異世界にログインしたらヤンデレ暗殺者に執着された
2021年09月16日(Thr)
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読書記録: ■異世界にログインしたらヤンデレ暗殺者に執着された https://www.alphapolis.co.jp/novel/84296488/198498283
「異世界でのおれへの評価がおかしいんだが」の作者 秋山龍央さんの、R18なBL作品、完結済。 この方はほどほどの長さで話を、しかもハッピーエンドで終わらせてくれるのがありがたいです。 今回も、ちょっと鈍い系ぼんやりさんな主役の勘違い系。
VRの新ゲーム先行体験に当選したという知らせがきたので、本人は完全にゲームのつもりでプレイしていたら、実はそれは神様が画策したもので、主役は魂だけ異世界のアバターに移されている状態。NPCだと思っている周囲の人々も、実際にはその世界の生きた住人……なのだけれど、主役はどこまでも「最近のAIってすげー」「技術ってここまで進歩したのかー」と、全く気づかない。 戦闘時の痛覚は切られているし、死亡しても所有物や装備が一部ロストするだけ。ログインもログアウトも普通に自分の意志でできる、完全にゲーム仕様状態になっているので、それも無理ないことかと。 そしてたまたま出会った相手とパーティーを組んで、クエスト……と本人は思っている、封じられた神々の解放を始めるも、組んだその相手というのがタイトル通りのヤンデレ。 孤児あがりで闇ギルド所属の暗殺者。人を殺傷することに全く罪悪感を覚えないサイコパスなのに、何故か主役には興味を覚えて、ご機嫌な猫のようにまとわりつきながら「懐に入り込んで、油断したところでおれのものにしたいな」「殺す前にあの綺麗な目は、抉り出して手元においとこ」とか考えてます。 たまに挟まるサイコパス視点とのすれ違いっぷりが楽しいww
R18回は比較的少なめなるも、攻めがサドっ気あるので描写はがっつり要注意。 俺たちの本当の旅はここから始まる、的なラストなのも、苦手な方は注意かもです。
追記: 「異世界でのおれへの評価が〜〜」、書籍化してWEB分は全部レンタル化されたと思っていたら、番外編の連載が始まってます★ お読みの方は要チェックですぜ。
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No.2752
(読書)
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C.M.B.森羅博物館の事件目録 41巻
2021年09月02日(Thr)
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読書記録:
森羅と立樹は、当番制の雑用係こと今週の生活委員に任命された。その途端に起こる数々のトラブル。駆け回る彼らは、なんとか事態の収集を図るが、しかしこの忙しさには理由があって……「生活委員」 取り壊し寸前の、元華族の別荘。かつては死人や行方不明者が複数出たというそこに、いったいどんな秘密があったのか。その調査を依頼された森羅と立樹は、記録を残す作業をしていた建築業者達と共に館内を見て回っていた。そして地下の座敷牢を発見。ちょうど良いと高価な機材をそこへ片付けて泊まり込んだ業者らだったが、その晩、何者かによって機材のいくつかが盗まれた。しかも殴り倒された作業員の一人は、鍵がかかったままの座敷牢内で倒れており……「封印荘奇譚」 資産家である祖父が、怪しげな女に金を貢いでいる。浜栗家の人々は警察にそう訴えたが、犯罪性がないから介入はできないと言われたらしい。たまたま警察から出てきたところで彼らに出会い、事情を聞いた立樹は、その女性の後を追い、彼女が立川流という古い密教を信仰していると知る。即身成仏を目的とするその流派に傾倒したらしい老人は、やがて姿を消し、祠があった洞窟の中で死体となって発見された。外傷はなく死因も心臓発作であることから、警察は信仰ゆえの自殺だとみなすが……「浜栗家の人々」 マチュピチュを訪れた森羅と立樹。最近は観光客が増え、事故や遺跡の破損を防ぐため、入場制限が設けられていると言う。順番を待っていた彼らは、落石事故が起きたと聞いて駆けつける。被害にあったのは女性4人の観光客。そのリーダー格の一人アルマが、建物上から落下してきた石に頭を潰され死亡したのである。4人は写真投稿系SNSを通じた知り合いで、アルマは投稿するための写真を撮影しようとしていたらしい。ところが建物の上に登ってみると、落ちてきた石があった場所と落下地点の間を塞ぐように、障害物が存在していた。普通に転がったのではあの位置に石が落ちることはない。しかし事故当時、関係者はみな建物の下にいて……「石と写真」
