よしなしことを、日々徒然に……
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 ホビット 決戦の行方
2025年12月12日(Fri) 
まっすぐ座っていられるようになった&兄達は仕事かつ母もデイサービスで、一日リビングを占領できるとあって、積んでいたDVDを消化。
二作目まで見て止まっていた劇場版「ホビット」最終章「決戦の行方」をようやく視聴したのですよ。

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巻き戻し可能な上に、日本語音声+日本語字幕ができる市販円盤は本当にありがたいッス。
……って、これ二作目見たのが11年前とかマジですか(汗)
道理でいろいろ忘れているはずですわ。
いや忘れているのは判っていたから、朝から飲み物とか手近に用意して、一作目からマラソンしてたんですが、それにしても忘れすぎてる。ドル・グルドゥアって指輪物語でどんな役割果たしてたっけ??

っていうかですね、映画「ロード・オブ・ザ・リング」を見る前に文庫版で「指輪物語」を履修し、その後、岩波文庫で「ホビット」も読んではいたんですが、正直ホビットの方はどうにも趣味に合わなくて……劇場版もそれは同じで、とにかくビルボの漢前さと、あとはどんどんインフレしていくレゴラスのアクションシーンを頼りに見てた感じでした。まあ原作ではレゴラス登場してませんが。
なんかね、ドワーフ達の言動に、どうにも感情移入できないんですよ……(−ー;)
まあ、トーリンが宝への執着を振り切ってからは良かったんですが、それまでがしんどすぎる(苦笑)
そしてキーリの恋物語は……まあうん、逆にこれがないと本当に挫折してたかもしれませんが、あまりにもフラグが立ちすぎていて、それも見ているのが辛かった原因かも。

っていうか改めて視聴すると、ホビット、ロード・オブ・ザ・リングを通して、一番偉大だったのはやっぱりビルボなんじゃないかなあと思います。次点でサム。
ふたりともひとつの指輪に呑まれず、手放すことができたという点で、あの世界を救った最重要人物に数えられる訳ですが。殊にビルボがそれをなし得たのは……ひとつの指輪を長期間所持しながら、ほぼほぼ正気を保っていられたのは、トーリンというかけがえのない友が、黄金によって狂っていくさまを目の当たりにしたから……なんじゃないかなあと思わせられました。
だって一年一ヶ月の旅を終えて帰ってきたら、家財道具が競売にかけられている=あれほど焦がれていた故郷がほぼほぼなくなっていた。荒れ果てた家の中で呆然と佇むその手の中に、ただひとつ残された黄金=ひとつの指輪……これって闇落ち条件完全に整っていたと思うんですよ。
でもビルボはその後ちゃんと生活を立て直し、60年にわたって平穏な人生を送り、村の名士としてしっかりと勤め上げた訳で。それってやっぱり、指輪に呑まれたりしたら、偉そうに説教くれたトーリンに対して顔向けできないって思いがあったんじゃないかなって……(T^T)

それにしても、ビルボの時点で彼の行動がひとつでも異なっていたら……もしもゴラムを手に掛けたりとかしていたら、その時点であの世界は詰んでいたんだろうなあとか。もしもを言い出したらきりがありませんけど、それでもよくぞビルボがあの事件に関わってくれたって感じですね。
……もっと遡れば、ゴラムもまた同じことが言えるのかもしれませんけど。もしもゴラムが指輪を拾って、歪み狂いながらもずっと所持し続け、最後の最後にアレをやらかさなければ……ですもんねえ。ゴラムの本来の種族もホビットに近い存在だったらしいですし、やっぱりこの世界では日常を精一杯に生きる、素朴で平凡な存在こそが誰よりも強いって話でしょうか。

そういう意味では、湖の町で日々を生きていたバルドさんがしっかり活躍して、ちゃんと生き残ってくれたのもほっとしました。この人原作でいたかどうかも覚えてないんですけど、三作目ではめっちゃ活躍してたし、話の最後まで誠意と家族愛を貫いた、真っ当すぎるほどに真っ当な人だったと思いました。
子供達ともども、幸せなその後を過ごしたと信じたい……あとなんだかんだで生き残って、最後は女装して逃げた副官(?)にも、何かしらの報いはあったのだと思いたい……
No.4580 (映像)

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神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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