ハッピータティングレースの YuiYui 様のところで、左手の糸のかけ方について記事があったので、私もちょっと便乗をば。 ■ダブルステッチの間に隙間ができる(T-T) 綺麗に締められない原因は糸の持ち方かも? | ハッピー タティングレース http://www.yuitatting.com/2019/01/29/256/ 日本では一般的な、左手の中指を立てて人差し指で糸をつまむ、YuiYui 様風に言えば「数字の6持ち」。 それは間違いだと言われがちな、人差し指を立てて中指で糸をつまむ、「キツネ持ち」。 実は私も、最初に始めた頃はうっかり人差し指を立てては、いやいや違う、中指中指……とやり直していました。 既にかぎ針編みや棒針編みをされている方は特に、糸を引く=人差し指というのが身に染み付いているのではないでしょうか。 で、YuiYui 様のところで書かれている、「昭和40年代当時には、クロッシェ編みの持ち方が主流だったと言われた」というエピソード。 「それがホントの話だったなら、時代によって変わってきてる可能性もあるのかなぁ〜と思いました」との文章を拝見して、以前私が入手した古本 を思い出したのです。 それは昭和30年3月1日に発行された、「基礎から応用まで 手芸一切の独習書」という、婦人雑誌の付録です。 昭和30年といえば、1955年。今から64年前に刊行されたものです。 その書籍では、タティングレースを「タッチング」と表記し、シャトルのことも「タッチングシャツター」と書かれています。 そして、ダブルステッチの作り方の解説はと言うと……
はい、人差し指を立てています。 しかもこのスケッチ、よくよく見ると、前の半目を作る時に手首を回さず中指と薬指で糸を持ち上げていたり、糸を引くときも右手の中指と薬指で押さえて微調整していたりと、そこそこ慣れた人の手付きをしっかり観察して描いたものではないか……とか思えるのですよ。 それでいて左手は「キツネ持ち」。 つまりこの書籍は、昭和30年当時に ―― 主流かどうかはともかくとして ―― 人差し指を立てる糸のかけ方をしていて、かつそれなりの技術を備えたタッターさんが存在していたことを示す、ひとつの資料になるのではないかな、と。 なお私は、糸のかけ方についてあまりこだわりを持っていませんww 一応中指を立ててはいますが、チェイン作成時の糸の保持とか、お教室とかだときっとダメ出しされるだろう持ち方してますし。 YuiYui 様も仰っていますが、人に指導する立場ならばともかく趣味でやるのであれば、メリットとデメリットを秤にかけた上で、自分が楽しくやれる方法を選べばいいと思います。 指の長さとか太さとかは個人個人で異なる訳ですし、人それぞれ、やりやすいやり方ってのはあると思うのですよ。 海外動画とかを拝見していると、右手のシャトルの持ち方、動かし方などまでまったく見慣れない……でもすごい技術をお持ちでスピードも早い方など、多々いらっしゃったりしますし。 それこそ棒針編みのアメリカ式とフランス式みたいに、どちらが正しいとかいう問題ではなく、地域や時代や個人の相性によって、いろんなやり方があるんだろうなあと。そう思っている次第なのでした。 そんなことを考えつつ、蔓草模様のモチーフは、魔方陣化に向けて試行錯誤中。
中途半端に残った Aroma Lace のブラックペッパーで、中央のモチーフ移動部分だけを作ってみています。 残り糸、だいぶ消費できてきたかな……?<目的が違うww あと、ふと思いついたことも試してみていたりとか。
一応、こんな感じなのですが。 こちらについては、また別の記事にて……
No.1001
(創作 >> タティングレース)
ふかふかと柔らかい手触りにマットな質感、結いやすいなめらかな手触りでかつ目が揃いやすく、そしてちょっと和の雰囲気をも感じさせる落ち着いた色調展開が非常に私好みな、毛糸ZAKKAストアーズさんのPuPu。 つい先日、めでたく新色が追加されまして、しかも早々にお試しセールで半額になっていたのですよ! これはもう、行くしかないだろうってことでww