いつの間にか最終45巻が出ていると知って、途中までしか買っていなかったものをポチッとな。 今回は短編ばかり4編を収録。 一話目は日常学園生活編。1巻での登場時には缶ジュースの開け方も知らなかった森羅が、生活委員をこなせるとは成長したものだと感慨深かったです。そして地味に、あとで行うと宣言された検査の結果が気になりました。森羅って、専門分野に関してはしっかりしてるんですよね(しみじみ) 二話目はとてもCMBらしいトリックで、こういうのが読みたいんだよ! と思いました。格子が互い違いになってるのは絵を見てすぐに気がついたけど、そう言うものかと思ってました。いやはや、ためになります。 三話目は、怪しげな女性の正体が意外でした。そして些細な単語の意味の違いから真相にたどり着く森羅は、やっぱり名探偵だなあと。 四話目は、インスタをモデルとしたらしいSNSが関わる事件。……ものすごく、身につまされる部分がありました。情報の取り扱いには、本当に気をつけなければ……
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No.2735
(読書)
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伝説級の推理小説に影響されまくる人々な話。『別名:悪魔の書』
2021年08月25日(Wed)
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読書記録: ■「伝説級の推理小説に影響されまくる人々な話。『別名:悪魔の書』」/「あかぶち」のシリーズ [pixiv] https://www.pixiv.net/novel/series/962999
名探偵コナン二次創作。完結済。 踏み台昇降運動のBGMとして見始めたアニメが、ようやくバーボンと沖矢さんの正体判明というあたりまで進んだので、ちょっと最初だけでもと手を付けたら、仕事中の休憩時間まで使ってほぼ一日で読了。 ……この作品こそが悪魔の書だったんやww
今度また、緋色シリーズとやらとかも見て、もっとFBI・公安組の設定知ったら、改めて読み返そうと思います。ラムと風見裕也ってキャラがまだ判らないんだよ(´・ω・`) 2018年に投稿されてるから、TVシリーズは898話、劇場版は『ゼロの執行人』まで見てれば大丈夫な、はず……
追記: 続編がある、だと……!?
■「続!!伝説級の推理小説に影響されまくる人々な話。『別名:悪魔の書』」/「あかぶち」のシリーズ [pixiv] https://www.pixiv.net/novel/series/1236706
しかも2020年1月で投稿が止まってる……そもそも読み始めるにはアニメ1000話あたりまで見ないといけないとなのに、続きが書かれてないなんて……っっ
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No.2711
(読書)
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家に住み着いている妖精に愚痴ったら、国が滅びました
2021年08月23日(Mon)
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読書記録: ■家に住み着いている妖精に愚痴ったら、国が滅びました 〜30話 https://www.alphapolis.co.jp/novel/595900631/835491191
まあ、タイトル通りのお話。連載中で、ザマアはまだ途中な模様。 妖精も神様も、けして慈悲深くて無限の愛情を注いでくれる善性の存在ではない。人間なんて気まぐれに構うだけよね、というのが昔話っぽいです。
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No.2706
(読書)
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逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件
2021年07月17日(Sat)
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読書記録: ■逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件 https://ncode.syosetu.com/n4309go/
婚約破棄から始まる短編。続編の連載あり。 破棄した側の理由が、人としてはすごく良いことだったのかもしれないけれど、この人に将来の国営を任せるのはちょっと不安だなあと思わなくもなく(苦笑)<主に短絡思考と無責任と情報不足 っていうか、これ間違われたのがこの主役じゃなかったら、冤罪どころかまったく関係のない人間が社会的に抹殺されてたんじゃね? と思うと、どうにも、うーーーん……
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No.2649
(読書)
