から、見積もりに工事費などで時間もお金もかさんだだろうことを思うと、ひょいっと終わらせてしまう長兄は本当にありがたい限りです <( _ _ )>
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No.4615
(日常)
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| プロフィール |
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神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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