よしなしことを、日々徒然に……
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 辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する
2022年11月03日(Thr) 
読書記録:
■辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する
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農家の娘がその美貌を買われ、王太子の妃になるべく十歳で伯爵家に養女として迎えられ、厳しい淑女教育を施されるも、王太子が選んだのは別の子爵令嬢。
その婚約発表の場で、突如王太子とその婚約者へ襲いかかった刺客から二人を守った彼女は、身を挺した結果、重傷を負った。かろうじて生命はとりとめたものの、その背には貴族女性として致命的な傷跡が残ってしまう。
王太子妃にもなれず、疵物となった彼女に義父は激怒し、代わりとなる縁談として六十過ぎの老人伯爵の後妻になるよう命じた。家の役に立つには、もうそれしかない。抵抗する意志もなく従った彼女の前に現れたのは、何故か二十代半ばの青年だった。
辺境の獅子との二つ名を持つ彼は、隣国との戦争における英雄で、侯爵家と同等の地位を持つ辺境伯の当主だった。驚き戸惑う伯爵へと、彼は疵物になった令嬢への求婚を申し入れて……

書籍化・コミカライズ済・完結済でダイジェスト化や転生要素なし。
マスケット銃や大砲が使われ始めた世界観。近接戦闘はまだ大柄な兵士が剣をふるうのが有利だけれど、ゆくゆくは小柄で敏捷な銃士なども需要が出てくるのではないか、という時代です。
王族も含めて一夫一妻制で、側室はなし。ただ王妃となれるのは貴族女性のみでも、養子に入れば出生は問われないという事情から、有力貴族達は王太子の年齢に合わせて見目の美しい少女を養女にするのを普通に行っているというお国柄。
主役は婚約者候補の中でも最有力と目されてましたけど、当人同士は恋愛感情を持っていなかったし、王太子も不誠実なことはやっていなくて普通に有能かつ誠実な人。婚約者となった子爵令嬢は、当たり前に婚約者候補の一人で、順当に選ばれており、不正とか冤罪とか断罪イベントとかは一切ないです。
……悪かったのはやっぱりお国柄、かなあ。一夫一妻制なんだから、王太子が一人を選んだら残りの婚約者候補は余りまくって大変なことになるのは目に見えているのに、それでも家長の命令には逆らえず……というのは気の毒に感じますね。
主役のサリーシャは、淑女教育頑張って、元農民なのに立派な貴族令嬢になってるのは普通にすごいです。性格や能力的にも尖ったところのない、穏やかで優しく、責任感もあるTHE貴族令嬢という感じ。
ただやはり中途半端な時期に大きく立場が変わったのと、偏った教育のお陰でいろいろと考え方が……うーん……
個人的には、新婚編の終盤らへんからという感じでした。
No.3334 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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