新しい色全部(しかもグレイッシュブルーは2玉)、さっそくポチッと行っちゃいました♪え、在庫の山はって? 今さら今さらww
今回追加されたのは4色。 左上から、ライトグレージュ(かなり明るい灰色)、ペールラベンダー(落ち着いた薄紫)、グレイッシュブルー(気持ち青みががった灰色)、アクアブルー(暗めの水色)。 これまでの傾向から予想していた通り、モニターで見る色合いよりも、実物はどれもだいぶ落ち着いた、くすんだ系の色調でした。むしろそちらを期待していたので、私としては何ら問題ナッシング★ そして今回の新色は、寒色系の淡めトーンが取り揃っていて、個人的には非常に嬉しい限りvv 特にグレイ系はすでに廃盤になっていたので、新たに復活してくれたのを見て、モニターの前で小躍りしていたぐらい(笑) これで手持ちのクールグレイ(廃盤でもう買い足しができない)を、安心して消費していけます〜〜 なお、現在手元にある、同程度の太さのグレイ系を比較してみると……
写真では判りにくいんですけど、今回発売のライトグレージュが一番明るく、続いてクールグレイ(廃盤色)>グレイッシュブルー>ロワールコットンのシルバーグレイの順で色が暗くなっていく感じでしょうか。 ライトグレージュが銀灰色なら、クールグレイ(廃盤色)はどこか微妙に黄味がかった灰汁色といったところ。 グレイッシュブルーが、まさに銀鼠色のイメージ。 ロワールコットンのシルバーグレイは、むしろ錫色というか鼠色というか……ずばり一番スタンダードな、THE灰色という印象です。 まあ、あくまで私の目で見た感想なのですが。 糸の質感と色合いを兼ね合わせると、この中ではやはりグレイッシュブルーが一番私好み。2玉カートに入れた自分は間違ってなかった(^^ ふふふふふ、いったい何に使おうかなあ♪ ダストブルーやダスティグリーンあたりと組み合わせても、面白いことになりそうですよねえ♪ そして、もうちょっと彩度のある2色はというと、
ペールラベンダーは、ロワールコットンのウィスタリアブルー(左)よりもぐっと紫寄りで、セリアの新色ピンク(右)をもう少し落ち着いた感じにしたような、紅藤とか浅紫と言った感じ? 地味ながらも上品な色合いだと思います。 アクアブルーは、ほんのり緑が入ったような、かなり暗めの水色。でも青磁……と言うには少し黄色が足りないし……沈香茶色(とのちゃいろ)とかかな? それこそかなりシックな雰囲気です。和室や和装には合いそうですが、普段遣いのショールやカーディガンにするには、少々年配者向けの色かもしれません。 結論、PuPuの色展開は、やっぱり和のテイストだと思います ΣG(`・ω・´) ああもう、このアクアブルーがもう少し早く発売されていたら、アズレージョさん8×8サイズはこの色で始めてみたかった…… そんな新色追加のPuPuさん、ポイント10倍な半額セールは2月7日の朝8時までだそうです★
No.993
(創作 >> タティングレース)
新たなマジックスクエアに挑戦するべく、デザインし始めた基礎モチーフその1。 ひとまず第一試作が完成しました★
一見するとシンプルな作りですが、シャトルの持ち替えとか、細かな目数の変化が微妙に面倒くせえ仕様になっております(苦笑) おっかしいな。最初はリングの目数、全部同じにすれば楽勝よね♪ とか思ってたのに。 ……実際それで作ってみたら、めっちゃ波打ったんだもん(´・ω・`)
いちおう辞書アイロンすれば平面に収まるレベルに到達するまで、何度も調整する羽目に(ため息)
あとですね、最近手癖に変化があったのか。何故か Aroma Lace でピコ割れが目立つようになってしまいまして。でも廃盤前にと大量にストックしちゃった糸ですし、なんとかきちんと利用したくてですね(^ー^;;) そんな訳で、ピコが割れるのならピコなしデザインに使えば良いじゃない、とww<今回は装飾ピコ一切なし 同じぐらいの太さで撚りが甘く、やはりピコが割れがちな Le cotton でも結べるようになったら、さらに一石二鳥です★ ともあれ、基礎モチーフその1と勝手に呼称している、魔方陣の最小単位。 目数メモを清書したら、次はまず同じものを四枚繋ぐところから始めなければ。 ……そこでまた波打ったらどうしましょう(汗) 今のところモチーフ1枚のサイズは、 Aroma Lace で5cm四方弱。
