オネエ軍師 〜庶子たちの戦争〜
2018年11月23日(Fri)
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読書記録: ■オネエ軍師 〜庶子たちの戦争〜 〜第4話「死体占い」 https://ncode.syosetu.com/n9595ez/
人狼への転生〜や、脇役艦長〜、〜クイーンメーカーの漂月さんの四作目が始まってました。 前三作と同様、成人男性のファンタジー世界転生(トリップ)もの。 辺境の弱小領主、しかも横暴な宗教神殿と隣合わせの荘園を持つという厄介な家の、さらに庶子(婚外子)として生まれた主人公ノイエは、長身でイケメンの24歳。 ……ただし前世の記憶を持って転生したので、母国語が日本語のまま。育ててくれた平民の母親が話す言葉をそのまま覚えるので精一杯だったため、一般的な女言葉しか覚えられず。しかも魔女だった母親の教えにより、いくらかの魔法を身に着けた結果、髪を長く伸ばし護符の宝石なども装備した彼は ―― 見事なオネエと化していたというww 地の文では一人称が「私」の他は、割と普通の話し方なんですけどね。そのギャップがまた良いvv そんな彼が、とあるきっかけで神殿に幽閉されていた、同じく庶子の王女様を救ったことから謀略に巻き込まれていくらしいのですが、こちらの王女様は男装していらっしゃるから、また話がややこしくww でもまあ、この作者様はコンスタントな更新と、そこそこきちんとしたところでちゃんと風呂敷を畳んでくれるという信頼感があるので、勢いの出落ちでネタ切れってことはないことでしょう。 ……ただ四話目ラストを見る感じ、今までのキャラに比べてちょっと好戦的と言うか、血の気が多目にはっちゃけるタイプ(端的に言うと脳筋寄り気味)な気配が。 いやちゃんと代官として仕事できてるし、父親や嫡男である異母弟ともいい関係を築いているんですが。 ただ漂月さん主人公で、言語で苦労してる(知能レベルが突き抜けてない)人って初めてな気が……魔王の副官さんは転生先どころか他国語や身分・地域別方言までさくさく習得してたし、女王の先生は同じく半年で宮廷勤めできるレベルまで話せるようになってたし、脇役の艦長さんだって優秀な翻訳装置がお仕事してくれていたものの、それでも表示される字幕をもとにネイティブ並みの発声してるのは当人だったもんなあ。
ともあれ、更新が楽しみな作品が増えましたです♪
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No.855
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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