ロングチェインはやはり難関
2018年05月14日(Mon)
Lucky Clover の二段目、なんとか終りが見えてきました。
二段目の直径は既にA4短辺を超えているので、これ以上進んだらもう辞書アイロン用のクリアフォルダに収まりきらなくなります。円形のドイリーって、こういうとき地味にかさばりますよね(苦笑) そして波打ちがちだというチェインは、最初からかなり減らし気味で開始していたのですが。 2セット結ったところでこれは無理だと、3セット目からさらに目数を減らしました。それでもまだ微妙に収まりが(−ー;) ……いっそ糸切って最初からやり直そうかとも思ったんですけど、それやり始めるといつまでも終わらないので……とにかくまずは完成を目指そうかと。 どうしても気に入らなければ、これは試作と割り切って、もう一枚一段目から作れば良いんですし。それを踏まえて、今は自分の手癖に合わせた目数を割り出すのに傾注しましょう。あと必要糸長。 それにしてもこれは、使う糸を選びそうなデザインですわ……指定糸はDMCのNo.30なので、太さ的には国産#40でちょうどぐらい? なのでしょうけれど。とにかくロングチェインがヨレまくるし、繋ぎ目少ないせいか強度がかなり弱めなので、柔らかい糸はアウトなんじゃないかと。 せっかく飾りピコ皆無なデザインだから、中途半端に残っている Le Cotton(糸割れしやすい) とか、あるいは上品なデザインが映えそうな Aroma Lace のラベンダー(色艶が素敵)とか、使ってみたいんですけど。 個人的に、大胆な空間のある、密度にコントラストのあるデザインが好き。けれどそれと同時に、持ち上げた時でも布の状態を保ってくれる強度もないとと思っているため、なかなか「これは!」というレシピに出会えないんですよねえ……(´・ω・`) ところで最近、気がつけば右手親指の痛みがかなり収まってきていたのですよ。 うっかり目一杯指を広げたり大きめのものを鷲掴みにして、「そうだったーーッッ(T△T)」って悶絶することもなくなりましたし、親指を内側に入れて拳を作ることもできるようになってました。力入れて握るとまだ痛いですけど。 シャトルの動かし方に慣れたか、もしかしたら多用するようになった大シャトルの方が手に合っていたのかなあ。ともあれ良かった良かった、と胸を撫で下ろしていたのですが。 ……ここ数日、朝起きた時など、左手小指に引っかかる感触が(汗) うわまたバネ指の兆候っすか!?<腱鞘炎の第一歩 ぐるんぐるんな「渦潮」がひたすらチェイン続きで、巻糸を固定するのにずっと左手小指に力入れながら曲げっぱなしだったからなあ…… とりあえずダイソーで指用サポーターを買ってきてみましたが……「渦潮」も終わったことだし、これ以上悪化しないことを祈りたいです(−ー;) そして夕食後にコタツで寝落ちしてました。 お前んちまだコタツ出てるんかいという突っ込みはさておき。 なんとかブログだけは更新しようと、昨日のうちに下書きしていたこの記事を仕上げてます。 眠れるのは良いことですが、明日病院に行くのが億劫で億劫で……ううう……
No.358
(創作 >> タティングレース)
このところ新しい書籍やレシピを購入したり、オリジナルモチーフの試作をしてみたり、手だけつけて中途半端な状態で放置したり、それでもなお新しく始めたいデザインが一杯で。 とりあえずシャトルの数を増やしはしたものの、やっぱり作りかけが増えていくの良くないと、まずはひとつでも減らすことに。 そんなこんなで……
まずは以前にも作成したことがある「渦潮」、ダイソー・ネイビー版から。 生田光子さんの「続・タッチングレースとビーズタッチング〈応用篇〉」に掲載されているモチーフです。 1段目〜2段目へ上がる際にスプリットリングを使用する他は、特にこれと行って特別な技術は使われていません。一度も糸を切らず、ぐるぐる螺旋状にひたすら進むチェインの目数を変化させるだけで、見事な渦巻きを生み出している面白いデザイン。 一枚だけでも充分面白楽しいのですが、こうして複数枚(今回は7枚)繋ぐと、モチーフ同士の間に流線型が現れてくるのが楽しくて、ついどんどん大きく繋げていきたくなってしまいますww
……実はあちこちで目数を間違えていたり、モチーフの境目でロングチェインがたるみ気味になってしまったりと、多少の悔いは残りつつも、なんだかんだで楽しく作っていけました★ そのうちいずれ、また違う糸で試してみちゃうかもしれませんvv
ダイソー#40の7枚繋ぎで、短径22cm・長径23cmといったところ。 ネイビーで作成すると、なんだか藍染っぽいと言うか、和の雰囲気的なものが感じられました(笑) 必要糸長: メインシャトル 両手×2.5・サブシャトル 両手×1〜2+糸玉 サブシャトルはスプリットリングひとつ作るためだけに使用するので、そこさえ通り過ぎてしまえば、さっさと糸玉に繋ぎ変える方が、個人的には楽でした。どうせサブシャトルをMAX巻きにしても、確実に途中で足りなくなって繋がざるをえませんから。それなら巻く量を減らしたほうが手間は少ないですしね。 両手×2(およそ2.5m)ぐらい巻いておくと、7目ほどの長めチェインで糸始末できて、目立ちにくい感じだったかと。 あ、それと今回は中心部分に、「タティングレースのブレスレット&ピアス70」で紹介されていた、歪みを抑えて丸いシルエットを作る技法を採用しています。 効果があったかどうかは謎ですが、まあそのあたりは自己満足で(苦笑) じゃあまあ次は、と。
週末のうちに、モバイルタティングには厳しそうな、ラッキーなクローバーさんを進めてみるとしますかね。 こちらの二段目も波打ちが激しいという話をあちこちで拝見するので、初っ端から一段目と同じぐらいの法則で目数を調整してみています。 うまく行ってくれると良いなあ……
No.354
(創作 >> タティングレース)
一ヶ月以上先の誕生日にかこつけて、ついにシシカスさんデビューしてしまったワタクシ。 月曜日にポチッとしたものが、早くも届いてくれたのですよ!
