ドラマの中のレース
2020年12月19日(Sat)
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こんにちは、ただいま絶賛入院中の神崎です。
気散じになるかと持ち込んだ未視聴のドラマを見ていて、どーーーしても気になったので、思わず記事にしてしまいました(テヘペロ)
これ、タティングレースですよね!? 2011〜13年に作成された、新ロシア版と呼ばれる「名探偵シャーロック・ホームズ」というドラマの四話目に、映っていました。 かなり太めの糸で作られているようですが、
大きくね!? っていうか、テーブルに人がぶつかったはずみで火の着いた燭台が揺れてるのが怖い(汗) 倒れて焦げたらどうする! 溶けたロウが散っただけでも大惨事だぞ (((( ;゜Д゜)))) ガクガクブルブル と、緊迫したアクションそっちのけでハラハラしてました(笑) 新解釈ストーリー&キャラで、このあとイケオジのワトソンさんがめっちゃ格好良い狙撃とか見せるというのにww<有能なワトソンスキー
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No.2324
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オリエント急行殺人事件とメールフォームお返事
2020年10月08日(Thr)
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先日放送された、2017年の劇場版「オリエント急行殺人事件」を視聴したのですよ。 いちおう原作は読了済、かつ2015年の三谷幸喜版も視聴済です。というか三谷幸喜版を見て原作をチェックしました。お約束ネタとして、犯人が誰かは前々から知っていましたが。 正直を言うとあまり原作に思い入れはなく、内容もうろ覚え程度な視聴者です。
でもって、今回。 映像美はさすがでしたね! 車内の様子もすごく雰囲気があるし、列車が立ち往生するのが橋の上という、実に絵になる光景も見栄えがありました。 そしてポアロさんのキャラクターは……アクが少なかったと思います(笑) 私のイメージするポアロさんは、独特な(訛った?)喋り方をする、気取り屋で鼻につく人という感じなんですけど、今回のポアロさんはそういう意味では変人度が低めで、逆に言えばとっつきやすかったと思います。 探偵側のお医者さんがいない代わりに、原作では大佐だったアーバスノットさんがお医者さんになっていて、しかも黒人キャスティングだったので、少々混乱しました。 ……ただでさえこの作品、登場人物が多くて、どれが誰だか……ですし(苦笑) そしてTV放送な結果、カットシーンもあったようで、推理部分についてはさくさく進んでいきましたね。それぞれの動きや過去、ミスリードの内容といった情報がかなり少なかったように感じられました。 というか、番宣などでやたら流れていた、「赤いガウンを来た女の後ろ姿を目撃」と言うシーン、本編にはなかった……ような??
そして終盤の独自路線っぷりもすごかったですね。 イメージとしては嵐の山荘パターンだったのに、早々と救援が到着したと思ったら、電車の外を散策したりトンネルの中で謎解きをしたり、果ては橋の骨組み内で追跡劇ww そしてまさかの格闘ww いやあ、この作品でアクションシーンがあるとは思いもしませんでした。道理で随所で銃がちらほらと映っていた訳です。 そしてポアロさん、腕撃たれてるのにろくな治療もしてないけど大丈夫なのか……
ともあれ、 世の中には善と悪しかないと冒頭で語り、謎を解いたあとには犯人へ黒(探偵を殺して真相を隠蔽)か白(罪を認めて償う)かを迫ったポアロさんが、結果として、灰色の存在を知る。 そして長い時間と葛藤の末にあの解決を選ぶというのは、原作とは異なる展開だけれど、それでもひとつの作品としては面白いまとめ方だと思いました。
……まあ、あの状態でポアロさんが殺された場合、さすがにブックさんも口添えしないだろうし、救助隊もすでに到着してるから真相隠蔽は難しかったと思うんですけどww それとポアロさんがアームストロング大佐と知り合いだったという設定はいらなかったと思うんですが……原作にありましたっけ? あれだとポアロさんが目を瞑ったのではなく、単に共犯者になっただけという解釈もできてしまう気が……
ああ、三谷幸喜版もまた見返したくなってきたなあvv
そして以下はメールフォームへのお返事につき、記事を畳む&要スクロールでお願いします。
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No.2200
