よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 やっぱり迷子る
2019年02月12日(Tue) 
アイビーさんは、その2魔方陣の2×2サイズを進行中。



半分を通り過ぎて折り返しに入ったのは良いのですが、この期に及んでもまだ間違えまくるというか、かなり頻繁に迷子になっては解く羽目に(−ー;)
その1魔方陣の時は、ここまで混乱しなかったんですが……
No.1030 (創作 >> タティングレース)


 糸玉側も残りわずか
2019年02月11日(Mon) 
久しく放置していたドイリーは、最終段が残り四分の一を切りました。



糸が足りるかどうか……ぎりぎりっぽいなあ……


そして熱帯雨林で、なかなか興味深い品を発見。




長さ7.7cm×幅2.1cm×厚さ1cmってことは、ほぼLサイズのシャトルですよね?
写真を見る感じ、フォルムもそうおかしくないし、ツノもほどほどに尖っていそう。
大サイズのクリアカラーは今のところみん100シャトルをいくつかストックしているのですが、不透明カラーはそろそろツノが欠けたのが増えてきて、買い足し時かなあと思っていたんですよ。
一個190円で送料無料ってことは、5個でも千円以下……クロバーのノーマルサイズより安い……
つ、使い心地とかどうなのかなあ(どきどきどき)
No.1029 (創作 >> タティングレース)


 日本語マジックスクエア
2019年02月10日(Sun) 
マジックスクエアの、日本語フリーパターンを発見しました(嬉)

■一部目数の変更と、ガイド的なものも追加しました|Fumikoさん|Instagram
 https://www.instagram.com/p/BtFzMUvFuVe/

……ええと、DK4というタイトルで良いのでしょうか?
利用規約とかどうなってるのかしら……
ひとまず見失わないようにメモメモ φ(..)
No.1024 (創作 >> タティングレース)


 ひっくり返してみた
2019年02月07日(Thr) 
蔓草模様の基礎モチーフその2完成しました〜〜



魔方陣その1を元に四分の一を取り出して、それを線対称方向へ倍にする、「ひっくり返し」作業をしたものです。



反転させた両者の繋ぎ目(↑だと上下の角)は、魔方陣化時に差し替えた中央の、モチーフ移動部分を持ってくればOK。

……思ったよりは、可愛い仕上がりになってくれましたかね。
周囲に突き出しているリング類も、そこまではブラブラしなくて安心しました。



デザイン的には、こちらのほうが蔓草っぽいかも?
四方に三つ葉が突き出しているので、多少はアイビー的な雰囲気も、あるようなないような。
……うーん、呼び名をもっと他のに変えたほうが良いかも(苦笑)
今まではだいたい形ができてから名称を決めていたんですが、今回は最初に蔓草イメージありきで始めた結果、逆に仕上がりとのしっくり感がいまいちと言うか(^^;;

完成サイズは6.5cm四方。



……マス目の上に置くと、微妙にすべての辺が凹んでいるのが丸判り……おかしい、なんでこうなった(汗)

消費糸長メモ( Aroma Lace 時 )>

 メインシャトル 両手×5.25
 サブシャトル 両手×4
No.1019 (創作 >> タティングレース)


 畳んでおけるのがありがたい
2019年02月06日(Wed) 
アズレージョさん8×8サイズは、メインとサブの予備シャトル1個ずつ糸を巻いたところで、ちょうどぴったりダイソー・ネイビーの2玉目がなくなりました。



最初の玉は使いかけから始めたので、実質はまだ1玉ちょっとの消費なんですが。
シャトルの数は、今回もう数えていません。さすがにキリがないので(笑)
しかしこのサイズだと、なかなか目に見えて大きくはなりませんねえ……大シャトルでもあっという間に使い切っちゃいますし。
ネイビーの同ロット(18B)は、新しく下ろしたのと合わせてあと3玉あるから、たぶん足りる……かどうかはぎりぎりかも(^^;;
まあロットの差なんて、私の目でなどそうそう見分けがつくこともないんでしょうけどww

そしてダイソーのレース糸入れは、実は上の穴がハサミ入れにちょうどいいと思ったりとか。
2シャトル使用デザインの場合、糸を巻き終えたら糸玉から切り離すこと前提なので、糸を巻く時以外は上の穴がハサミで塞がってても問題ないですし。
もはやすっかり、作業時のハサミ置き場として定着してしまっていたりww


