舞台「デルフィニア戦記」DVD
2019年08月12日(Mon)
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思い起こせば十ウン年前。 沖麻実也さんの表紙絵に心惹かれて手に取ったのが、ちょうど第4巻。第一部終了まで刊行されていた頃でしたっけ。
あの頃にはこの作品が、ここまで人気が出るとは思いもしませなんだ。 そんな「デルフィニア戦記」が舞台になったと知ったのは、一昨年のこと。 ゲネプロとかの動画を見たら、意外と雰囲気良い感じ? でもただでさえ出不精な私に、遠方で公演される舞台なんて見に行ける訳ない〜〜〜(><) と思っていたら、なんとDVD化されたと言うじゃないですか!
そんな訳で……
買っちゃったーー (。・ ω<)ゞてへぺろ 舞台自体は現在第三章「獅子王と妃将軍」まで公開されているようですが、DVD化されているのは今のところ第一章までのようですね。内容的にはまさに第4巻で、ウォルが玉座を奪還するところまででした。
動画配信もされているようです(※有料)。
■各種映像配信サービスにて、順次配信! | 舞台「デルフィニア戦記」公式サイト http://delfinia-stage.jp/news/
見てみた感想はというと「ああ、頑張ったなあ」ってところ。 よくぞまあ、あの内容を二時間にまとめたなっていうのと、衣装や小物がすごくそれっぽかったと思います。 横からチラ見していた母などは、例によって「こんなの〜〜」と延々文句言い続けてましたが、私は面白かったと思います。 ……ものすごーーーーくダイジェスト化されていて、合戦シーンはほとんどなし。リィが化け物レベルの身体能力を見せて、ウォルが真っ青になりながらも「恩人に顔向けできない真似はできん」と絆を深めていく下りとか、リィがドラ将軍やシャーミアン達にバルドウの娘として認められていく流れもざっくりカット。
正直、原作知らない人が見たらリィは単なる大人顔負けで、口の悪い女剣士としか思えないでしょうし、黒主とか影も形もなかったですけど(苦笑)
でもね、原作知ってる身としては、いろいろな名場面を三次元で形にして見せてくれた。それだけでお得な気分いっぱいです。 数箇所挟まる、ミュージカルな歌とか踊りはちょっと見てられませんでしたけどww でもまあとりあえず私は、ウォルとリィがちゃんとウォルとリィだったので、すべてが許せます(笑)<リィ役の女優さんはもともと原作ファンらしい リィの衣装がラベンダー色だとか、革紐でまとめてる金髪の具合とかもうたまらんです。年齢が第二部相当なのはまあ、しょうがないですし。
あとイヴンがチンピラ臭くて、台詞もほとんどなかったけど……でも登場シーンで「いよう! 国王陛下!!」って、笑顔で両手広げてハグして額合わせてくれた、もうそれだけで良い ( T ^ T )
そして回想シーンとか状況説明とかを、大道具の高低差や回転を使って自然に表現していくところとか、すごいと思いました。
あ、バルロの袋詰めもナイスでした★ ナシアスの華麗な剣技もちゃんと華麗だったしvv 片手でマント押さえながら斬り合うのめっちゃ格好良いvv
……フェルナン伯爵がお亡くなりになるシーンではマジ泣きした……俳優さんってすげえ……
唯一困ったところと言えば、音の大きな場面と小さな場面の差があり過ぎて、静かな台詞に合わせてボリューム調整してると、場面が変わった瞬間、大音量に耳をやられそうになることでしょうか(苦笑) ステレオ音声の問題かと思って、ステレオモノラル変換プラグ挟んでイヤホン使ってみても同じで。 これさえなければなあ(´・ω・`)
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No.1403
(映像)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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