よしなしことを、日々徒然に……
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 しがない転生令嬢は平穏に暮らしたい 訳アリ王子に振り回されています!?
2021年10月09日(Sat) 
読書記録:
■しがない転生令嬢は平穏に暮らしたい 訳アリ王子に振り回されています!?
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882428216

しがない田舎貴族の伯爵令嬢が、何故か王太子殿下との、お見合いと言う名のお茶会に招かれた。
なんでも王太子には問題行動が多く、なかなか結婚相手が決まらないまま、彼女にまでお鉢が回ってきたらしい。
そして柄ではないしと困惑しつつ参加したお茶会で、王太子はいきなりのたまったのだ。
「俺には前世の記憶がある」
常識的に考えて、そんな胡散臭い話を見合いの席で唐突に、ほぼ初対面の令嬢にぶっちゃけるのはどうなのか。『前世』とか『生まれ変わった』とか、普通の神経だったらまず正気を疑うだろう。
しかし彼女は、彼の言葉を真っ向から否定することはしなかった。
「……前世ではどんなお名前でしたの?」
社交辞令半分、興味半分で問い返すと、王太子は面食らったような反応をした。
「前世の名前を聞いてきたのは、お前がはじめてだ」、と。
それはそうだろう。普通は王子様の妄想を深追いしようとは思わないし、普通の『お嬢様』方だったらドン引きなはずだ。
しかし返ってきた言葉に、彼女は今度こそ目眩を覚えることとなった。何故ならば、
「前世での俺の名はノブナガ。オダノブナガといった」
第六天魔王? マジですか!?
そう、彼女もまた、うっすらとだが前世の……ごく普通の女子高生だった記憶を持っていたのである ――

お見合いから始まるラブコメディ。書籍化、コミカライズ、完結済。ダイジェスト化なし。
天下統一目前で腹心に裏切られ自刃した記憶が強烈に残っている王太子様は、けっこう人間不信が拭えない上に、もともとが傾奇者。前世の記憶持ちのせいでただでさえ変わり者扱いされるところへもってきて、さらには前世で母親が弟を溺愛したことでの家督争いとかも覚えているし、戦国乱世で切った張ったしていたせいで、平和な今の国がぬるま湯のように思えて……と、いろいろこじらせていたところで、同じ転生者である主役(理解者)に出会って囲い込みまっしぐら、みたいな?
そうすると元々がハイスペックではあるので、王太子としても見直されていき、という流れ。
途中、人間不信を再発させた王子様が闇堕ちしかけつつも、最終的には前世関係なしに今のお互いが好き、というところに落ち着きます。
……まあ元々が信長様なので、弱者や女子供には優しいところを見せつつも、基本人の話を聞かないオレサマ王太子なので、苦手な方は要注意かと^^;;
No.2793 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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