冒険者酒場の料理人
2025年05月17日(Sat)
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読書記録: ■冒険者酒場の料理人 https://ncode.syosetu.com/n4998ig/
特に何の脈絡もなく偶然に異世界へ落ちた青年が、冒険者酒場の爺さんに拾われ言葉などを教えてもらい、爺さん亡きあとは店を継いで営業しつつ、メシマズ世界の食生活を改善しようと、それまで食べられないとされていた迷宮素材を食品に変えるべく試行錯誤してゆく連作もの。
書籍化、コミカライズ、全10話+裏話(登場人物紹介)で完結済。 一話で登場する、田舎から出てきたばかりの駆け出し冒険者二人を大人としてちょっと手助けしてやり、そんな彼らが徐々に成長してやがては英雄となっていくのを眺めつつ、特に態度を変えるでもなく食材取ってきてもらったり新作料理を振る舞ったり。最後の最後にちょっとだけアドバイスしたりするぐらいで、主役のスタンスはひたすら美味しいものを作って広めたいというだけの、素朴な料理人です。 途中で拾う謎の亜人の子供についても、本作中では何も語られません。裏話で正体が明かされますが、でもそんなの関係ないね! という感じです。 ちらちら登場する女冒険者さん、もしかして同一人物かつ主役に対してアレなの?という疑問も、当人が気付いていないので(以下略 後書きも含めて基本的には定型化された1ページ1エピソード。 血脇肉は踊らないけれど、のんびり読めるお話でした。
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No.4371
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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