本命だった、たっしーさんデザインの蓮のドイリーと、その必要糸であるコルドネ80番<いちおうまだたっぷり残っている玉を持ってはいますが、惜しみなく使うためには余裕がないとね★ で、方々で話を聞く、リングとチェインの表裏を合わせる結い方「Jan’sメソッド」の生みの親、Jan Stawasz 氏の通称黒本こと「 Tatting Theory and Patterns 」。 そしてもう一冊、真ん中の水色のものは、スプリットチェインやSSSRの技術を生み出したという、Dora Young さんの「 All New Knotless Tatting Designs 」です。 この三冊目は、現在再挑戦中の「渦潮」と同じ系統のぐるぐるモチーフ、しかも丸いタイプと四角いタイプが掲載されていると言うので、どうしてもどうしてもレシピを見てみたくなったのですよ。 ■Tatting and not a lot else!: Page 15 done and dusted https://janeeborall.blogspot.jp/2016/11/ page-15-done-and-dusted.html ■Snapdragon Lace ≫ Dora Young http://www.snapdragonlace.com/?p=1734 それぞれ、↑こんなのらしく。 何がどうなっているのか、完成写真を見ただけではさっぱり判らない。 しかもこの本、かなり古いせいか、アマゾンでも楽天でもさっぱりヒットしてくれません。それを、シシカスさんで蓮のドイリー購入時に送料・代引手数料を無料にするべく何か良いものはないかとチェックしていたその時に、復刻版を見つけた日にはもう!! ■All New Knotless Tatting Designs - あとりえシシカス http://shishicass.ocnk.net/product/2373 で、もって。 正直、実物を見た時には、え、薄い……? とか思ったのですよ。 紙質こそ上質なものでしたが、ホチキスで中綴じ製本された、わずか31ページの代物です。 これで四千円オーバーとか、マジか……と、ちょっと落胆しつつめくってみたならば。
お?
おおおお!? まだざっとめくってみただけなのですが、写真を眺めるだけで心が浮き立ってきました。 ぶっちゃけ今まで買ったタティング書籍の中で、一番「作ってみてえ!」と思う作品が多いかもしれなかったですww ってか、なんだよこの左上のぐるぐるは……右上の星と四角と丸が入り混じってるやつと言い、いったいどこで何枚繋いでんだ(呆然) 左下なんてまるでパイナップル編みみたいだし、右下もかぎ針編みにしか見えませんよ…… ああもうこんなん、挑戦したくなるに決まってるやないかーーーーーっっっ《o(><)o》 どうも全体的にシャトル+糸玉で、チェインを多用したドイリーや、モチーフ繋ぎ系が多いようです。 販売ページには「ドイリー・エジング等 21パターン」とありますが、エジングは最後に2種類載っているだけ。 あと「白黒」の記述も、確かに復刻部分であるレシピは全て白黒ですが、前半部分の参考作品? やアンティークシャトルのコレクション? 部分などは、フルカラー写真になっていました。 レシピ部分が読み解けるかどうかはまだ判りませんが、とりあえずテンションは上がりましたよーーww まずは速攻で防護用のクリアカバーをかけました(笑) ……ある意味、ホチキス平綴じ製本のほうが、コピー機やスキャナにかける時も本を傷める心配がないですよね<急に好意的になる うふふふふ、買って良かったですわぁvv とりあえず、蓮のドイリーのバックアップを兼ねたスキャニングと、こちらの書籍に気を取られて、Janさんの黒本はまだほとんど中を見られていません(苦笑) しかしシシカスさんを見たら、また品切れで予約受付中になってるあたり、このタイミングで買ってこちらも正解だったかと★ ■Tatting Theory and Patterns - あとりえシシカス http://shishicass.ocnk.net/product/1697 Le Cotton でパッチワークは、メインシャトルの方も二度目の糸継ぎまで来ました。
2個目のメインシャトルは目一杯の両手×20巻いていたので、合計両手×35で全体の8分の5.5強結えた計算ですね。 で、残りは8分の2.5弱。 ……これって最初に両手×15で結った量 とほぼ同じ。 じゃあまあ、ちょっと余裕を見て、両手×16も巻いておけば足りますか。 ……けっこう残りそうですけれど、ギリギリを巻いてまた苦労する、同じ轍は踏まぬってことで(苦笑) 今日は久しぶりにぐっと冷え込んで、出勤も退勤もカーディガンではかなり厳しかったです(−ー;) 今夜は暖かくしてさっさと寝よう……