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池松壮亮版 ドラマ金田一耕助その2
2020年08月09日(Sun)
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かなりシュールな作りだった、三十分で一作を終わらせるという、なかなか斬新でありながらもストーリーはけっこう原作に忠実だった、 池松壮亮版の金田一耕助。 半年も前に二作目が放送されていたとは、まったく知りませんでした。
■池松壮亮が「横溝正史短編集II」で再び金田一耕助に、「高尚な遊びができた」 - 映画ナタリー https://natalie.mu/eiga/news/358671
幸いにも昨夜、再放送されるというのに開始一時間前に気がついて、大慌てで予約しましたよ。 今回のラインナップは「貸しボート十三号」、「華やかな野獣」、そして驚きの「犬神家の一族」。 犬神家〜以外はまた渋いところを攻めてきましたね。
前回同様、朗読を主体においた作りで、一作目はそこまで奇をてらわずに、だんだん遊び心(?)が増していく趣向。 「貸しボート十三号」は、捜査会議の様子やみなの服装などが現代っぽくなっていたほかは、さほど違和感なく見ることができました。元が短編であることもあって、三十分でもそう無理がなかったと思います。 二作目「華やかな野獣」も短編、しかも舞台が現場から動かずに終わるタイプの話なので、そういう意味では違和感が(以下略) もともと金田一さんがボーイに変装しているという一点で、全てをふっとばされてしまう原作だけに、実は内容あまり覚えていなくって^^;; ただ、こちらはかなり遊びが入っていたと言うか……原作はかなり享楽的なお話なのですが、それを強調しつつも薄れさせるためか、男性もすべて女性が演じておられました。そしてマスクを着けた会員制仮装パーティー場面のマスクが、豚鼻とかアヒルのくちばしという、おふざけパーティーグッズww そして性的なあれこれの部分は、膨らませた風船で表現されていました。まさにシュール。 推理場面で、ボーイ姿の金田一さんがダンスしてるのもちょっと(苦笑) とはいえ、あまり画面を見ずに音だけ聞きながらチラ見している分には、悪くないんですよねえ、これが。 三作目「犬神家の一族」に至っては、いったいどうやってあれを30分で終わらせるのかと思ったら、まあサクサク進みました。ダイジェストと言うか、主要な場面だけをピックアップした感じです。最初に殺される若林弁護士に至っては、自白シーンまで触れられもしてませんしww そしてほとんどの場面が一室で語られていました。なんだか舞台を見ている印象? 殺されて飾り立てられた死体も、その状態でずっとその場に立っているのがこれまたシュール。 さすがにこれだけは、原作を知らない人だと内容理解できないだろうなあという印象でした。 原作知ってる人間としては、そこそこ面白かったですけどね。
前作もそうでしたが、総じて「原作を知っている人間が、パロディとして楽しむもの」と考えれば、それなりに面白い趣向だと思いました。 あと、「朗読と台詞主体なので、画面はあまり見ずに作業BGMとして使うと良いかも」と^^;; ぶっちゃけた話、犯人や動機や人間関係を変えまくられているあれとかこれよりは、よっぽど原作に忠実で、再視聴もしようと思えるものでした。
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No.2090
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ハリネズミのマスク&由利麟太郎3話目
2020年07月02日(Thr)
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ダイソーのハリネズミ手ぬぐいでマスクを作成。
できるだけ様々な柄を出そうと、裁断時にだいぶ試行錯誤しました。 特に右側の、2匹が向かい合っている柄は絶対に取り入れたかったんですけど、これが手ぬぐいのど真ん中にしか配置されていなくって、布の両脇が無駄になるというマイナス面に手こずらされましたのですよ。
でもまあ、なんとかそれなりになったので満足ですww
耳ゴムは相変わらずストッキングを縦に細く切ったもので代用。 このために最近は、伝線したストッキングを捨てずに、洗濯して保管しています(笑) 膝丈ストッキング片足から、マスク3つ分。伝線した箇所を取り除いても2つ分は取れますし、洗濯しても全然ヨレないうえ耳も痛くならないとあっては、捨てる手などないですYO ΣG(`・ω・´)