恐らく Le cotton やミルフローラ40でも、同じぐらいになると思われます。 消費糸長メモ> メインシャトル 両手× 2.5弱 2.25 サブシャトル 両手× 2.75弱 2.5 サブシャトルでもメインと同じぐらいリングとチェインを代わる代わる作成する=頻繁に巻き戻しが必要なので、ボビンシャトルにはあまり向かないデザインですね。素直に両方、普通のシャトル使おう…… そしてブログ村の仕様変更ですが、相変わらずよく判らないです(´・ω・`) リニューアルされてからこっち、過去記事の記録は全部リセットされ、新たに投稿した記事も、一切反映されなくなっちゃったんですよね…… そして新着記事一覧ページを見る感じ、同じように記事が拾われなくなったブログさん、多いんじゃないかなあ<記事数が明らかに減っている どちらかと言うとリンク集&更新チェッカー的な使い方をしていたので、地味に見られなくなったブログさんが、ちょこちょことあるような。 いずれは改善されるんでしょうか、これ……?
No.986
(創作 >> タティングレース)
けっこう面倒なんだこれが
2019年01月24日(Thr)
唐突ですが、ひさびさにオリジナルデザインを考え中でっす。半端な残り糸がだいぶ消費できたぜ(笑)
いえね、年末あたりからひたすらアズレージョさんを結っていて、やっぱり私は魔方陣 《 マジックスクエア 》 が好きなんだなあと実感したのですよww しかし世の中、意外と少ない、魔方陣タイプのレシピ。 たまにお見かけしても、海外の販売サイトでしか購入できなかったり、あるいはデザインがいまいち私向きではなかったりと、いろいろあったりしまして。 そんなこんなで、好みのものが見つからないなら、あとは自分で作るしかないんじゃね? となる訳ですよww なお、マジックスクエア方式のデザイン方法は、海外ブログの Tatting by the Bay 様が、詳しく説明をして下さっています。 ■Tatting by the Bay: Designing Magic Squares https://tattingbythebay.blogspot.jp/ 2017/07/designing-magic-squares.html ……各種言語への翻訳メニューを装備してくださっていて、心底ありがたいことです <( _ _ )> あと Google Chrome の翻訳機能もめっちゃ助かります(しみじみ) で、マジックスクエアにできる、最初の基礎モチーフの条件はというとですね。 当たり前のことですが、まず正方形であることが必須。そして縦横斜めにモチーフ繋ぎしていけるデザインであることも、最低条件。 さらに一番重要なのが、それ自体が一筆書きで作成できること。 一筆書きが可能だったとしても、モックピコなどで糸を切らずに2段目に上がるタイプは不可です。あくまで全体が1段だけで構成されていなければなりません(※モックリングを使って、真ん中に丸を入れることは可能な模様)。 で、さらにモチーフをひっくり返す、つまり基礎モチーフその2に変換した場合に、外周や四隅部分が不安定にブラブラしたり、長いピコが中途半端に突き出てしまったりするのも……個人的に美しくないと思うのですよ。 気が向いたらどんどん大きなサイズにして行けて、かつその1タイプとその2タイプにも途中で進路変更が可能なデザインこそ、マジックスクエアの醍醐味だと信じるワタクシなのです(※あくまで個人的なこだわりです)。 あと、密度に濃淡があってほしいと考えながら、なおかつ手で持ち上げた時に一枚布の体裁も保っていてほしいという、個人的好み。 我ながら、めんどくせぇぇぇえええ! ……そりゃ自分でデザインしなきゃ、そうそう好みのものに出会えるわけねえっての ┐(´〜`;)┌ あと今回は、さらに個人的な、もう一つの条件も入っていまして。 ううむ、うまく行ってくれるかなあ……?追記: 新色PuPu、セールが始まりましたよーーー!! 早速ポチってきましたww うふふふふ、届くのが楽しみでーすーー(^^
