天使たちの課外活動6 テオの秘密のレストラン
2019年06月04日(Tue)
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読書記録:
茅田さんの未読分、ようやく消化終了。 あ……もものき事務所がまだ一冊残ってるか……?
あーまあ、ともあれ。 刊行から一年近く経ってるのにようやく追いつけました。 ……珍しくリアル店舗で購入したら、奥付確認した店員さんに「新刊じゃないですけど大丈夫ですか?」って念押しされたよ(笑)<未だに初版が帯付きで平積みされていた 内容はタイトル通り。故人なのが惜しすぎるスーパーチートなアンヌ奥さんの生前の手配りにより、老朽化した店舗を改装することになったテオドール・ダナー。 店を閉めなければならない三ヶ月間のこともちゃんと手配済みで、昔テオやアンヌと同じ店で給仕をやっていた、実は実業家の息子だった男が中央座標(セントラル)に新たなホテルを建てるというので、そこで本格開業前の試用期間中、料理長を務めながら若手料理人を仕込んでほしいという流れ。 いきなり店の情報サイトが勝手に書き換わっていくわ、故人からメールが届くわで、最初はパニックを起こした息子夫婦と義父さんたちですが、アンヌだからですべて終わるあたりがww<テオさんは料理できればどうでもいい人だから驚かない その後は、開店前のホテルでいつものテオさん節であっちゃこっちゃを振り回しまくった挙げ句、こりゃ自分たちだけで親父のフォローは無理だと判断した息子夫婦がルウにヘルプを求め、週末だからと金銀天使も同行。 いつものごとく、値段なんか関係なしに一流の調度品をガンガン選んでいく中で、最後にテオが「ここには、前にアンヌが気に入ってたあの絵がいい」と言い出したのが、よりによって人類の至宝とも呼ばれる「あの絵」で……と。 はい、茅田さんのファンならば、「あの絵」がどの絵かはもうお判りですね(笑) 今回は金銀黒天使よりも、完全にテオ。っていうか、課外活動シリーズは半分がテオのお話になってませんかね。この巻なんて、怪獣夫婦もライジャも出てきてませんし。 ただ後書きによれば、この話、まだ終わってないそうなんですよ。実際、「いよいよ開店だった」ってとこまでしか到達してませんし。 上流階級向けの隠れ家的ホテルなので、試用期間が始まったら、怪獣夫婦やジャスミンなんかも泊まりに来るんじゃないかなあと期待しつつ、続刊を待つことにします。
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No.1274
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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