よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 オニオンリングの経験値
2019年05月11日(Sat) 
私がまだ、タティングレースを始めて間もない頃。
ようやく#40の糸を扱えるようになってきた時分に、挑戦して玉砕したモチーフがありました。
藤戸禎子さんの「タッチングレース 華麗なクラシックレース」という書籍に掲載されている、「12 ショール」という作品です。
完成品はとても大きい、まさにクラシカルな大作なのですが、実際には四角いモチーフを複数繋いで縁編みをするものなので、4枚ぐらいなら……そろそろ行けるかな? とか思ったんです。

で、前述の通り見事に玉砕 _| ̄|○
もうね、どこでどっちのシャトルに持ち替えるのかとか、ピコ繋ぎの種類とかいっさい指定がなく、一部目数が抜けた結び図と、実にざっくりした説明、美しくドレープさせた状態で椅子に被せ、遠くから撮影された写真だけを頼りに挑戦した結果が……



こんな感じ(汗)
試行錯誤の結果は窺えるものの、どうしてもオニオンリングの根元部分がうまく収まってくれなかったんです ・゜・(ノД`)・゜・
その後、半年ぐらいしてから再度トライしてもやっぱり駄目で、くそう、いつかは作れるようになってやる〜〜(><) と思っていたデザインなのです。

で、それからさらにまた、二年近くが過ぎたでしょうか。
折りしも他所さまで、このモチーフを作成している記事を拝見したのをきっかけに……久々に結び図を眺めてみました。

ええと……ここからこっちにくると糸がこういうふうに出るから、こっちのシャトルでこのリング作って……って、あれ? もしかして今まで、シャトルの持ち替えかた、根本的に勘違いしてなかったか?

ここしばらく、2015春の9段目で、オニオンリング強化合宿みたいなことをやっていたおかげでしょうか。これまでとはちょっと違った切り口で考えることができました。
で、そこからさらに、結び図で指定されている順番から少しばかり私なりの変更を加えてみたところ……



おや?
これは意外と……悪くないんじゃ、ね?<赤い矢印部分でのズレや段差が、かなり軽減されている
根本でのシャトル繋ぎは、下からレース針入れた方が良かったかもとか、上のFRの接続ピコはなくても良いかも? とか、まだ多少調整してみたいところですが、根元部分の収まりは、これでワタシ的には納得できそうです。

うっわー、やばい……作りかけの三つ、どれもまだまだ 先が長いのに、また新たに挑戦してみたいものが出てきちゃったじゃないの。どうすんだよ私……(苦笑)
No.1230 (創作 >> タティングレース)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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