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最狂公爵閣下のお気に入り
2021年07月10日(Sat)
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読書記録: ■最狂公爵閣下のお気に入り 〜第五十八話 https://www.alphapolis.co.jp/novel/73149723/449491726
「お姉さんなんだから、我慢しなさい」 両親からそう言い続けられて11年。伯爵令嬢のセレスティナは、一歳しか違わない妹ジーナばかりが可愛がられることに鬱屈した思いを抱いていた。いつもは妹のついででまとめてお茶を濁されてしまう誕生会も、祖母の口添えでやっと開いてもらえたと思えば、招待客からいただいた誕生プレゼントを妹が欲しいと言い出し、母がまたいつものように口にする。 「それはジーナにあげなさい。それくらい何ですか。そんな我が儘な子に育てた覚えはありませんよ」と。 一年に一度の特別な日、特別に贈られたものを、なぜ妹に譲らなければならないのか。 泣きそうになった彼女を救ってくれたのは、招待客の一人、シリウス・オルモード公爵だった。 「そのプレゼントは、ブランジット卿が彼女に与えたものだ。姉だから妹だから、という言い分はおかしいのでは? むしろそういった我が儘を押し通せば、ねだれば何でも思い通りになると思ってしまうぞ? 教育という意味なら逆効果だ」 長い白銀の髪をしモノクルをつけた公爵は、二十代前半ぐらいだろうか。端正な面差しと威風堂々としたその佇まいは、さながら裁きを下す天使のような趣をまとっている。 結果、泣きわめき始めた妹と母は会場から出され、セレスティナは初めて「妹が泣いたのに自分が咎められない」という経験をすることができた。 後に公爵が腕の良い魔工技師で、今回はたまたま祖母の義眼を調整するために屋敷を訪れ、そのついでに誕生会へ顔を出してくれたのだと知ったセレスティナは、己も魔工学に興味を持った。女が勉強するということに、家族も親戚もいい顔をしない。それでも図書館に通い詰めて一年。12歳の誕生日まであと数ヶ月という頃になって、セレスティナは図書館でオルモード公爵と再会した。 挨拶を交わすと、公爵はセレスティナが持っていた魔工学の本に興味を示す。 「……これの内容を理解出来る?」と、いくつか質問をされたので張り切って答えていると、公爵はセレスティナをテストしたいと言い出した。 「魔力量と知能、それと、そう……君が今まで学んだ魔工学に関するテストだ。君のご両親に話を通しておく。近日中に必ず行くので、心しておくように」 戸惑いながらも、公爵様が自分の屋敷を訪れてくれると知り、セレスティナは心を躍らせる。 その時の彼女はまだ、かの公爵が最狂公爵の異名を持つ周囲から恐れられる存在であることも、かつてドラゴンと結婚し半竜の子供達を持つ、バツイチの身内馬鹿であることも知らず ――
家族に虐げられていた子供が、才能を見いだされて有力者に引き取られて、そのまま年の差溺愛まっしぐら系。連載中。 「骸骨殿下の婚約者」と同じ作者さんのお話です。 主役の父は劣等感こじらせた毒親、母は自覚なしの愚か者、妹はサイコパス、みたいな感じでしょうか。 そしてシリウスさんは、ドラゴンの王をもしばき回せる膨大な魔力を持ち、いくつもの斬新な魔道具を開発しているリアルチート。ただ性格はかなり破綻していて、身内や友人以外には一切容赦がありません。そして身内でも恋敵になるとあれば、ためらいなく排除にかかる、そんな人ww 本文内でも他キャラに突っ込まれていますが、場面場面で紳士から狂人にまで性格が変わりまくってます^^;; でも身内には優しいんですよ(大事なことなので2度ry ただまあ……あれだ。主役は現地主人公なので、正真正銘の12歳。そして公爵様は膨大な魔力のおかげでちょっと老化が遅いようですけど、実年齢は31歳。主役とほぼ同い年の子供がいるバツイチ。 やはり本文内で突っ込まれてますが、幼女趣味注意ですね(苦笑) いちおう公爵様は、最初告白したセレスティナに対して「きみは子供だ。その気持ちはいずれ変わるものだ」とか大人の対応してましたけど、自分の思いを自覚してからはがっちり囲い込みモード。 「成人するまで手出しなんかするか!」「束縛したいけれど、彼女の可能性を潰すのは本意ではないから、籠の鳥にはしない」といった感じでまだ理性は残していますが、セレスティナを傷つける……どころか、名前で呼んだり営業スマイル向ける店員さんにまで嫉妬ムーブばりばりですww あとは……たぶんこれ、のちのち浮気して出ていった前妻が押しかけてきそうな気配が。種族(ドラゴン)的感性の差というか、長命種故に精神はまだ幼かった結果の身勝手さですれ違った前妻なので、なんかややこしいことになりそうな予感がひしひしと。 ……まあ、セレスティナの公爵様最優先スキルもなんだかんだでけっこう大概なので、大丈夫かな(苦笑)
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No.2640
