よしなしことを、日々徒然に……
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 永年雇用は可能でしょうか
2022年09月02日(Fri) 
読書記録:
■永年雇用は可能でしょうか
 https://ncode.syosetu.com/n5763hc/

ルシルが使用人として三年間働いた屋敷は最悪だった。街の名士という見栄からか給金こそ高かったが、それ以外に良いところなどまったくない。夫人はいつもイライラしていて、物や人に当たり散らす。しかも夫の浮気を疑いながら、自分は若い貴族に目がないという矛盾ぶり。使用人は互いの仕事を押し付け合うばかりだし、さらに有害だったのは旦那様だ。何故かルシルに目をつけた彼は、頻繁に声をかけてきたり身体に触れようとする。波風を立てぬよう全力でやんわり遠ざかっても、日々仕事の中に面白味を探している同僚達にかかれば、「アヤシイ」関係だとされてしまう。
かくしてルシルは「この泥棒猫!!」という夫人の罵倒と平手打ちを受け、屋敷を追い出されたのであった。
晴れて無職となった彼女だったが、このまま同じ街で職を探すのは危険だった。あの奥方のことだから、どこでどう矛先を向けてくるか判らないし、場合によっては比喩でなく本当に刺しに来る可能性もある。
そう思った彼女は、遠く離れた土地を目指した。
コートデューの街は、小さいが活気があり、自然に囲まれた住みやすいところとのこと。穏やかで、静かそうなのがまた良い。電車で一晩かけて終点コートデューにたどり着いた彼女は、さっそく職を探し始めた。希望はもちろん、住み込みの家政婦だ。
ところがこの小さな街では、使用人を雇うような家などほとんど存在せず、どこも手が足りているらしかった。
最悪、ウエイトレスやお針子、洗濯屋などでお金を貯め、数か月したらまた違う街に引っ越すのもありかもしれない。
そう思い始めた彼女へ、数日して商工会の会長がひとつの話を持ってきた。なんでも先ほど『先生』が、直接商工会に足を運び、家政婦を雇いたいと言ってきたらしい。
「お医者様ですか? それとも学校か何かの」
その問いに、首が左右へ振られる。
「先生は……『魔法使い』です」
そういう人が、世界にいるとは聞いたことがある。ただそういう人達はほんの一握りで、ルシルは一生縁のない世界の話だと思っていた。
聞けばその『先生』とやらは、街の人々からとても尊敬されているのだが、お手伝いに行った者はみな、一週間も保たなかったのだと言う
しかし彼女に選択の余地はなかった。
「ありがとうございます。是非よろしくお願いします」
そうして彼女が案内されたのは、街外れの森の中にある一軒家で ――


転生・トリップ要素なしの現地主人公もの。書籍化、コミカライズ、程よい長さで完結済のダイジェスト化なし。
作者様いわく、「クーデレイケオジ魔法使いと前向きお気楽家政婦が、生活にカットインしてくる色んなことを魔法を使ったり使わなかったりして乗り越えつつ、お互いへの気持ちを育む恋愛ファンタジー」。
世界観としては、産業革命後のヨーロッパっぽい感じでしょうか。電車があるし、工業化も進みつつあるけれど、でも魔法使いに関しては一生会えないぐらい希少だとは言いつつも、実在が普通に信じられています。
理不尽な理由で解雇されたルシルちゃんが、落ち込みつつも前向きにきちんと地に足つけて、再スタートを切る姿が実に格好良く。
あと、仕事をより良くするためにと雇用主を観察しながら、「野生動物の観察をしているようだ」とか、「か、かわいすぎます先生」とか内心で言ってる、そのからっとした性格が読んでいて安心できました。
途中から入ってくる先生側の視点も、ちょっとズレてて楽しいです。
ところで先生がご飯食べる時に合掌してたり、家を土足禁止にしてたのはなんでだったんだろう……この先トリップ要素が!? と、うっかりラノベ脳で勘ぐっちゃいましたよ(苦笑)
なお、実は先にコミカライズを読んで続きが気になって、原作探して読了したんですが……本編終了後の番外編「僕の友達」で、涙腺が決壊しました( T ^ T )
あの話はズルいよ! 必要な話だったとは思うけど!!
該当箇所に到達したのが、一人で部屋に籠もってる時で本当に良かった……ううう、視点がイーダだってのがまたズルすぎる……彼はきっとこの先の長い一生の中で、ずっとずっとこの時のことを忘れずに、宝物のように何度も思い返しては、どうしてもっとと後悔もするんだろうなあ……

■永年雇用は可能でしょうか〜無愛想無口な魔法使いと始める再就職ライフ〜 - pixivコミック
 https://comic.pixiv.net/works/8536

絵柄の雰囲気がすごく作品にあっていると思います。
特に先生のイケオジっぷりが素晴らしい……
No.3266 (読書)


 セリアの透かし彫りウッドボタン
2022年09月02日(Fri) 
仕事の買い出しで久々にセリアまで行ったところ、可愛らしさに思わず手が伸びてしまいました★



直径 25mm で4個入りの、ウッドボタンです。
透かし彫りとあるように模様が裏面まで打ち抜かれていて、私のハートも撃ち抜かれました(*´Д`)



それぞれ確か、白木に近いのと薄茶と焦げ茶と……黒もあったような? 感じだったんですが、いろいろ迷った結果、下のだけ薄茶にして、あとの2つは焦げ茶にしました。
2つのボタンホールが、うまく模様に組み込まれているところがまた心憎いと思います。
いっしょに買った強力マグネットと組み合わせて、ニードルマインダーにできないかなあとか目論んでいたり。

……って、引き出しに金属対応のボンドがあったので試してみようかと思ったら、蓋がくっついてて開かねえ _| ̄|○
今度はボンド買ってこなくっちゃ(苦笑)


母がコロナワクチン4回目接種に行ってきました。
左肩に水が溜まって痛み、帯で吊っている状態なので、動かせなくなるかもしれないなら最初から使えないそっちに……というか、両腕とも痛くなったら何もできなくなるからと、3回目までは左肩へ打っていたそうですが。今回は肩関節からさらに液漏れして上腕がド紫になっているのをお医者様が見て、こっちは無理ですと言われ、右肩にしてもらってきたとのこと。
他人事ながらも、どうか痛みがあまり出ないことを祈りつつ……(−人−)
No.3267 (創作)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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