作業BGMは、ロウドクソウコさんで連載が始まった銭形平次捕物控と、雪之丞変化で。
そしてドラマ由利麟太郎3話目「殺しのピンヒール」は、今回もかなり楽しかったです。 全5話だからキャラクターの掘り下げはしないのかと思っていたら、逆にぐいぐい盛り込んできてててびっくりしました。 一話目の時、触れられてくれないかなあとか感想書いてた銀時計についても出てきましたし。っていうか、ガラスが割れてることに今回初めて気付きましたよ。 あの椅子と言い、やはり奥様を過去に犯罪関係(もしくは仕事に没頭しすぎて放置した結果の自殺?)で亡くされたとか、そういうことなんでしょうか。犯人とかトリックとか、ここまでお約束や予定調和を突き詰めてくるからには、そのあたりも変な捻りを入れず、そのまま素直に「ああ、やっぱり」という展開にしてくれた方が、逆にしっくり来るんじゃないかと思ってます。 お約束と言えば今回は、助手に殺人容疑が! という、ある程度話がパターン化されてから出てくるようなエピソードが、いきなり来ましたね。そして釈放されるなり由利先生のところへ飛んでくる三津木青年が、十秒でサトウキビ業者について調べつつ毒について解説したり、ネットで犯人の車を発見したりと、有能か! で、優秀なワトソンスキーな私としては非常に嬉しいですvv ……でも由利先生の居場所をスマホで探知って、ちょっとストーカー入ってないかい三津木青年^^;; 犯人が似たようなことをして「キモ!」とか言われてた直後だっただけに、お互いの関係性で許容範囲って変わるんだなあとか思いました。っていうか、本当におじいちゃんと孫だなこの二人…… あと等々力警部と由利先生の「トド!」「ユリリン」の呼び方がまたww うん、ユリリンって略したくなるよね…… あー、由利麟太郎シリーズも、改めて読んでみたくなってきたなあ。……手持ち電子書籍は古いドットブック形式だから、たぶん次にパソコン買い替えたら、もう読めなくなるんだろうなあ。 せめてJPG書き出し機能に対応してるフォーマットだったら、低画質でもPDF化してやるのに……<プリントスクリーンが無効化されるアプリなので、手動で画像化もできない(´・ω・`)
追記: 今回の話には、横溝作品へのオマージュがあったと知って、びっくりしました。
■【探偵・由利麟太郎】3話のネタバレと感想|テレビズキ https://tvzuki.com/yuri-rintaro03/
> クラブ“EIGHT GRAVES”=八つの墓=『八つ墓村』 > モデル事務所“DOG GOD”=犬の神=『犬神家の一族』
■今日の金田一仕込みネタ、一個みつけた!:やまもと@探偵堂さんはTwitterを使っています https://twitter.com/Chizu_Yamamoto/status/1277953897986838528
> 優美が所属する「BORDOLETTA Production」 BORDOLETTAはポルトガル語で「不死蝶」!
> DOG GODはえかてさんが見つけてた「犬神」。 > そして下のモデルの名前が、八つ墓と不死蝶の女子たち
ええと……森美也子は八つ墓村の犯人で、不死蝶は……(漫画版をめくり中)……矢部峯子と玉造乙奈って、どっちもヒロインどころか、犯人ですらない脇役さんじゃん!? さ、さすがにこれは気付けない……気付けないけど悔しぃいいっっっ(><)
追記2: 不死蝶の矢部峯子って、脇役さんじゃなかったですね(苦笑) すっかり内容忘れてて、改めてコミカライズ版読み返して初めて気が付きました。 いやあ、長尾文子さんのコミカライズは本当に秀逸だなあ(すっとぼけ)
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No.2033
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吉川晃司版・由利麟太郎
2020年06月21日(Sun)
