穏やか貴族の休暇のすすめ。 5巻
2019年06月25日(Tue)
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読書記録:
「60:無いなら仕方ない」〜「70:二人は意外と気が合う」までを収録。 アインくん達が初踏破した謎解き迷宮の攻略から、アスタルニアへ出立するところまででした。巻末には、飛ばされていた「閑話:憲兵長の真面目な一日」と「閑話:十二の頃の間接的アレ」、そして書き下ろし短編として、陛下は覚えていない、リゼルと陛下の初邂逅時のエピソード。現時点でオネエになっちゃってる第一王子も登場してます。 ……最初カラー口絵の一番左に立ってるの、誰これ陛下のお兄様?? とか思っていたら、レイ子爵の御子息さんでした。うん、これはこれでなんか判るww そしてWEB版でだいぶ元の世界のことが判明してきてから改めて「十二の頃の〜」を読むと、いろいろ感慨深いですね。 しかし死神さん、けっこう普通に友人っぽいんですけど、これでもやっぱり対等じゃないのかあ。まあどちらかというとジルよりもイレヴンに近い感じがするから、根っこのところで明確な上下関係があるんですかね。 あと懐古の迷宮の憤怒フロアがちょい加筆修正されてました。これ台詞変えちゃったら、逆にどこの場面だったか判りにくくなったんじゃないかなあとか思いつつ、でも「弁えろ」は格好良い〜〜《o(>▽<)o》と悶えておりますww
なお、今回もイラストが素晴らしくvv 表紙の陛下(チラ見せ)はもとより、内部挿絵は「誓って」と「椅子(笑)」と双子の猫獣人お姉さんズ(メイド服&オッドアイ仕様)、Sランクの代理で用心棒(ダークスーツ姿)に、懐古の迷宮でのリゼルたん&パパ。城壁上での明暗美中年、魔鳥車を見送る年下組、そして元の世界の戦場での死神さんと、もうお腹いっぱいというか、どの挿絵も性癖を突いてくるチョイス(笑)
そしてスーツ姿の挿絵にどこか既視感を覚えたと思ったら、あれだ。 ジル=火村英生、リゼル=有栖だったww 特にジルのネクタイ緩めっぷりと黒手袋が、完全に火村さんだよこんちくしょう(笑)
次巻、アスタルニア編でのナハスさんと宿主さんと王弟殿下がどんなデザインになるかが楽しみです★
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No.1312
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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