よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 一堂に会させてみた
2025年04月06日(Sun) 
なんか私がいろいろ作っているのに刺激されたのか、母がこれまでに作成した仏壇用フェイク和菓子を、風通しと称して和室のテーブルに広げておりました。せっかくだから、重箱や菓子ケースの隙間に、私が作ったものも追加してみたりとか。



こうしてみると、それなりの数がありますねえ(笑)
っていうか、ネット知識とか全然なく、これだけのものを自分でデザインして作る母には、本当にかなう気がしないのです……

菓子ケースに並んだ↓こちらは、左の4つが私の作。



右側のとか、ちゃんと柿って判るんだもんなあ……っていうか、どうやってこの形に畳んでるの??<裏返しても筍の皮(裏山で取れた天然物)を丸く切って貼ってあり、細かいところが見えない

↓こっちのお重は、右側の最中だけ私製。



おまんじゅうがほとんど皺もなくきれいに形が整っていると思ったら、中にガシャポンのカプセルを入れているのだそうです。そしてぐし縫いしたフェルトを絞る際に、熱湯をスプレーすると生地が伸びるため、シワを減らすことができるのだとか。

そ、そんな裏技があったとは……(驚愕)

中身が固くて熱に強い、防水のものじゃないと使えない技ですが、これは覚えておきたい所です。

↓こちらのお重がまた、完成度高くって……



左上の四角い長方形は、母が好きな「若草」というお菓子モチーフ。



右側の三色団子と合わせて、綿状にほぐしたフェルトを使っているんですが……どうやってほぐしたのかと訊いてみたら「ミキサーで少ーしずつ★」って……その発想はさすがに出てこないわあ……

桜餅や笹ちまきの形状も絶妙だし、こうして写真で眺めてみると、黄ばみも目立たなくて、まだ全然使えるように見えますね。

ああもう、こんなん見て育ったから、目が肥えちゃってこの類いの手芸にはあまり手を伸ばさなかったのだと、改めて思い出しました。
母に作り方を教わろうにも、目分量と思いつきでざくっと作る派だしで、基礎を知らない子供には全然真似できなかった遠い記憶が…… ・゜・(ノД`)・゜・
No.4309 (創作)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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