あとは、海外ブログさんでスプリットリングとモックリングを駆使した、「あれこれ進み順どうなってんの?」なスクエアモチーフ(複数繋ぎ可能)をお見かけしたので、見失わないようにメモメモ。

■Tatting and not a lot else!: I've been out and about
 https://janeeborall.blogspot.com/2019/02/
ive-been-out-and-about.html

レシピの公開元は、 Tatting Patterns by Jane Eborall というサイトさんで、「 MOTIFS, SNOWFLAKES & DOILIES 」に入って MOTIFS カテゴリの中の「 Fandango Coaster & More 」をクリックすると、PDFでダウンロードできるようです。
利用条件としては、「商用利用不可」「ネット販売しちゃ駄目」「オフラインのチャリティー目的ならOK」ぐらいですかね?<翻訳サービス頼み

……これは二段編成なのでマジックスクエア化はできませんが、こういう一見すると進み順とか繋ぎ目がよく判らないようなデザインが、個人的に大好きなのです。
公開元では2色で作成しておられますけど、やはりこれは単色で作ってみたいところですわあvv
No.1018 (創作 >> タティングレース)


 蔓草模様の魔方陣( Ivy Pattern Magic Square )
2019年02月05日(Tue) 
その1のマジックスクエアバージョン、ひとまず形になりました〜♪



基礎モチーフその1を4枚繋いだものを元に、全体を一筆書きできるように、中央部のデザインを変更しています。



今回は蔓草イメージなので、中心部分は実とか蕾(つぼみ)っぽく、かつちょっと密度高めになる三つ葉の集合体にしてみました<花鞠〜のパーツ流用とも言うww
近くで見ると違いが判りにくいですけど、遠目から眺めると、普通に四枚繋ぎしたものよりも、多少は密度にメリハリが出ているのではないかと。



通常モチーフ繋ぎとの比較。
右の普通に4枚を繋いだものだと、毎回シャトル2個が繋がった状態で開始しても、糸始末回数最低4回=8本の糸端を処理しなければなりません。
しかし左側だと、このサイズでも1回の糸始末=2本でOK★

この手間の差は、けっこう大きいのですよねえ(しみじみ)

なお、モチーフ繋ぎ(右)の状態で中央に現れている小さな4弁花は、この魔方陣を4×4サイズで一筆書きすると、上下左右に4箇所現れてくるはずです。
その場合、三つ葉が集合した丸い部分は、サイコロの5のような配置で5箇所に。
で、中心にリングが4つ集まった◇が、まんべんなく16箇所かな?

うん、なかなか良い配分なんじゃないですかね。

現在のサイズは、Aroma Lace 使用で一辺が9cm弱。



4枚繋ぎを作成したあとで、波打ち防止に接続位置を調整した結果、全体がわずかに小さくなっているようです。

消費糸長メモ( Aroma Lace 時)>
 メインシャトル 両手×9.25
 サブシャトル 両手×8

メインは基礎モチーフを単純に4倍ちょっと。
サブシャトルは4倍の8割ぐらい。
……さて、「ひっくり返し」た基礎モチーフその2は、どれぐらいの分量が必要になりますかね……?
No.1014 (創作 >> タティングレース)


 根元が自然なリング・オン・チェイン(シャトル1個で)
2019年02月02日(Sat) 
しつこいようですが、本日2つ目の記事です。1つ目の記事は こちら→
土台のリングまたはチェインのシャトル糸をアンカーにすることで、ピコ繋ぎをすることが可能になった Loop Tatted Ring ( Single Shuttle Split Ring の応用版)を使ったフローティングリング。
これをチェインの上で作ってみると、↓こうなりました。



……はい、ごくごくありきたりな、シャトルを2個使う基本的なモチーフです。
しかしこのモチーフを、シャトル1個で作れちゃうのが今回のポイント★



この通り、シャトル+糸玉で作成できているのですよ。
しかもモックリングを使用した際に見られる、チェインのカーブの崩れや、リング根元から覗いて見える芯糸の存在もありません。



……実はリングの根元に縦に一筋、ピコを繋いだ時のような糸が1本存在しているのですが……まあそれぐらいは(苦笑)