(読書)
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ナンバーワンキャバ嬢、江戸時代の花魁と体が入れ替わったので、江戸でもナンバーワンを目指してみる〜歴女で元ヤンは無敵です〜
2021年07月01日(Thr)
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読書記録: ■ナンバーワンキャバ嬢、江戸時代の花魁と体が入れ替わったので、江戸でもナンバーワンを目指してみる〜歴女で元ヤンは無敵です〜 第110話 髪結異聞録 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889208141
書籍化、コミカライズ済、ダイジェスト化なし。 タイトル通り、江戸時代の花魁に憑依……ではなくそっくりな外見と同じ源氏名(山吹)を持つ人と身体ごと入れ替わったっぽいので、そのまま遊女として成り上がってやるぜ! と意気揚々系。 元ヤンの物理特化(得物は特殊警棒)でありながら、いい大学を主席で卒業してのけるという離れ業をかましつつも、家庭環境がアレ(父が抗争で死亡した下っ端ヤクザ。母親は女手一つで良い大学まで入れてくれたけど過労で早逝)だったためにまともな会社には就職できず。開き直ってキャバ嬢になり、将来は推し達の研究者になってやるわ! と金と人脈を溜め込んでいたオタク系歴女という、普通の主人公の三倍ぐらいの濃さをもつ主人公です(笑) あ、元の花魁がどうなったのかはまだ語られてません。コメントお返事によれば、「それはまだシークレットです。今後、伏線ぽいものも語られるかもしれませんが…ひとまずは物語を見守って下さい。」とのことで、楽しみにしておきたいところ。
なお主役は歴女なので推し=武将や大名達ww 歴女が悲しいのは推しがみんな死んでることなのに、彼らやその子孫達に会えるかもなんて、どんなご褒美!? とか、サムライキターー、エモい! といった感じで、ノリッノリに吉原ライフを謳歌。 推し(戦国大名とか)の直筆を読みたいがために、崩し字などを勉強しまくっていた過去があるので、普通に手紙の読み書きとかできるし。芸事も歴女なので嗜んでいた結果、普通に一流花魁をこなせているのがすごいです。ありんす言葉も完璧だし、キャバ嬢としてもトップを張っていただけあって、客あしらいや女の争いなんてお手の物。暴れる困った客も(物理で)やりこめるZE★
……ただまあ……本文では描写がないし、筋の良いお客様ばかりだと書かれてはいますが……でもこれ、どう考えても床入りはしてますよね……? そこはさすがにないと無理があるもん。
毎回、話の終わりに専門用語とか、過去に登場したエピソードの解説が入っています。 これをうざいと取るかありがたいと取るかは人それぞれでしょうね。私はけっこう助かります。 あと主役の一人称な文体だけれど、脳内は現代語・台詞はありんす言葉なので、読み上げアプリでも判りやすいのがありがたく。一部の用語を単語登録すれば、充分聞き取ることができました。 ……すでに登録単語が2000を越えているのは見ない方向で……(遠い目)
コミカライズの方も、絵がきれいかつ内容がそこそこ忠実でおすすめです。
■江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる- 無料コミック ComicWalker https://comic-walker.com/contents/detail/ KDCW_FL00202159010000_68/
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No.2629
(読書)
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男女あべこべの男が希少な世界で人物鑑定スキルと容姿を武器に芸能界のトップを目指す
2021年06月23日(Wed)
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読書記録: ■男女あべこべの男が希少な世界で人物鑑定スキルと容姿を武器に芸能界のトップを目指す 〜第17話 https://ncode.syosetu.com/n8544gq/
ブラック企業勤めの25歳サラリーマンが、神様のあれこれで現代によく似ているけれど男女比が1:50という異世界の美少年(15歳)に成り代わっちゃうという、男女の価値観が逆転した世界への憑依トリップ系。 男性は、生きてるだけで政府から特別手当が出るレベルで希少。なので普通に働いてる人はほとんどいないし、甘やかされてるから横暴な人間が多い中で、現代の感覚で行動する主人公は……的な? あと本人の自覚ないだけで、歌やらダンスやらの才能まで付加されていてるようで、清々しいまでにオレ無双です(苦笑) 勘違い要素やらラッキースケベやら、総愛されに難聴鈍感やらいろいろあるので、読む人は選ぶ、かも?