No.984
(創作 >> タティングレース)
アイロンかけたので
2019年01月23日(Wed)
昨日よりはマシな収まりになったと信じたい、ダイソー・ネイビーのアズレージョさん。
第一コーナーを通過しました。地味にサブシャトルが変わっていたり。 ここから左斜め上に向かって中心までは、対角に四角い穴が空いていく予定です。 ああそれにしても、昨夜寝付けたのが夜の二時過ぎ。起きたの今朝の六時。 ねむい(−ー;) 昼間仕事しながら、頭がふらぁ〜って…… そしてブログ村は、ついにサイドバーに貼り付けている、ランキングバナーの表示までおかしなことに…… ┐(´〜`;)┌
No.983
(創作 >> タティングレース)
事前確保って大事
2019年01月22日(Tue)
ダイソー・ネイビーでアズレージョさん(改2)バージョン。 四分の一まで行きました〜〜
自分でも、今回はかなりペース早いと思います。 なにせ前回のチョコレートカラーな4×4サイズなら、もうこれで完成してる大きさですもん(笑) ……実はところどころ目数を間違えてるっぽい箇所もあるんですが、まあ細かいことは気にしないww ちなみに今回は糸を繋いだ箇所とか、メイン・サブそれぞれのシャトルの数とかを記録していません。さすがにこのサイズだと、もうキリがないので(苦笑) いちおう、一番最後のシャトルにどれだけ巻くのかの参考にするため、最初の1〜2個ほどメモしてあるぐらいです。 でもって、この四分の一状態で、既に重さは20gを超えていました。
22gですよ。 以前、ダイソーの#20で計測してみた時 には、20g玉に実質22g巻いてあると確認できましたが、それはあくまで個体差もあるでしょうし、20g玉は20gと考えておく方が正解なはず。 しかるに! やはり8×8サイズを作ろうと思ったら、20g玉で4玉+α=5玉は確保しておかねばならなかったということが証明された訳です。 ……ああ、パステルで見込み発車しなくて、ほんっとーーーーに良かった……(ため息)<廃盤だと知らず、手持ちが4玉ちょいしかなかった ぎりぎり足りるかもしれないけれど、そんなタイトロープなチャレンジはさすがに厳しいですからね。 それに細かくない失敗をして、やっぱり一部切り取ってやり直し〜とかもあるかもしれませんもん。せめて半玉は余裕を持った状態で開始したいものです。 まさかパステルが廃盤になるとは思わなかったもんなあ(遠い目) 事前にきちんと必要な量を見積もって、確保の上で着手するって大事だよなと心に刻んだ今回でした(しみじみ) あとここ数日、記事のUP数が少なかったので気の所為かと思っていたのですが……どうもうちの記事が、ブログ村の新着記事ページに反映されなくなっているようです。 プロフィールページには載っているので、拾われていないという訳ではないようですが。 注目記事ランキングの順位も、プロフィールページとランキングページで食い違っていますし。 まあ、そこまでランキングにはこだわってないので……いやごめんなさい、実はかなり気にしています(^ー^;;)ゞ ブログ村もいまはシステムの変更とかでいろいろとあるのでしょうし、一応バナーの貼り直しとかもしたので、しばらく様子を見てみますかね。 ……っていうか、そもそもうちのシステム自体が、ブログっぽい形をしたCGI(しかもけっこう古いやつ)なので、ブログ村のリニューアルが終わったら、まったく非対応になっちゃう可能性も無きにしもあらずなんですよね…… もともとブログ村に登録したのも勢いみたいなものでしたし、これを機に退会しちゃうのもありかなあとも思ってみたり。追記: あ、プロフィールページも新しくなった結果、記事が0件になってる……これはやっぱりもう、参加は無理っぽいか……<RSSとかチェックできる技術も気力もない
No.980
(創作 >> タティングレース)
プロフィール
神崎 真 (かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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