よしなしことを、日々徒然に……
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 薬屋のひとりごと 7巻
2025年07月08日(Tue) 
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アニメ終了ロスの勢いで、詰んでいたのを読了。文庫小説のほう。
5〜6巻を読んでいた頃、愛凛(特使の青い方)の性格変わった? 本性こっち?? と思っていたんですが、なるほどそういう流れでしたか。
狐軍師といい楼蘭妃といい翠苓といい、この作品は本当に第一印象や途中経過から、がらっと印象や扱いの変わるキャラクターが多いと思います。そこが人間の複雑さや深みを感じさせるのですが。
で、今回は猫猫が二度目の官女試験を受け今度は合格したことで、またメイン舞台が宮中に戻っています。玉葉妃改め后もご登場。前回大怪我をした馬閃もちゃんと復帰していて一安心。
ただ緑青館側面子の出番がほとんどなかったのは、ちょっと寂しかったですね。
その少ない部分で、白鈴小姐にも欠けた部分があるのを語られたのには驚きましたが。前巻の馬閃といい、本当にこの世界では、突出した能力の代わりに失ったものを持つ存在というのが多いなあと思ったら、まさかの世界観があれなことになる結末が待ってましたし。そういえば3巻やアニメの怪談エピソードも、結局だれが仕切り役をやっていたかは謎なままだったですもんねえ……
そして5〜6巻で気になっていた謎は、白娘々についてはだいぶ明らかになりましたけど、毒菓子については何の言及もなかったですね。克用さんもちらっと顔見せした程度。
代わりに新キャラがどんどん出てきてました。おやじこと羅門を始めとした羅一族も、最初の頃が嘘のようにしゃべるしゃべるww

それにしても、表紙絵のように猫猫に同僚ができ、しかもそれなりに交流を深めていく訳ですが……アニメを見ていた直後だと、小蘭や子翠とのことが思い出されてもうね ・゜・(ノД`)・゜・
あの二人となんだかんだで友情を築いて人間的に成長していたからこそ、今回も猫猫は同僚と複雑ながらもそこそこ打ち解けていけたんだろうなあとは思うんですが。あと同僚二人がけっこう癖強なのも大きいんでしょうが。
ああもう、アニメ2期のエンディング「ひとりごと」を最初に見た時から「子翠ぃぃぃいいいい( T ^ T )」ってなってたのに、アニメ47話の後だと本当に何見ても切なすぎる……

あと、砂欧の巫女については、全くその可能性を思いついていなかったので、猫猫が推理を話しだしたところで「その発想はなかった!!」ってめっちゃびっくりしました。
まさか姚(ヤオ)の好きなお菓子とか、燕燕(エンエン)が「育ててます!」とかやたら言っていたことが、そこに繋がるとは。幕間と思っていた羅漢の食中毒騒ぎすら、「治ったと見せてあとから聞いてくる毒」というワードがさらっと差し込まれてるし。ささやかな描写に伏線が散りばめられているのが、いつもながら本当にすごいです。
……それにしたってこの作品、蛙がいろんなことに使われ過ぎだろうよww

蛙と言えば、壬氏がついに!
猫猫が爆発して思い切り長文しゃべったのもびっくりしましたが、そこで壬氏がはっきり言葉にするとは。てっきりもっと先のことだと思っていたので「もう!?」って思いました。まあ、言うは易く行うは難し。まだ自分の出生すら知らない壬氏が、猫猫の出した条件(玉葉后と敵対したくない)をクリアできるのはいつになることやら、なのですが。それでもやっと一歩前進ですね!
私としては、命令にならないよう必死に我慢していた壬氏に好印象を持っているので、ちゃんと報われてほしいと思ってます。なにせ数え15歳=二次性徴来てすぐぐらいからずっと偽宦官薬飲んでた人なんだから、急に止めたらいろいろタガが外れてもおかしくないですし。それでもちゃんと猫猫のこと考えて踏みとどまってる壬氏は偉いと思うんですよ。
……っていうか、育ち盛りにずっと飲み続けてた壬氏様、よく『あの』副作用出なかったなww
もし出てたら洒落にならん勢いで傾国まっしぐらですやん……
No.4435 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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