よしなしことを、日々徒然に……
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 C.M.B.森羅博物館の事件目録 41巻
2021年09月02日(Thr) 
読書記録:



森羅と立樹は、当番制の雑用係こと今週の生活委員に任命された。その途端に起こる数々のトラブル。駆け回る彼らは、なんとか事態の収集を図るが、しかしこの忙しさには理由があって……「生活委員」
取り壊し寸前の、元華族の別荘。かつては死人や行方不明者が複数出たというそこに、いったいどんな秘密があったのか。その調査を依頼された森羅と立樹は、記録を残す作業をしていた建築業者達と共に館内を見て回っていた。そして地下の座敷牢を発見。ちょうど良いと高価な機材をそこへ片付けて泊まり込んだ業者らだったが、その晩、何者かによって機材のいくつかが盗まれた。しかも殴り倒された作業員の一人は、鍵がかかったままの座敷牢内で倒れており……「封印荘奇譚」
資産家である祖父が、怪しげな女に金を貢いでいる。浜栗家の人々は警察にそう訴えたが、犯罪性がないから介入はできないと言われたらしい。たまたま警察から出てきたところで彼らに出会い、事情を聞いた立樹は、その女性の後を追い、彼女が立川流という古い密教を信仰していると知る。即身成仏を目的とするその流派に傾倒したらしい老人は、やがて姿を消し、祠があった洞窟の中で死体となって発見された。外傷はなく死因も心臓発作であることから、警察は信仰ゆえの自殺だとみなすが……「浜栗家の人々」
マチュピチュを訪れた森羅と立樹。最近は観光客が増え、事故や遺跡の破損を防ぐため、入場制限が設けられていると言う。順番を待っていた彼らは、落石事故が起きたと聞いて駆けつける。被害にあったのは女性4人の観光客。そのリーダー格の一人アルマが、建物上から落下してきた石に頭を潰され死亡したのである。4人は写真投稿系SNSを通じた知り合いで、アルマは投稿するための写真を撮影しようとしていたらしい。ところが建物の上に登ってみると、落ちてきた石があった場所と落下地点の間を塞ぐように、障害物が存在していた。普通に転がったのではあの位置に石が落ちることはない。しかし事故当時、関係者はみな建物の下にいて……「石と写真」

いつの間にか最終45巻が出ていると知って、途中までしか買っていなかったものをポチッとな。
今回は短編ばかり4編を収録。
一話目は日常学園生活編。1巻での登場時には缶ジュースの開け方も知らなかった森羅が、生活委員をこなせるとは成長したものだと感慨深かったです。そして地味に、あとで行うと宣言された検査の結果が気になりました。森羅って、専門分野に関してはしっかりしてるんですよね(しみじみ)
二話目はとてもCMBらしいトリックで、こういうのが読みたいんだよ! と思いました。格子が互い違いになってるのは絵を見てすぐに気がついたけど、そう言うものかと思ってました。いやはや、ためになります。
三話目は、怪しげな女性の正体が意外でした。そして些細な単語の意味の違いから真相にたどり着く森羅は、やっぱり名探偵だなあと。
四話目は、インスタをモデルとしたらしいSNSが関わる事件。……ものすごく、身につまされる部分がありました。情報の取り扱いには、本当に気をつけなければ……
No.2735 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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