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吉川晃司のドラマ「探偵・由利麟太郎」、第一話を見てみました。 原作は金田一耕助と同じ横溝正史で、過去の実写ドラマでは「真珠郎」など、しばしば探偵役を金田一に差し替えられてきた、ちょっと悲しいシリーズです。 ……実は十年以上前に2冊ほどを1度読んだっきりなので、原作にはさほどの思い入れも、展開の記憶もないんですが^^;; それだけに、普通に横溝テイストなドラマとして楽しめました。 っていうか、ここまでくると清々しいと言うか、いっそ一周回っておもしれえww とりあえず由利麟太郎が、若手のイケメンじゃなく、ちゃんと白髪の老紳士だというところでポイント+10。 そしてレトロな服装、車、調度品に事件の中で、現代のスマホやパソコンが普通に駆使されるアンバランスさww あの厨二的なロングコート?も、威厳のある白髪お爺ちゃんが着用していると、自然な格好良さを感じるから不思議なものです。 あと三津木青年とのツーカーっぷりが、ブロマンス好き心をくすぐりますね。先端恐怖症の由利先生に、先回りしてナイフ取ってあげるとかもう★ ……なんか見ているうちに、だんだん由利先生が可愛く思えてきたのは私だけでしょうかww<職人気質の祖父とフォローする孫かよww そして先端恐怖症なのに弓道嗜めるのかと思ったら、弓道設定はドラマオリジナルなんですね。原作に先端恐怖症設定があったかは記憶にないんですが。
ともあれ変人探偵と作家助手と言う、ある種お約束なコンビなるも、助手の方が振り回されていないという、最近ではちょっと新鮮に思えるタイプ。 全5話なので、あまり主役サイドについては掘り下げられないだろうなあと思いつつ、続きも楽しみたいと思います♪ ……ときどき意味ありげに眺めていた、銀時計についてぐらいは語ってくれないかなあ。
ヒトコトフォームへのお返事> いつものかた、毎年こまめにありがとうございます! 自分ですら忘れがちなので、本当にありがたい限りです(しみじみ)
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No.2018
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昨日の手ぬぐい&映画「ジャングル・ブック」
2020年06月07日(Sun)
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昨日買ってきたダイソーの手ぬぐいを朝一番で洗濯(水通し)して、さっそく夏用のマスクに仕立ててみました。
できるだけペンギンとフラミンゴ1羽ずつは全身が出るよう位置合わせを試みたものの、布のロスを極力省いた結果、一本足で立ってる姿が一部見切れちゃったのが無念です。足をクロスさせてる立ち姿も出したかったなあ……
肝心の使い心地はまだ試していませんが、これまでのより少しでも息がしやすいことを願いたく……
その後は昨夜放送された、ディズニーのCG実写な映画「ジャングル・ブック」ノーカット版を見てみました。
すげーーー、ジャングル・ブックだ!!
なんかもう映像の美しさ、リアルさが半端なかったッス(@□@)
……私にとっての「ジャングル・ブック」は、子供の頃から家にあった、↓これなんですよ。
……カバー絵こんなだったんだww<兄達がボロボロになるまで読み倒していて、すでにカバーがなかった 中の絵も同様に妙にリアルで、幼心にもその臨場感にドキドキさせられたものです。
この絵でイメージしていたその世界が、まんまそこにあるよって、もうそれだけで圧倒されました。 ああ、黒豹のバギーラがめっちゃバギーラっ( T ▽ T ) 熊のバルーのキャラも味があると思っていたら、声優が西田敏行さんとかww
ただまあ映像がすごかっただけに、ストーリーの改変ぶりは……でしたけど。でも一作でちゃんときっちり成立しているし、モーグリは「モーグリ」としてジャングルに戻ってきたしで、ディズニー節のハッピーエンド(あれだけ森を焼いちゃってモーグリお咎めなし? とか、行きにあれだけかかった道のりを松明片手に一晩で走りきったのか? とかは言っちゃ駄目なのですww)。 これはこれで面白かったと思いました。
……ニシキヘビのカーが女性、しかも敵役というか、捕食者としてご登場なさったのはかなりびっくりしましたけど^^;; ってか、めっちゃめちゃめちゃ長えよ Σ(゜ロ゜ノ)ノ 太さと長さのバランスがさすがにおかしくないですか??
個人的にカーは、バギーラと並ぶ好きキャラなんですよね。 バンダー・ログにさらわれたモーグリを、バギーラと一緒に助けに来る。そして猿たちにこそ向ける催眠術の不気味さ恐ろしさ。けして単純な正義の味方ではない。けれど強烈な格好良さを感じさせる、知的なダークヒーロー風味のおじさまイメージだったのに〜〜っっ 続編で赤犬に追われて蜂の滝壺に飛び込むモーグリを、とぐろで受け止めてくれるシーンとかも大好きだったのに……ただの友情出演キャラみたいになっていたのが残念でした(´・ω・`)
あとアケーラ……もといアキーラがあっけなさすぎたんですが!? あれ実は生きてたってオチとかないの!?!? そして次の頭領はラクシャさんなの??