なお、いっしょに写っているゼムクリップは、こんなふうに使えます。



指だけで目を作るの(フィンガータティング)は難しい。でも空のシャトルを引っ掛けるのも面倒、もしくは空いてるシャトルが手元にないという時に、クリップを一個通すだけで、意外なほど楽にダブルステッチができるんですよね。

フィンガータティングと、それを使用したSSSRについては、例によってあーるさんが詳しく説明して下さっています。

■あーるのシカゴ生活記 & タティングレース SSSR(3)
 http://rinchicago.blog113.fc2.com/blog-entry-588.html


このやり方でFRを作成するメリットは、使うシャトルの数が少なく、最後に残る半端糸も1本ですむこと。モックリングを使用するよりも、土台のチェインが自然に仕上がること。シャトルを2個にすれば、チェインの上にあるFRのさらに上に、もう一段FRを作成できること、あたりでしょうか。

逆にデメリットは、作業がけっこう面倒なこと。
これに尽きます(笑)
失敗した時にほどくのも……かなり厳しいと思います。

FRの二段重ねができること、そのFRが他の場所とピコ繋ぎできること以外は、ぶっちゃけ「糸とシャトル買い足せよ」で終わる話ですわww

ああでも、ひとまず思いついたことをひと通り検証できて、ようやく満足です(笑)
No.1011 (創作 >> タティングレース)


 続・根元が自然なリング・オン・リング・オン・チェイン
2019年02月02日(Sat) 
昨日の記事の最後に追記していた、一番上のリングでもピコ繋ぎが可能なバージョンを、なんとか形にすることができました★



細かくはまた別記事でまとめようと思いますが、 2019/02/15 サイトの方でまとめページを公開しました。 要するに一番上に位置する Loop Tatted Ring ( Single Shuttle Split Ring の応用版)で、糸が解けてこないようリングの根元に回すアンカー糸を、リングに被せる以外の方法で固定……というか、糸が動く状態を残したまま、でも引っ張っても抜けていかない状態を保てれば良い訳です。

で、考えた末に思いついたのが、下側のリングを半分作った状態で休ませている、サブシャトルの存在。
そのサブシャトルをですね、LTR(SSSR)形式で仮閉じした上側のリングの、根元にある輪っかに通すのですよ。



どの糸がどの部分か実にややこしいので、とりあえず下のリングの輪を左手にかけ直してから作業すると、少しはましになるかと。
そして下のリングを作成しているサブシャトルを、本来アンカー糸として使用する輪っかに通したら、左手にかけている糸のうち、中指側の糸を引っ張って、先程シャトルを通した輪を縮めていきます。



↑残りわずかまで縮めた状態。
下のリングの芯糸(シャトルに繋がっている糸)がストッパーになるため、最後まで締めても上のLTRがほどけていく事はありません。

なので糸の輪が完全に見えなくなるまでしっかり締めてから、下のリングの後半をサブシャトルで作っていきます。



あとは普通のFR( Floating Ring )と同様、閉じ終えてからチェインの続きを作っていけばOK。



このやり方ならば、他の場所とピコ繋ぎをしていても、LTR(SSSR)をきちんと閉じることができます★
……ただしこれ、土台がリングの場合じゃないと使えない方法ですよね。
いえチェインが土台でもできなくはないけど、その場合は普通にFR使ったほうが楽ですし。
あと、見た目が地味な割に、かなり手間暇がかかると言うか、ぶっちゃけ 面 倒 ww

じゃあなんでこんなもの考えたのかって?

いえね、いま試行錯誤中の、蔓草模様のモチーフ。
あれ魔方陣化した時に、外縁にブラブラしがちなリングがちょこちょこ出てくるんですよ。
で、四隅に位置するリングなどは最初極小ピコだけにしておいて、魔方陣をもっと大きくしていくことにした場合は、進んだ先が合流する段階で改めてリングを足してやれば良いのかなって思いまして。

……でもよく考えたらあのデザイン、アズレージョさんと違ってちびリングが2つ突き合わせになってるから無理じゃん(−ー;)
しかもチェインのカーブの上側にあるリングだから、モックリングで重ねることもできやしねえ、と。

