……とりあえずざっと説明文を眺めてみると、略記号なら「 R:6-6 rw *CH:-1-1-4 rw R:6+6 *repeat 3times 」で済みそうなところが、「 R of 6ds,p,6ds,close,tw,(ch of p,ds,p,ds,p,4ds,tw,r of 6ds,i to p of r,6ds,close,tw,3times). 」みたいに延々書かれていて、もんのすごい面倒くさそう(苦笑)
twってなんぞや? と思ったら turn work =リバースワークのことだったり、ssはシャトルの切り替え( switch shuttle )じゃなく single stitch(半目?)だったり、ピコ繋ぎ( join )が何故か小文字の「i」表記(でもちょっと縦に長い)になっていたりと、いろいろ手強そうな感じ。
今回一番のポイントになりそうなのは、最終段に上がる際に使われている「km」でしょうか。 凡例によれば knotless method 、翻訳にかけると「結ばない方法」? どうもダブルステッチではなくカバーステッチを使うやり方全般を指しているようで、 ch km ならスプリットチェイン(ブリッジング)、 r km ならスプリットチェインで作成したモックリングになるみたいです。
■MISCELLANEOUS - INFORMATION - Dora Young's Knotless Tatting http://pages.suddenlink.net/tatmeister/ misc_info_knotless_tatting_frameset.html
今回は「 around using km on final ch 」としか書かれていないのですが、たぶん「最後のチェインは( knotless method を使って)スプリットチェインにしろ」ってことだと……
そしてこのモチーフでは関係ないんですけど、 r km は事実上SSSR(シャトル一個で作れて、糸が反対側から出ているリング)ってことになる訳ですよね? しかも芯糸は前半も後半も1本な模様。さらにアンカー糸を根元に回す必要がないので、途中でピコ繋ぎが可能というメリットもあるのではないかと。