可愛かった仔狼グレイくんは、どうせならラストシーンでモーグリとかけっこしてる若狼の中に混ざってくれてたら面白かったと思いました。狼なら一年ぐらいで、それぐらい成長しますよね? その方が『狼ではない』モーグリとの『違い』を表現できたと思うんですが。
何はともあれ見ごたえはあったので、ディスクに焼いて保存版です★ ああ、原作も読み返したくなってきた……
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No.2002
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こんなにネタはいりません&遺留捜査SP
2020年05月08日(Fri)
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スクエアドイリー9段目、さくっと終了……とは行きませんで。 またも糸始末して、アイロンで落ち着かせようとした段階で気が付きました。
今度はチェインが1本多い _| ̄|○ノシ
左側の、リングのてっぺんでシャトル繋ぎしているのが正しい状態です。 道理で結ってる最中もやけに収まりが悪いと思ったんですよ……隣のセットと間違えて、両脇のピコへ繋いで余分なチェインを入れてしまっている(しくしくしく)
普通なら収まりが悪い段階ですぐ気がつくものなのに、このドイリーはとにかく結っている途中で波打ちまくる、すなわち収まりが悪いのがデフォルトなので、最終仕上げまでなかなか気付けないんですよ……
そしてこれ以前にも、そもそもの結い始め直後で外向き大リングを作り忘れていることに、半分以上進んでから気がつきまして。そこだけ解いてやり直しもしてるんです。結び始めの部分だから、通常とは逆方向にほどいていくしかなくって、ものすごく大変だったんです……ようやくそれを乗り越えて「よっしゃ完成!」と思った直後に今度はこれ。
もう疲れたよママン……・゜・(ノД`)・゜・
話は変わりまして、 毎日のように更新されていた朗読系 You Tube チャンネルさんが、4月11日を境にパタッと動きを止めていたので、もしや……と心配していたのですが。 昨日また新しい動画がUPされていて、心底ほっとしました。 ブロガーさんや投稿小説サイトの作者さんも、この時期に定期更新が止まられると、やはり不安になります。プライベートや大まかな居住地さえあまり公表されていない管理人さんだと、特にね……いやほんとに良かったです…… 以前にも、相互リンクしていて、週末にはしょっちゅうチャットしていた二次創作サイトさんがいきなりなんの反応もなくなった挙げ句、年単位でサイトが放置され続けて、ジオシティーズのサービス終了で消えてしまったこととかありまして。……事故とかじゃなかったのなら良いと、切に願っています。
そして今更な話題でしょうが、半年ぐらいずっと積録にしていた遺留捜査のSPをようやく見たんですよ。2019年のスペシャル2本目、村木さんが撃たれる金色の鍵の回ですよ。 えー……いきなり冒頭の数分、天橋立からの小料理屋部分で、公式が最大手ってのを思い知りました……ええ、業界用語で言うところの掛け算ってやつですが。 もうあそこだけで、私はいったい何を見させられてるのかと小一時間ww
そして糸村さんが休暇中の行き先を、ちゃんと課の人達に知らせてるっていうのが、やっぱり京都編では成長してるなあと思ったり。
と、↑ここまで書いた状態で続きを見始めて……いろいろあった気はするんですが。 最後の最後で全部持っていかれましたww
いやもうほんとに何が起きた公式!? これ絶対スタッフの中にそっちのクラスタがいるだろ!?!? とりあえず、糸村さんの「その顔」をはっきり映さなかったところはグッジョブです。見えない方が。より想像の翼が広がりますよねえ( ̄ー ̄)
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No.1956
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美空ひばりの映画「雪之丞変化」
2020年04月23日(Thr)
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ロウドクソウコさんで、大好き作品「雪之丞変化」の朗読公開が始まったのに刺激され、積録になっていた「ひばりの三役 競艶雪之丞変化」及び「ひばりの三役 続競艶雪之丞変化」を視聴しました。
