よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 チラ裏というのは 追記あり
2020年10月23日(Fri) 
いわゆるインターネット用語で、「ここはお前の日記帳じゃねえんだ。チラシの裏にでも書いてろ、な!」といった台詞を略したものであり、つまりは「一人でチラシの裏に落書きすればすむ程度の、くだらないこと」という意味のネットスラングな訳ですが。
ここは正真正銘、私の日記ブログなので、今回は私の精神安定として、チラ裏的なことを書かせていただきます。
No.2222 (日常)


 C.M.B.森羅博物館の事件目録 39巻
2020年10月23日(Fri) 
読書記録:


4年前に美大を卒業し、念願のデザイン会社へ就職するも、デザインではなく営業に回されてしまった青年。いったいどこで間違えたのか。どこかで選択肢を代えていれば、もっと素晴らしい人生が待っていたはずなのに。そう思っていた彼が偶然再会したのは、高校時代に別れた元恋人だった。彼女は夫からのDVに苦しめられているようで……「想像の殺人」
大学まで行って勉強することに、何の意味があるのか。大人は答えてくれない。子供に嘘をついてもいいと思っている。そんな不安を抱えた男子高校生は、夏休みの間、妹とともに叔父の家へ預けられることになった。叔父の住む山奥は店もろくになく、風呂の使い方もよく判らない古い家だ。そんな場所で、毎日ひとりで山奥に向かう叔父が探していたのは……「パレオパラドキシア」
マウが経営する店へと、一冊の古書が持ち込まれた。たいして珍しくもない90年代のファンタジー小説だが、ある殺人事件の現場にあった証拠品だという。参考までにと本の内容を聞いてみたマウは、ツッコミどころが多すぎることに憤慨して……「ミグラスの冒険」
立樹と森羅のクラスメートが、海外にいる父へと定期的に手紙を出すことになった。家から一番近いポストは、人通りの少ない場所の空き地にぽつんと立っている。書き慣れない手紙に文句を言いつつ投函しに行った彼女が、手紙を投函して戻ろうとした途端、それまで誰もいなかった道の向こうに、突然人影が出現して……「空き地の幽霊」

今回は4編を収録。うち一編はマオ主体で森羅や立樹は登場しません。最初の二編もその他の人物視点で、最後の一編は横槍たちクラスメートがメインの日常謎解きと、ちょっと二人の印象が薄かったですかね。
内容的にはお約束の加藤さん節といったところ。
「パレオパラドキシア」の最後は30年後の場面で語られているのですけれど、最後のコマ、あれは軌道エレベーターかなにかなんですかね?
中途半端に近い未来の描写って、ほんと難しいなあと思います。
あと「ミグラスの冒険」ってタイトルのファンタジー小説は実在するんでしょうか。
検索してみたら、この作品の感想しか出てこなかったんですよね。あらすじだけ見るとよくあるファンタジー小説なのですけれど、マオのツッコミが秀逸すぎます。
No.2223 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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