よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 リングでマジックスレッドをする場合
2022年05月28日(Sat) 
シャトル1個で作成するものや多色使いデザインなど、開始位置や終了位置がリングだけ、もしくは既に結び始めの糸を入れ込んだチェインしか残っていないという場合もよくありますよね。
私はマジックスレッドで糸処理をするのが好みなのですが、リングの場合はなかなかに難しいです。
全体が円になっているため、普通に導入糸を仕込む場合、半分以下の位置までじゃないと、うまく引き抜くことができなくって。



普段はだいたい、こういった位置まで糸を仕込んでいます。
これを使って結い始めの糸を引き抜くと、↓こうなる訳で。



これはこれで悪くないんですが、例えば3P3の小さなリングなどの場合、引き込む長さが最大でも2〜3目と言うのは、やっぱりあとから抜けてこないかと不安になってしまいます。

YuiYuiさんちで紹介されている、

■『マジックスレッド』 リングだけ作品に使う場合/最初のリングの始末方法・その2 | ハッピー タティングレース
 http://www.yuitatting.com/2018/04/20/210/

「リングを閉じる前に糸端を引き抜く」という方法で、リング全体に導入糸を仕込むやりかたもあります。しかしこれはこれで作業している途中に、どの糸がどの糸かこんがらがった挙げ句、よじれてダマになって「ぶちっ」ってな事態もままあってですね^^;;ゞ

そこで今回、ちょっと考えてみました。
一度に半分しか導入糸を仕込めないのであれば……半分ずつに分ければ良いんじゃね? と。



ひとつのリングに半分ずつ、2本の導入糸を仕込んでみました。
これでリング全体にぐるっと一周、糸端が通り、まずほどけてくる心配はなくなるはず。
で、やってみた結果はと言うと……



完成したものは、ほぼ見分けが付きません(笑)<実際には左が途中まで、右がぐるっと一周
んー……これはもう、どっちがより面倒に感じるか、安心感を覚えるか、好みの問題ですねえ。

まあ、やり方を複数覚えておくと、なにかの時に役に立つこともあると思うので、いちおうメモしておきます。


追記:
リングを閉じる前に導入糸を引き抜く方法とも、比較してみました。



左が導入糸を半分ずつ2本通したバージョン、右が1本仕込んでリングを閉じる前に引き抜くバージョン。
今度は明らかに見分けが付きますね。リングが小さいこともあるのでしょうが、右の方はかなりきつく締まっちゃっている感じがします。
まあこれも、個人の好みや手癖、慣れなどに左右されるので、どの方法がよりうまくできるかは人それぞれ。これが正しい! というやり方などないので、それぞれが自分にあったやり方を選ぶのが一番だと思いますが。

……いま、↑のピコ7個な10目の単独リングで始まって終わる、リングオンリーなデザインを量産中なので、少しでも楽かつきれいに処理できそうな方法を模索中なんですよねえ……
No.3118 (創作 >> タティングレース)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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