まあ以前から、チェインの上にモックリング作れないかなあと、ちらっと思ったりはしていたのが、急に必要性を感じてきた結果だったりする訳です。

ただしこのやり方だと、逆に二つのリングの間にピコ繋ぎできるほどの隙間を確保するのも難しいかなあとか(苦笑)

……いろいろままならぬものですわあ ┐(´〜`;)┌

ああでも、FR数個のためにシャトル2個仕様にしているデザインなら、シャトル1個+糸玉で作ることが可能になるというメリットはある、かも?<巻糸側のロスを減らせそう

まあ、そこらへんあたり、また別の部分で役に立てられたらなってことで。
それにこういうの考えていろいろ試してみる作業、やっぱり楽しいんですよねえ、ふふふふふww
No.1010 (創作 >> タティングレース)


 根元が自然なリング・オン・リング・オン・チェイン
2019年02月01日(Fri) 
それは昨夜のこと。
風呂に浸かりながらのんびりしている時に、ふと思いついたことがあったのですよ。

……あれ、もしかしてあそこをこうして、そうすれば……できるんじゃね? と。
思いついたからには、試さずにはいられないのが、私の性分ww

そんな訳で、
風呂から上がって、忘れないうちにと即行でメモメモ。
さっそく試してみました。



リング・オン・チェイン(チェインの上側に乗っているリング)の上に、さらにリングを乗せて、なおかつチェインとの境目をきれいに仕上げる方法でっす。

え、こんなのモックリング使えば簡単だろうって?
いやまあ確かに、そうではあるんですが。
しかしモックリングを使用した場合だと、チェインのカーブがいまいちきれいにならない上に、2色使いの場合はさらにリングの根元で、別色が覗いて見えてしまうという難点があるのですよ。



モックリング(SCMR)で作成したのが左、今回やってみたのが右。
ものすごーく些細な違いなんですが……こだわりたい場合には、やっぱり大きな差だと思うのですよ。

……ってもしかしてこれ、普通に知られてるやり方だったりしますかね(汗)
そうだとしたら、めっちゃ恥ずかしいわあ……

一応自分用メモ>
1.チェインの上で、普通にリングを半分まで作成する。
2.左手にかけている糸を長めに引き出し、その糸を2つ折りにして、芯糸2本で上のリングを作成する( Loop Tatted Ring の、ビーズを挟まない状態)。
3.作成したLTR(改)を閉じ終えたら、根元にアンカー糸を回してから、最初に作った下のリング後半の糸を引っ張り、根元の糸の輪を締めていく。
4.上のリングの根元から糸の輪がなくなったら、下のリングの後半を作成。
5.下のリングを作成後は、通常通りチェインの続きを作成。

シャトルは2個使用しますけど、芯糸2本の上部リングを作成する際に、空のシャトルを引っ掛けるとやりやすいので、3個用意しておくと吉、と。



↑とりあえず、忘れないうちにと風呂上がりに走り書きしたメモ(笑)

作業中の写真も撮っているし、備忘メモとしてそのうちサイトの方ででもまとめようと思います。
ただこれ、見た目が地味な割に、作業はけっこう面倒なんですよね(苦笑)
あと失敗してやり直したい時に、果たして解くことが可能なのか? という疑問もあったりとか。

あ、そう言えばLTRすなわちSSSR(シングルシャトルスプリットリング)の宿命として、これ一番上のリングはピコ繋ぎができない、か……も(汗)<途中で別の場所と繋ぐと、根元にアンカーを回せなくなる

で、でもまあ、使える技術の幅を少しでも広げるのは、悪いことじゃないよねってことで★

えーと、ピコ繋ぎ可能なSSSRって、どこで解説されてたっけな……

追記:
ピコ繋ぎが可能なSSSRメモ。

■Single Shuttle Split Ring with JOINS
 http://www.janeeborall.freeservers.com/SSSRjoin.pdf

……この方法は、一番上のリングで芯糸を2本にする、今回のやり方だと使えないなあ(´・ω・`)

↓こっちのA)の方法で、下側のリングをSSSRにすればピコ繋ぎも可能かもしれないけれど、リングの右側をカバーステッチで作ろうとすると、たぶんモックリングで根元のチェインを妥協したほうが、よっぽどマシな仕上がりになるだろうし……

■あーるのシカゴ生活記 & タティングレース SSSR(1) (シングルシャトルスプリットリング)
 http://rinchicago.blog113.fc2.com/blog-entry-584.html


追記2:
あ、なんか……形を保ったままでピコ繋ぎ、できた、かも……?



