よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 どうしても女神様からジョブもチートも貰えない僕は、他の女神様の計らいで平穏に過ごします、魔王? 勇者? あははっ僕には無関係ですね!
2020年09月27日(Sun) 
読書記録:
■どうしても女神様からジョブもチートも貰えない僕は、他の女神様の計らいで平穏に過ごします、魔王? 勇者? あははっ僕には無関係ですね!
 https://www.alphapolis.co.jp/novel/359796822/466380807

クラス丸ごと異世界召喚された男子高校生 黒木礼二。他のクラスメート達が女神様から様々なジョブやスキルをもらい消えていく中で、一番最後に残った彼は女神に問いかけた。
「あの…どうしても異世界に行かなくてはなりませんか…何も要らないから返してくれませんか……」
その問いに女神は首を振る。ある王国によって行われたこの召喚魔法は、クラス全員に掛かっているから無理なのだ、と。
それでも礼二は頑なに願う。
自分が我慢をし、召喚魔法が完成してその国が助かるのなら、それはそれで良い。ただ自分はどうしても、他の神から何かを受け取ることはできない。何故なら自分にはくくり姫という存在がいるのだから、と。
もう会うことはできない。そもそも触れることも姿をはっきり見ることもできず、一日に数分言葉をかわすことがやっとだった、もう消え去る寸前の儚い神さま。
廃村の小さな祠に祀られたその存在は、両親を失った礼二にとって、かけがえのない存在だった。初恋の存在だったと言ってもいい。
好きだと言った彼に対し、くくり姫は寂しげな表情で言ってくれたのだ。
「本当に馬鹿ね…だったら、貴方はそうね神主兼、氏子になりなさい…まぁ残りわずかだけど…もう私を祭る人は他に居ないから…それで私の全てを手に入れた事になるわよ」
神と人間は結婚など出来ない。それにくくり姫に触れる事も出来ない。そう思えばその答えは、最大限想いを受け入れて貰えたと、そういう事だったのだろう。
そんな彼女を、裏切ることなどできなかった。
何も加護をもらわない代わりに、死んだら魂だけは元の世界に返してもらう。女神とそう約束した彼は、クラスメート達の後を追って異世界へと旅立った。
そして何の能力も持たず、女神の使徒ですらない彼は、王城で身分証明書と一か月分の生活費を渡され、冒険者ギルドを紹介された。冒険者であれば他国人として扱い、信者でなくともこの国への滞在が可能になる。しかし住みにくいことは確かなので、多宗教の国に行ってはどうかと勧められた。
他の信仰を大罪と見なす一神教の国としては、誠意を見せてくれたほうだろう。
そうして冒険者となった彼だったが、ジョブもスキルも持っていない彼は、この世界においては子供以下の能力しか持っていなかった。
できるとすれば、薬草採取か溝掃除程度。一日働いても千円ちょっと相当になるかどうかでは、あっという間にホームレスだ。
頭を抱えながら、ひとまずその夜は宿で眠った彼のもとへと、ふいに現れたのは ――


クラスで異世界召喚された中で、一人信仰というか初恋を貫いた少年と、その他の面々の未来は。
さらっと中編で完結済。
異世界召喚ってそんなにいいものじゃないよ? 日本の生活のレベルって高いよ?? というアンチ系です。
個人的には、第三の道を選んだ7名のその後が気になりますね……
No.2179 (読書)


 昔懐かし
2020年09月27日(Sun) 
↓こちらの記事を拝見して、え? 今では珍しくなったの?? と思ってしまった、いわゆる昭和のお針箱。

■お針箱 | 花穏日和
 https://kanonbiyori.com/sewing-box/




私が子供の頃は、裁縫道具入れと言えばこのタイプだったと記憶しています。
……実際、今では取り回しがしやすくて中も見やすい、プラスチック製のケースなどを愛用している私が言うのもなんですが。それでももう、作成できる職人さんがお一人しか残っていないとか聞くと、なんだか寂しくなってしまいますねえ。
クロバーのべっ甲シャトルも、あの斑模様を描ける職人さんがいらっしゃらなくなって、単なる薄黄色になってしまったそうですし……

そんな訳で、収納の中をちょっと探してみました。



ああ、まだ残ってた(ため息)
子供の頃……確か小学校3〜4年生あたりに、誕生日プレゼントとして自分用の針とか糸とか飾りボタンなどをもらったんです。この裁縫箱に詰めて。



まあ、今では中身もほぼ空っぽ。全体の痛み具合からしても、あまり使っていなかったことはバレバレなんですが(苦笑)
……いやその、入ってた糸やボタンその他が、あまりにも子供向けのちゃちい&ファンシーなものばかりで、結局は母のちゃんとした道具を借りに行くほうが多かったんですよね^^;;<手前に残っているセットの糸とか、細すぎて一度も使わなかった
あと子供の身体でこの大きさは、正直持ち運びしにくかったww
っていうか、これ蓋部分がピンクッションになっていたと、いま初めて知る驚愕の事実……それで針山が入ってなかったのか(呆然)

それでもなんだか捨てるに捨てられず、この年になるまで持ち続けていた裁縫箱。
留め具がプラスチックだったり、蓋部分がなんちゃってパッチワークの上からビニールコーティングだったりと、いかにも子供向けの品ではありますが。
せっかくだから思い出のひとつとして、この先も保管しておくことにします(しんみり)
No.2180 (創作)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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