No.347
(創作 >> タティングレース)
もっぱら持ち歩き用なので、GW中はめっきり止まっていた、Le Cotton で結っているパッチワークさん4×4バージョン。 サブシャトル側も最初の糸継ぎに入りました。
え……最初、だよね? 過去ログを確認してみましたが、確かに最初なようです。 両手×15で、全体の8分の5.25弱も行くとは思ってなかったので、ちょっとびっくりしました<メインシャトルは8分の2.5で一回繋いでいるうえ、もう一度の糸継ぎは確実 ええと、8分の1結うのに15÷5.25で、両手×2.86。残りは8分の2.75だから、ちょい余裕を見て両手×8.5ぐらいあれば充分ですかねえ? Le Cotton でその長さであれば、ノーマルシャトルでなんとか巻けそう。 とりあえず糸を繋いで処理して、また外へ持ち出せるようにしなければ…… そしてWEB公開されているシュールな不死者マンガ「しをちゃんとぼく」がついに最終回に。 ■しをちゃんとぼく - T長 | となりのヤングジャンプ https://tonarinoyj.jp/episode/13932016480028985755 ……なぜだろう、目から汗が…… 最終話を読んだあとで改めて第一話の「わたしは自分がなぜ不死となったかもう思い出せないが ―― 」から続く台詞を読むと、うぁぁぁああああっっって……この段階でこう言っていたしをちゃんが、最終話でする選択……それはこの世界が本当にどこまでも優しくって、その中でも特にこの品津市でぼくくんやちかもとさんや名義の者さん達と暮らした日々が、本当に幸せなものだったからなんじゃないかって思うともう ・゜・(ノД`)・゜・ 69話でのしをちゃんが、ぼくくんが死んだかもと思って動揺しまくっているのがちょっと新鮮で、本当にぼくくんとの別れの時が来たらどうなるんだろうと、心配していたので…… 70話の「二度とこない、でもかけがえのない日常は続く」みたいな感じで終わるのも良いなあと思っていましたが、こんな最終話も心にしみました……
No.342
(創作 >> タティングレース)
レシピが発売されてる!!
2018年05月07日(Mon)
待ちに待っていた素敵ドイリーのレシピが、ついに発売開始されたようです!! ■ハスのパターン発売しました - tatting lace, Marmelo https://tat-marmelo.blogspot.jp/2018/05/ lotus-pattern-is-available.html 細糸の上にラージリングとロングチェイン、そしてダブルピコに変則スプリットリングと難易度かなり高そうなんですが……でもこれめっちゃ素敵なんですよぅぅぅううう《o(><)o》 完成写真……いや部分部分のモチーフを公開されていた時から、もう心惹かれてならんのです。 ちょっと敷居が高い Etsy だけじゃなく、国内サイトのシシカスさんでもお取り扱いしているとのことで……これはもう、ついにシシカスさんデビューするしか……っっっ<紙レシピが届いたら、速攻でスキャニング&PDF化して、原本はそのまま保管しておく所存 五千円で送料無料、一万円で代引手数料も無料……使用糸とあの本とこの本を足せば……かなり早いけど、自分への誕生プレゼントってことで……(ぶつぶつ)
No.338
(創作 >> タティングレース)
いざロングチェインへ
2018年05月05日(Sat)
よっしゃまずは父が起きてくる前に、昨夜の執事西園寺〜四話目を見るぞ……って意気揚々と録画を再生したら、は? ってなった、朝の一番<なんか卓球が録画されてた え、新聞には普通に載ってたよね? とテレビの放送予定を確認したら、来週の放送予定は5話と表示されていますし。 え、あれ、録画しそこねた!? 焦りつつ公式サイトを見に行ったら、実際は放送延期で、来週に四話を放送するという告知が出ていました。 いやはやまったく、心臓に悪いッスよ……珍しくこの私がリアルタイム視聴(その週のうちに見るならリアルタイムだと言い切る)しようとしてるってのに…… で、じゃあとりあえず止まってるパッチワークなマジックスクエアでも進めながら、溜まってる未読オンラインテキストを読み上げアプリで聴くかな……とか思いつつ、気がつけば……