1957年の作品。主演の雪之丞及びその母親と闇太郎の三役を、タイトル通り美空ひばりさんが演じています。
……思ったより面白かった(笑)
雪之丞を女性が演じているというので今まで敬遠していたんですよね。でも当時二十歳だという美空ひばりさんの女形姿 ―― ただ女性らしいと言うだけでなく、ちょっと男性っぽさも感じさせる、浮世離れしたところがあって、なかなかに見事でした。……闇太郎役はさすがにちょっと……でしたが(苦笑)<15歳ぐらいの少年に見える 浪路との一途かつプラトニックな恋模様は(設定上当然ですが)浪路の片思いとなり、どちらかと言うと原作では投げっぱなし感のあった、お初さんの方の株が上がっていたのも、これはまあこれで。 ……少なくともあっさり浪路と一線を越えちゃうような、あの作品よりはっっっ(泣)<雪さんと浪路は、あくまでプラトニックな純愛なのがミソだと信じている あ、浪路さんも、とても可憐でおきれいでした(北沢典子さん当時19歳)。
お初が立ち聞き時にお高祖頭巾かぶってないのに「お高祖頭巾の女より」って手紙書いてたりする構成の甘さとか、孤軒先生がいないとか、そもそも闇の親分が土部に気に入られる下りがざっくりカットなど、省略や説明不足な部分は多くとも、台詞回しの忠実さと言い、浪路が盃持ち帰ってるとか土部が赤い酒飲んでるとか宝玉マニアーーwwといった細かい部分と言い、なかなかツボを押されたりvv あと周囲がちゃんと仇討ちに肯定的なのも良し! これは仇討物なんだから、「復讐なんて虚しいものだ」なんて言っちゃ駄目なんですよぅ<モンテ・クリスト伯とか和田慎二作品とかの復讐物が大好き
かなり早めに土部から敵認定されちゃったとか、最後の一人である土部相手にはやっぱりチャンバラで挑むのかなど、どこまでも怪しまれずに潜入とか裏で糸引く情報戦的な要素が少なかったのはちとアレですが。それでもまあ、今まで見てきた旧長谷川一夫(1935〜36年松竹版総集編)、新長谷川一夫(1963年大映版)、丸山(三輪)明宏(1970年TVシリーズ版全13話)、滝沢秀明(2008年TVスペシャル版)と比較して、映像・脚本ともそこそこ上位にランクインする出来だったと思います。 お初じゃなく闇太郎のほうが短銃使いだったのにはちょっとびっくりしつつ、少年に見える闇太郎が大人数相手に無理なチャンバラするよりは、まだ自然な流れですし。 なおお初と闇の親分がちょっといい雰囲気なのは、今では入手がかなり難しい原作続編にて、実はちょっと匂わされていたりするので、これもまあ。
■雪之丞後日|私立杜守図書館 http://plant.mints.ne.jp/takara/yukinojo_gojitu.htm
ともあれ今回の一番は、画面を見ていての美しさ、華やかさだったかと。 流血その他いろんな意味での露骨なシーンはカメラ外に出してある、アングルの妙も良いんですよ。チラリズムの美ってやつですね、うん。
……しかしこれ、「雪之丞は実は女形に身をやつした女であった(ネタバレにつき要反転)」って設定、入れる必要あったのか? と言う疑問が少々(苦笑) まあ原作を知らない、あるいは知っていてもさほど思い入れのない人からすれば、面白いアレンジ&演出だったとは思いますが。
そして朗読を聴き、この映画を見て改めて気付いたこと……雪さんの父親、いくらなんでも子供にいろいろ押し付けて大人気なさすぎるだろうと正直思っていたんですよ。でも雪さん当時8歳ってことは、父親あの時代だと二十代半ばでもおかしくない訳で。 今まで見た映画などだと、俳優さんたちがみんな軒並み年配の人揃いだったので失念していました。 代々裕福な大店の、苦労知らずな若旦那だったのかと思うと、ちょっと印象が変わった次第です。
あと手持ちで見ていないのは、東千代之介(1954年松竹版)と大川橋蔵(1959年東映版)かな……ウィキを見る感じ、他に坂東好太郎(1939年松竹版)と江畑絢子(1959年TVシリーズ版)がある模様。
……なんだかんだで原作厨な私としては、やはり原作の文章をそのまま読み上げて下さる朗読が、一番満足できるんですけどね(苦笑)
■プレイリスト:武葉槌朗読「雪之丞変化」(三上於菟吉) | ロウドクソウコ https://audiobook-edo.com/?p=6814
■図書カード:雪之丞変化|青空文庫 https://www.aozora.gr.jp/cards/000310/card1911.html
