俺魔王だけど、悪魔の執事に溺愛されてたくさんエッチなことされて美味いもんたらふく食わされてます
2021年12月16日(Thr)
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読書記録: ■俺魔王だけど、悪魔の執事に溺愛されてたくさんエッチなことされて美味いもんたらふく食わされてます 〜番外編 芋名月 https://www.alphapolis.co.jp/novel/220573124/959534901
かつて勇者によって殺された魔王が、千年の時を経て復活した。彼は異界へと魂を避難させ、時が来れば自然に転生し直せるよう事前に魔法をかけておいたのだ。 地球という惑星の日本という国で生きた、マンガが好きで、アニメが好きで、ラノベが好きなごく一般的な若者となっていたが、あの日トラックに轢かれたのは運命だったのだ。 目覚めた彼は、まだ完全に力を取り戻していないからだろう。弱体化し、肉体年齢もかなり若返っていた。廃墟のような建物の中で、目覚めを見届けてくれたのはたった一人。 燕尾服を身に着け、白銀の頭髪を後ろに撫で付けた、左目の下に二つ並んだ泣きぼくろと暗褐色の肌が特徴的な、男。コウモリのような羽と尾を持つ彼は、悪魔であった。 「ああ、魔王様……若返った姿も麗しいですね」 千年間、魔王の復活を待ち続けた悪魔は、嬉しそうに微笑むと ―― 「思わず食べたくなってしまうな」 そう呟いて、顎を持ち上げてきた。 「う、うおお、お前の名前は今日からセバスチャンだ!」 魔王はとっさに名付けの儀を行った。 悪魔は忠誠心の高い頼りになる種族だが、時折こうして食欲に忠実になってしまうのだった。ちなみに悪魔の食料とは、魂 ―― 感情の昂りである。そして感情を揺さぶる手っ取り早い手段は身体を重ねること。魔力の譲渡もできて、一石二鳥の行為である。 「セェ・バス・ティアン……変わった響きの名前ですね。異界の名前ですか」 「まったく油断も隙もあったものじゃないな悪魔族は……!」 魔族にとって、名付けとは上位のものが下位に対して行うものだ。名付ければ互いの魂が繋がり、名付け親が死ねば配下は記憶の欠落や自我の崩壊を起こす。同時に配下が死ねば名付け親もまた、魂の一部を失う。そういった強い結びつきをもたらす儀式である。 第一番の側近を傍らに、魔王は思う。 さあ、千年ぶりに魔界を復活させよう。 魔界の領土であれば、魔王は魔力と引き換えにあらゆる物を生み出すことができるのだから。 そのためのまず一歩として ―― とりあえず、オコメでも作ってみようかな?
異世界から地球に転生したのが、戻ってきた系ほぼコメディ。BLでR18。連載中。 基本的に魔王様は美味しいもの食べてのんびり過ごしたいとしか思ってないですし、悪魔執事は魔王様の魂の輝きを美味しくいただくため、せっせと世話を焼いています。いろんな意味で。 悪魔自体は食事をとれないのですが、美味しいものを食べると魔王様が魂を輝かせるからと、せっせと料理の腕を磨いたりとかww でも基本的には腹黒S系です。そして執事攻め。 時おりシリアスが顔を出すのが、今後の懸念でしょうか。魔王様は前々世のことをほとんど覚えていないし、悪魔執事の方は名付けの契約をした前の魔王様が殺された&千年待っていたせいで、すっかり記憶が欠落。知識だけで動いている状態です。もしかしたら自我も一回壊れて、再構築されたんじゃという疑惑も覚えたりして。現在の忠誠心はMAXだし、魔王様への愛情も本物なんですけどね。今のところは。 あと魔王様もそれなりに魔族っぽく、倫理観ぶっ飛んでいるし薄情な面がちらりほらり。人間の国の王族の方だって、どこかサイコパスっぽさがあるしで、不穏な気配が。 癒やしは、そんな魔王様に一度とっ捕まったけど、いろいろあって人間の国との橋渡しをするはめになった、苦労性商人クラレゴの今後でしょうか。魔王様が与えた馬の魔物、ケルピーとの関係がどう変化するか楽しそうです。中年おっさん受けもいいよねww なお魔物は貞操観念がアレ&魔力譲渡の手段でもあるってことで、双子の弟×兄とかも普通に出てきます。魔王は男でも妊娠できるとかいう設定もあるので、苦手な方は要注意。
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No.2890
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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