薄幸の令嬢は幸福基準値が低すぎる
2020年06月08日(Mon)
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読書記録: ■薄幸の令嬢は幸福基準値が低すぎる https://www.alphapolis.co.jp/novel/223267119/644133528
現代日本で早くに両親を失い、施設育ちで貧しくも前向きに生きていた女性が、異世界の公爵令嬢に転生。10歳で記憶を取り戻すも、母は既に亡く父公爵は周囲に進められて後妻を迎えたものの、前の妻が忘れられずに家族を放置して王都で仕事。継母は異母弟ばかりを可愛がり、先妻の面影を持つ少女を虐待する。 しかし食事も衣服も寝るところの苦労もなく、使用人同様の扱いを受けることで自活スキルも身についた! とひたすら前向きな少女。そんな彼女もはや17歳。栄養不良で10歳ぐらいにしか見えないが、年頃なのである。そんな彼女を不憫に思った使用人達が王都の公爵へ注進したことで、ようやく虐待が発覚。父親の元へと引き取られることに決まった彼女を、宰相の子息と強面の騎士が迎えに来て ――
知識皆無で乙ゲー世界のヒロインに転生した無駄に前向きな女性と、人間不信気味だった宰相子息やら、同じく前世の記憶持ちの悪役令嬢(予定)などがわちゃわちゃする話。中編でさらっと完結済。 前世の記憶はあっても、主役は乙ゲーもラノベも存在すら知りません。そして元から施設育ち&貧乏だったこともあり、自分が虐待されてることにもあんまり自覚がないと言うか、いや自覚はあるけれど後妻さんの気持ちも判るし……と甘んじて受け入れちゃってます。洗脳怖い(汗) 最終的には恋した相手と結ばれてめでたしめでたしなんですが、なんというか……ぬるい? ザマアは一切ありません。虐待してた後妻にはもう少しなにかというか……過剰なザマアは読んでできつくもありますが、それにしたって年単位であれだけしておいて、謝ればそれでいいってもんじゃないだろう!? というもやもや感が微レ存。 っていうか恋のお相手さん……ろ、ロリ……?
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No.2003
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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