婚約破棄された上に妹の身代わりで後宮入りしたけど、王様が塩対応でムカつくので骨抜きにしてやろうと思う
2026年01月10日(Sat)
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読書記録: ■婚約破棄された上に妹の身代わりで後宮入りしたけど、王様が塩対応でムカつくので骨抜きにしてやろうと思う https://www.alphapolis.co.jp/novel/460823424/694472756
ろくでもない愚王続きで腐敗した国の後宮に、妹の身代わりとして送り込まれたレゾナント侯爵令嬢シア。 後宮など行きたくもなかったが、腐った貴族代表とも言える両親や婚約者の不興を買って家を追放され、三年間のスラム暮らし。そこで実の父以上に世話になった盲目のマッサージ師である義父を人質に取られてしまったので仕方がなかった。 そうして初夜の床にやってきたのは、五十代頃と見える死人のような顔色をした王様で。どうせこいつもろくでなしだろうと思っていたら、服も脱がずに義務的に入れて出して、十分程で帰っていくという塩対応。 それでも潤滑油を使い、手荒な扱いをしなかっただけ、無礼討ちや加虐趣味も当たり前だった代々の王よりはマシかと、そう思った。そうして回数を重ねるにつれ、彼が実はまだ二十代の若さであり、仕事に追われてろくに睡眠も取れていない状態なのだと知る。なんでも腐敗したこの国を改革するために睡眠時間も削って働いているらしい。ベッドの上で力尽きたところで義父譲りのマッサージをしてやると、あっという間に寝落ちした。 そうして詳しい話を聞くと、後宮に来ているのも王として子孫を残す義務を果たすためであり、更に言うのであれば、近い内に腐敗した貴族達を粛清する予定があるため、あまり妃達に思い入れないようにしているのだと。 「もちろんレゾナント侯爵家もその対象となる」 「うっそマジですかやったぁ!」 叶うものなら自分の手で潰してやりたかった実家の名に、シアは両手を上げて協力することを約束した。 ついでに元婚約者の家も粛清されれば万々歳である。 そうと決まれば、仕事を完遂させるためにも王様の健康管理は欠かせない。部屋にやってくる日には夜の営みそっちのけで睡眠管理に気を配り、マッサージをしながら他愛もない会話を交わしてゆく。 そうしていれば、死人のようだった肌色も人間のものとなり、目の下の隈なども消えていって……
妹だけ溺愛されての身代わり結婚、塩対応な王様を特殊技能から骨抜きにする系。転生要素なしの現地主人公で完結済。 世界観はふわっとした感じで、中華風でもヨーロッパ風でもなく、具体的な描写はほとんどないです。 そして三年間スラムで暮らした主人公は、元高位貴族の令嬢とは思えないほど口が悪いです(笑) 王様は王様で真面目か! という感じ。塩対応だったのも、寝不足と疲労が過ぎて判断力が落ちていて、とりあえず子作りしなきゃという義務感だけで動いていた感じ。主人公いわく「医者の触診」。 なのでやることやっていても色気の欠片もないし、逆に王様が健康を取り戻して、さらにお互い気持ちが通じ合ったあとの営みが手慣れているのに初々しいという、なかなかに新鮮なやりとりww 終わり方はちょっと意外でした。なんだかんだで貴族令嬢なシアさんは、改革がうまく行って王様も健康を取り戻したら、王族の義務として後宮の何人もの女性の元へと通っていくのだろうなあと納得しつつも嫉妬しているのですが、そこからまさかの意外な展開。 いちおうめでたしめでたしとなっていますけれども、今後がいろいろと気になりますねえ。 まあ、改革が進めばスラム街も救済されたり、優秀な人材は身分問わず登用するとか、そういう方向にいかないかなと想像してみたり。 あ、ザマアに関しては、けっこうリアルに順当でした。又聞きかつ、さらっと流されていますけど、実際に想像するとエグいかも……
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No.4606
(読書)
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| プロフィール |
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神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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