よしなしことを、日々徒然に……
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 「寝ぼけ署長」の飛ばされたぶん
2022年01月30日(Sun) 
いつもの朗読動画の話ですが。

■「寝ぼけ署長, 第7篇, 毛骨屋親分,その1,」,作,山本周五郎,※【解説,朗読,】,by,イサナ,朗読館, - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=dj8uMd099uY

ひゃっほーーーーっっ へ(^○^へ)(ノ^○^)ノ
個人的に耳馴染みが良くて、銭形平次などをよく聴かせていただいている読み手さんが、ちょっと前から「寝ぼけ署長」の公開を始められて、ひそかに期待しながらお待ちしていたのですが。
NHKラジオと他の方の朗読を合わせても、一話だけ見つけられなかった、7話目「毛骨屋親分」がついに開始されましたっ(喜)
……これ一話のために図書館で借りてきた書籍を、まだ返却してないんですが(苦笑)

NHK朗読で他にも飛ばされた、5話目「眼の中の砂」を含めた、1〜6話も、既に全文UP済みですぜ★

■寝ぼけ署長 山本周五郎 - YouTube
 https://www.youtube.com/playlist?
list=PL2OnX1umHIXXLg0yTxq_kjabuMEDam5qI

この調子だと、同じく飛ばされた8話目「十目十指」も含めて、全話揃えて下さりそうですね。
この方は更新ペースも早いので、楽しみに待ちたいと思います。

……ただ、ある日突然作品が消えていたり、長編作品を冒頭だけで放置することも多い方なので、そのあたりは要注意なんですが。 黒岩巌窟王、なんで主役が陥れられるまでさえも届いてないんや……(泣)

私にとっては初・山本周五郎作品なんですが、この「寝ぼけ署長」は予想外に面白かったんですよ。
事件解決よりも、そもそも事件を起こさない、あるいは多少の非合法手段を用いても丸く収めようとする署長さんが、すごく好きです。
時代背景の関係で、いろいろとアレな当時の因習やら差別やら現在の放送では使われない表現(ryなどもありますけれど、それはそれとして、その頃の様相・風俗が感じられたりして。

最終話「最後の挨拶」なんてもうね……署長さんは本当に功名とかに興味がなく、ただただあの町が好きだったんだなあと。ちょっと自分の感傷で突っ走っちゃって、相手の気持を蔑ろにした感もなくはないけど。それでもずっと補佐をしてくれていた「私」にだけは、真意を明かして静かに去る。ああ、署長さんだなあと。
青野くん、署長さんが転勤したあとにもちゃんと連載を続けて、最終話でのあの「挨拶」の真意を、のちに市民みなに知らしめてくれたと、私は信じてるよ!
……そうじゃないと切なすぎる ・゜・(ノД`)・゜・
No.2949 (その他)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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