ああもう、サムネイル画像からして美しい……管理人さま、判ってらっしゃるっΣG(`・ω・´) もうね、これから毎週火曜日が楽しみでなりませんです♪ 管理人様にはまったくもって感謝感謝。 とりあえず4月分も、ご支援させていただきましたです、はい <( _ _ )>
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No.1939
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ドラマ「陰陽師 滝夜叉姫」
2020年04月12日(Sun)
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遅ればせながら、録画していた佐々木蔵之介版「陰陽師 滝夜叉姫」を、ようやく視聴しました。 えー……過去何度か映像化されてきた、夢枕獏の「陰陽師」ですが……うん、まあなんと言うかですね、ははは(遠い目)
で、今回はさほど期待せずに見てみたら……割と普通に面白かったです。 実は原作も「滝夜叉姫」にはそこまで思い入れがなくて、正直内容あまり覚えてなかったってのもあるんですが(苦笑)<夢枕陰陽師は、初期頃の短編のシンプルさが味だと思っている
ひとまず博雅さんと晴明さんの関係が、ほぼ原作通りだったってことが、一番嬉しかったです。 最初からちゃんと友人関係! そして博雅さんのあの朴訥感。醍醐天皇の孫という殿上人のくせに、供も連れず牛車も使わず徒歩で晴明さんちへふらっとやって来て、なんかうだうだしながら濡れ縁で酒を呑む。そして笛を所望されて普通に吹く。完全に素でなんか深いこと言って、晴明さんは感心して「よい漢だ」と。で、「からかうな」と不機嫌になる。うん、これでこそあの二人vv
あと露子姫(本田望結)がめっちゃ露子姫だったww 水干姿まで出してくれるとは思わなかったよ! 個人的に、露子姫なら晴明さんとくっついても許せると思ってるので(でも彼女は「式神怖いから追い出して」とは言いそうにないな……)、これも嬉しかったです。 道満様(竹中直人)も怪しさ爆発でこれぞ道満様だったし、なんかみんな存在感ありすぎと言うか、キャスティングめっちゃ豪華じゃなかったです? 私でも顔の見分けつく人がゴロゴロしてましたよ。
ただ脚本は……うーん。 原作知識がある人間としては楽しめたんですけど、原作知らない人にはよく判らない部分が多かったんじゃないかな。戦闘中の緊迫した場面で、いきなり「博雅、葉双を」って言われて、素直に刀しまって笛吹き始めるとか、普通に見たら「は?」なのでは。 博雅三位は妖物をも感動させるほどの管弦の名手で、あの笛(葉双)は、かつて朱雀門で鬼と合奏した時にもらったこの世ならぬ名笛なのだとか(このエピソードは今昔物語だかに実在してます)、このドラマだけ見たら博雅さんやたら敵に同情して口先だけで無責任に哀れんでるだけのように見えね? とか、そもそも蘆屋道満って何者?? とかとか、いろいろ説明不足じゃないかと。
演出? というかカメラワークなどはそこそこ良かったと思います。 最初の百鬼夜行的なやつとか、露子姫が飼ってた黒丸(芋虫)の造形のチャチさなどに悪い予感を覚えつつも、その後はまあなかなか。 見る目に耐えない顔をあえて映さず、視聴者の想像に任せるとか。首切り落とすシーンもあえてカメラの外にして、その後も死体に首がない状態を影だけで表現。あくまで過剰演出しない。良い匙加減だったと思います。 CGも、あれぐらいの術なら原作でもちょこちょこ使ってるので、まあ許容範囲内でした。 閃光や大音声で、ドカーン! バシャーン!! は違うんだよ……
やや不満を言えば、晴明さんを佐々木蔵之介にするなら、博雅さんももうちょい年上のキャスティングにしてほしかった……蔵之介さんの晴明さんはけして悪くなかったんですけど、やっぱり博雅さんが市原隼人さんだと年の差がありすぎて。 この二人は同年代、むしろ晴明さんのほうが年下(というか年齢不詳)に見えるぐらいじゃないと、なんかしっくりこないです。そもそも19年前に童だったって役を、佐々木蔵之介さんが演る事自体に無理があるというか。 ……蔵之介さんがせめてもう二十歳若かったら、言うことなかったのになあ(無茶振り)
あとは一箇所でいいから「ゆこう」「ゆこう」のやり取りが欲しかったですが……まあ、その程度の不満ぐらいで、おおむね面白かったです。
とか言いつつ、なんか検索してみたら、世間の感想だとボロクソ言われてますねww まあたぶん、私ももしリビングで視聴していたら、おそらく母が横から延々「ここはこうじゃない」「品が無さすぎる」「イメージが(ry」と文句をつけ続けてただろうなあとは思いますが。 良いんだ、私は楽しく見れたから……