え、えへ? いやうん、本番開始前にまずは糸の長さ計測と、目数調整が必要かどうかの確認を、とか思ってですねww ……だってーーー、こんな魅力的な餌 《 レシピ 》 を目の前にぶら下げられちゃったら、ねえ? P80〜81に掲載されている「 Lucky Clover 」というドイリーの、まずは最初の中心部分です。 うん、これのレシピが欲しいためだけに、私はこの本を買ったんですvv なおこの洋書はかなり質のアレなペーパーバックで、コピー機やスキャナにかけたら確実に折れ跡つくか、下手すりゃ背割れしそうな上に、写真も真っ黒になるだろうと思ったので、スマホで目数が掲載されているページを高画質撮影。画像加工アプリで色調補正かけまくった上で拡大印刷し、完成見本はネット上にある先達様方のあれこれを参考にさせていただいています。 いやはや、先達の皆様方には、本当にお世話になりますです(−人−)ナムナム そしてページを開いておく重石も不要なら書き込みもし放題なので、レシピはこうして別紙にプリントして、クリップボードで立てかけておくのが、個人的には一番やりやすいと思っている私でした。
No.334
(創作 >> タティングレース)
うっかり昨日ポチったものが、早くも本日届きました。
先日徹夜テンションの勢いで楽天注文したら、三週間待ったあげくに「調達できませんでした」って自動キャンセルされたアレです。 ……割と後悔もしていたので、キャンセルされてもさほどショックではなかったんですが。 例によってネット上をうろうろしていたら、アマゾン出品の新品で送料込1200円を切るものが在庫ありになっててですね……あと差し当たって使う予定のないポイントもあったりとかした訳ですよ。 ただまあ……なんというか。 レビューにもありますが、印刷の質はかなり微妙です(苦笑) ぶっちゃけどう見ても同人誌 《 うすくてたかいほん 》 ww 特に写真はかなり画質が悪いので、これをさらにコピーするのは厳しいかもですね……紙も薄いから裏写りしてるし。でもしょせん同人誌だと割り切れば、妥当な値段と質でしょう。 なお作品写真の、作品自体のクオリティも、正直「え?」って感じだったりしなくもなく<ロングチェインとかよじれまくり とかまあ、いきなりいろいろ言いまくっていますが、いろいろな作品やパターンが載っているので、内容は実に興味深いです。 ……ってかぶっちゃけ、この本を選んだのはとある好みのドイリーが載っているからで、その他の作品はおまけ気分で楽しく眺めていたり。 ふふふふふ……作りたいものがいっぱいで、手が追いつかないぜ…… そして昨日作成していたモチーフは、とりあえずこんな感じに。
中央の空間はもうそのままにすることにしました。 うまく『裏返せ』ば、この空間もまた良いアクセントになるかもですし。
一辺の長さは6cm未満と言ったところ。 うん、やっぱりPuPuの薄い色は、結び目が綺麗に見えますねえ。 リングを重ねる部分も、だいぶ引き締め方のコツを掴んできました。どっちかと言うと、CWJの方が手間取る感…… ってかこのデザイン、もっと細糸使って小さく作って、内部にドロップビーズやチャームをぶら下げたら、ペンダントトップとかにも出来る、かも? もしくは逆に太目の糸で作って四角い布の土台に縫い付けたら、真ん中の空間にコップを置けるコースターに、とかも面白いかなあなんて考えを巡らせてみたり。 なお本当は、オパールグリーンかフラックスを使いたかったんですけど、そちらは残量がいささか心許ないので、試作段階ではエクリュベージュを採用しました。 ……え、今セール中? いやいや買い足さないよ? 買い足さないんだったら! とりあえず基礎モチーフその1の必要糸長(国産#40・PuPu時) メインシャトル 両手×4.25 サブシャトル 両手×2.25 ダブルピコ部分のピコゲージは1cmを使用してます。 イメージ的には白雪姫の「鏡よ鏡……」の魔法の鏡が一番しっくり来るんですけど、魔法の鏡の魔方陣ってなんかくどいですよね(苦笑) なら妖精の女王が持ってる鏡〜〜とか思って、とりあえず植物っぽい色を選択したものの、さてなんと呼び名を付けたものか……
No.332
(創作 >> タティングレース)
プロフィール
神崎 真 (かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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