逆にLTRには応用できないアンカー方法だな、これ……


2019/02/15 追記3:

試行錯誤した結果をまとめて、サイトの方にUPしました。

■根元が自然な Ring on Ring on Chain のやり方まとめ
 http://plant.mints.ne.jp/takara/roroc/roroc.htm
No.1009 (創作 >> タティングレース)


 糸の持ち方
2019年01月31日(Thr) 
ハッピータティングレースの YuiYui 様のところで、左手の糸のかけ方について記事があったので、私もちょっと便乗をば。

■ダブルステッチの間に隙間ができる(T-T) 綺麗に締められない原因は糸の持ち方かも? | ハッピー タティングレース
 http://www.yuitatting.com/2019/01/29/256/

日本では一般的な、左手の中指を立てて人差し指で糸をつまむ、YuiYui 様風に言えば「数字の6持ち」。
それは間違いだと言われがちな、人差し指を立てて中指で糸をつまむ、「キツネ持ち」。

実は私も、最初に始めた頃はうっかり人差し指を立てては、いやいや違う、中指中指……とやり直していました。
既にかぎ針編みや棒針編みをされている方は特に、糸を引く=人差し指というのが身に染み付いているのではないでしょうか。

で、YuiYui 様のところで書かれている、「昭和40年代当時には、クロッシェ編みの持ち方が主流だったと言われた」というエピソード。
「それがホントの話だったなら、時代によって変わってきてる可能性もあるのかなぁ〜と思いました」との文章を拝見して、以前私が入手した古本を思い出したのです。

それは昭和30年3月1日に発行された、「基礎から応用まで 手芸一切の独習書」という、婦人雑誌の付録です。
昭和30年といえば、1955年。今から64年前に刊行されたものです。
その書籍では、タティングレースを「タッチング」と表記し、シャトルのことも「タッチングシャツター」と書かれています。
そして、ダブルステッチの作り方の解説はと言うと……



はい、人差し指を立てています。
しかもこのスケッチ、よくよく見ると、前の半目を作る時に手首を回さず中指と薬指で糸を持ち上げていたり、糸を引くときも右手の中指と薬指で押さえて微調整していたりと、そこそこ慣れた人の手付きをしっかり観察して描いたものではないか……とか思えるのですよ。
それでいて左手は「キツネ持ち」。

つまりこの書籍は、昭和30年当時に ―― 主流かどうかはともかくとして ―― 人差し指を立てる糸のかけ方をしていて、かつそれなりの技術を備えたタッターさんが存在していたことを示す、ひとつの資料になるのではないかな、と。

なお私は、糸のかけ方についてあまりこだわりを持っていませんww
一応中指を立ててはいますが、チェイン作成時の糸の保持とか、お教室とかだときっとダメ出しされるだろう持ち方してますし。

YuiYui 様も仰っていますが、人に指導する立場ならばともかく趣味でやるのであれば、メリットとデメリットを秤にかけた上で、自分が楽しくやれる方法を選べばいいと思います。
指の長さとか太さとかは個人個人で異なる訳ですし、人それぞれ、やりやすいやり方ってのはあると思うのですよ。
海外動画とかを拝見していると、右手のシャトルの持ち方、動かし方などまでまったく見慣れない……でもすごい技術をお持ちでスピードも早い方など、多々いらっしゃったりしますし。

それこそ棒針編みのアメリカ式とフランス式みたいに、どちらが正しいとかいう問題ではなく、地域や時代や個人の相性によって、いろんなやり方があるんだろうなあと。そう思っている次第なのでした。


そんなことを考えつつ、蔓草模様のモチーフは、魔方陣化に向けて試行錯誤中。



中途半端に残った Aroma Lace のブラックペッパーで、中央のモチーフ移動部分だけを作ってみています。
残り糸、だいぶ消費できてきたかな……?<目的が違うww


あと、ふと思いついたことも試してみていたりとか。



一応、こんな感じなのですが。
こちらについては、また別の記事にて……
No.1001 (創作 >> タティングレース)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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