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No.1929
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ドラマ剣客商売「婚礼の夜」
2020年03月18日(Wed)
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先日放送された、北大路欣也版・ドラマ剣客商売「婚礼の夜」を視聴しました。 事前に原作をチェックしてから臨んだのですが、なかなか好みの脚本でした! 特に終盤の大治郎さん(高橋光臣)潜入捜査あたりからは、台詞回しもかなり原作に忠実で、そうそうこういう感じのが見たかったんだよ〜〜ってvv ただちょっと残念だったのは ―― ドラマの見せ場的に仕方のないことではあるのですが ―― 小兵衛さん(北大路欣也)が出張り過ぎた部分でしょうか。せめて最後の立ち回りシーンは、物陰から見守るままにしてほしかったなあ(´・ω・`)<視聴時に「あ、出てきちゃった」って思った ……あれは原作のどの話だったか。ありましたよね? 「剣客として生きる以上、命の危険があるのは仕方のないことだ」と、闇討ち受けそうになってる息子を放置しつつ、それでも心配で物陰から一部始終見守って、無事に済んだことを見届けてから素知らぬ顔で立ち去るエピソード。 今回の「婚礼の夜」は、第一話で「金で剣は売らない」と、生真面目に大金つっ返した朴訥すぎる大治郎さんが、打って変わって芝居っ気もたっぷりに食い詰め浪人のふりをして、悪党どもに混ざり込んだあげくに殺しの依頼もしれっと引き受けちゃう。そして弥七さんに現金を渡して、「これを捜査の足しに」とやったりもする、父親に似てきた成長っぷりが楽しめるお話なのですもの。そこはラストまで大治郎さんだけで、きっちり締めさせてほしかった……っっ
なお俳優さんが変わっちゃった件に関しては……正直、残念であったりします。私そもそも、剣客商売のドラマ版は北大路版から入ったんですよ。だから私の中の若先生は斎藤工だったし、三冬さんは杏さんだったんです……特に今回の食い詰め浪人姿は、斎藤工ならどんなに色っぽかっただろうかと!! まあ高橋光臣さんも、最初はちょっとぬぼーとし過ぎかなと思ったものの、でも浪人姿が素敵だったので、一気に巻き返りましたけどww ああもう、石垣に腰掛けた弥七@山田純大と、その足元に立ってそっぽ向きながら打ち合わせしてるボロっちい大さんの格好良いことよ……(じーん) 浪人姿で潜入は、藤田まこと版の渡部篤郎も格好良かった記憶が。なんで二枚目俳優がおくれ毛たっぷりの浪人姿やると、ああも色気が増すんだww
そして三冬さんに関しては、瀧本美織さん、普通にしっくり馴染みました。ぶっちゃけ俳優さん ―― 特に女優さんの見分けがあまりつかない私には、他にどういう役を演じた方かは知らない訳ですが。今回、三冬さんが良い感じに三冬さんだったので、こちらは不満なかったです。 原作では地の文の補足があるためもうちょっと大人しく、頼られた嬉しさをほんのり漂わせる程度でしたが、ああやっていそいそと「お金を借りる相手に自分を選んでくれて嬉しい」と小兵衛さんに報告しちゃったり、「返却方法が人伝なのは不満だ」と生島さんに食って掛かってみたりも、あれはあれで微笑ましいったらww
……ああでもドラマ版三冬さんで、若衆髷を結ってるバージョン、そして結婚後は髪の長さが足りなくて日本髪結えずに苦心するエピソードも見てみたい……ドラマで女性が髷結っちゃうと、普通に男性役と見なされちゃうのがネックなのかなあ……
2020/03/24 追記: その後調べたら、闇討ち受けそうになってる息子を放置しつつ、それでも心配で〜〜の話は、1巻の「まゆ墨の金ちゃん」だったので、今後の読み返し用にメモメモ。 っていうかこの話、ゲストキャラがあまりに強烈(笑)過ぎて忘れてましたけど、他にも小兵衛さんとおはるの祝言もあったりと、盛り沢山の回じゃないですか、やだーーww
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No.1885
(映像)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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