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赤本ドイリーXIIは、いい加減に持ち歩くのが無理な大きさになってしまったので、モバイルタティング用に、さて次はどれに挑戦しようかな、と思ったのですよ。 ……しかしいま興味を惹かれて結び図を用意しているのは、どれも円形ドイリーで23cm(A4書類ケース横幅)オーバーになりそうなものばかり。進めれば同じ状態になるのは目に見えています(苦笑)
それもこれも、Janさんのデザインが魅力的すぎるのが問題なんやーーー《o(>△<)o》
理想は比較的単調かつ、密度にコントラストがあって、かつ持ち上げても一枚布の形を保ちつつ、糸始末の回数が少なくて済む、畳んで運搬OKなタイプ。 我ながら贅沢なことを……と考えていて、ふと思い出しました。
そう言えば、そもそも私が最初にJanさんの黒本を購入したのは、ネットで見かけて一目惚れしたデザインがあったからじゃなかったか?
そんな訳で……
さっそく試作を開始ですよ★ 珍しく居間のテレビが空いていたので、録画はしたけどDVDに焼く程ではない = 自室のパソコンで見られずにいた、フェルメールの絵画に関するドキュメンタリーなど眺めつつ、
できたー♪ Jan Stawasz さんの黒本こと「 Tatting Theory and Patterns 」掲載、「 Doily Set II 」より、基礎モチーフを1枚です。
これもね、見る人が見れば一目瞭然。 そう、マジックスクエア(魔方陣)化できそうなデザインなんですよww なので挑戦してみたくて黒本を購入したのですけれど、最初に結び図を見た時にはうまく解読できなくて、「うわあ……(汗)」って、そのまま放置していたんです。
しかしだいぶJanさんの結び図も見慣れてきた今ならば! と改めて見返してみたらば、 気分は「読める、読めるぞぉぉおおお!!(某大佐風)」(笑) 変形五つ葉の目数も、Janさんのデザインには意外と共通性があって、いま作成している赤本ドイリーXIIとも、さほど混乱せずにすみました。
書籍の指定糸はDMC(推定)の10番で、かなりもっちりみっちりした印象です。 しかし私はもうちょいレーシーな繊細さが欲しかったので、40番手でも細めのミルフローラ40(きなり)を使用してみました。
完成サイズは5.5cm角ちょい。 書籍の写真よりはだいぶすっきりした印象になったかと。
消費糸長は、ミルフローラ40で、
メインシャトル 両手×3.5 サブシャトル 両手×3強
前述の通り、いま作っているドイリーと微妙に目数が似ているので、最初に予想した長さほぼちょうどで終わってくれて、なんか嬉しかったです。
ただ……さすがは根強い人気を誇るJanさんのデザインというか。 実際に作ってみて、脳内でこれをマジックスクエア化したところを思い浮かべるとですね、 どう考えてみても、普通にモチーフ繋ぎしたほうが仕上がりが美しいんですよ(ため息)
モチーフの境目に現われてくる8弁花の出現数が減るという段階で、個人的な魅力が大幅ダウンしちゃうって…… ならばとモチーフの反転版を考えているのですが……う、う〜〜〜〜ん?? それに反転させて8弁花が多く出ると、それはそれで今度はスカスカすぎやしないかなあという気もするんですよねえ。 素直にモチーフ繋ぎで行くべきか(´・ω・`)
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No.838
(創作 >> タティングレース)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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