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No.2615
(読書)
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C.M.B.森羅博物館の事件目録 40巻
2021年06月07日(Mon)
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読書記録:
カンボジアの密林にある、崩れかけたシヴァ神殿。供物とともに病気の子供を一人で寝かせておいたら、一晩で治ったという奇跡が話題となった。学者達は新たな抗生物質が見つかるかもしれないと、崩れた地下空間に入るべく爆破作業を計画。調査団の一員だった森羅と立樹は、それに反対するが……「奇跡の神殿」 一度も殺しを成功させたことがない、マヌケな殺し屋。相手を脅すためにと期限3日、成功報酬200万、失敗報酬3万円で雇われた彼は、密輸業者のボスの部屋へと何度も襲撃をかけては追い払われる。しかし最後の襲撃で標的の部屋にまで到達した彼と護衛が目にしたのは、密室内で刺されているボスの姿で……「五月蠅い殺し屋」 立樹と森羅がリオから帰る飛行機の中で出会ったのは、手に怪我をした大手会社勤務の青年だった。話を聞くと、政治家との取引に使う大事なデータを運搬する出張中に、強盗に襲われたのだという。そして助けてくれた現地の少女と親交を深めるも、今度はその少女ごと同じ強盗に誘拐されてしまった。再度少女が身を張って救ってくれたものの、もう一度会って礼をしたいと告げる彼に、彼女は『イパネマの魚を探して』という言葉を残して姿を消した。必ず彼女を探し出すと決意する青年だったが、森羅の出した結論は……「イパネマの娘」 マルタ共和国に住む森羅の友人ランドは、資産家の大富豪だった。しかし遊びや浮気を繰り返したせいで家族に愛想を尽かされ、今ではどこか無気力に暮らしていた。趣味はボトルシップを作るぐらいだったが、そんな姿は親しい相手にしか見せられないと自嘲する。彼の元を辞した森羅と立樹を、数日後ユーロポールの刑事ビアが訊ねてきた。ランドが森羅達と会った翌日、オフィスで殺されたのだという。その毎週金曜日の午後を、彼は『宝探し』と呼び、紹介状がなかろうが新人だろうが、どんな相手とも面会し投資話に耳を傾けていた。そして気に入れば大金をポンと出す。故に事件の会った日も盛況で、顔なじみのベテランから犯罪者上がりのペテン師まで、様々なバンカー達が詰めかけていて……「ボトルシップ」
今回も4編を収録。一話目が一番、CMBらしい話でしたかね。博物学が絡む、こういう話が好きです。 二話目は鯨崎刑事が相談に来るパターンで、ちょっと森羅と立樹の影が薄かった。犯人はけっこう意外でしたけど(笑) 三話目は加藤さん節炸裂の、心の闇とか無自覚な傲慢さとかが滲み出る感じ。 四話目はロジカルに攻める密室とアリバイ崩しでした。
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No.2593
(読書)
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辺境の貧乏伯爵に嫁ぐことになったので領地改革に励みます
2021年04月17日(Sat)
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読書記録: ■辺境の貧乏伯爵に嫁ぐことになったので領地改革に励みます https://www.alphapolis.co.jp/novel/678942574/610464445
従姉妹に第二王子である婚約者を寝取られ冤罪を着せられた公爵令嬢が、別の公爵家を勘当された馬鹿息子(捨扶持として貧乏伯爵領をもらっている)に嫁がされる系。完結済。 馬鹿息子さんは実際には趣味に生きてる人で、周囲から理解を得られてなかったけれど、引きこもっている領地ではそれなりに成果を上げてました。あと超イケメンかつ、どうしようもないほど酷かった領地を、けっこう酷いレベルにまではなんとかしていたので、領民からの人気は高かったと言う。 そこへ元王族の婚約者として努力を重ねてきたハイスペック令嬢が嫁がされた訳で、人気と有能さが合わさった結果、いい感じになっています。 ザマアはほどほど? 社会的に抹殺されてはいますけど、今後次第ではそれなり? ある意味では第二王子が、一番振り回された被害者だったのかもとは思わなくもなく。 あと父公爵達の暗躍がちょっと面白かったです。
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No.2518
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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