2012年04月02日の読書
2012年04月02日(Mon)
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本日の初読図書: いろいろ邪魔が入って、読むのに二日かかってしまいました。 新シリーズ二巻目もライジャと金銀黒天使。今回は割とささやかめの事件でした。 キャラクターは元・暗殺者コンビに加え、「ファロットの休日」でヴァンツァーと友人になるという偉業を成し遂げた元盲目の少女、ビアンカが再登場。……すいません、名前覚えてなくて最初は誰!? と思ったり。あのヴァンツがジンジャー以外に笑いかけるなんて、と……いや、むしろジンジャーに対しては無愛想モードのまんまですね。それはそれで読んでいてほくそ笑むカップルなんですが。ビアンカとの親しげなやりとりは、リィ達ならずとも目を疑いました。これはビアンカが魅力的なキャラでかつ、ちゃんと別に本命がいるあたりがポイントなんでしょう。 あと真っ赤に雪結晶模様の靴下をはいたライジャは、想像以上にお似合いで格好良かったです<イラスト ……もっともお師匠さんは、そのさらにはるか上を行きましたが(笑) そうそう、前作の後書きを見て、お師匠さんの短編読みたい! でも私のPHSじゃ yorimoba 見られないとしょぼんとしていたのですよ。それが今巻で早々に収録してもらえて大喜びしました。口絵にもばっちりカラーで描かれてくれて嬉しさ倍率ドン。ははは、確かにこの人じゃ学生には見えません(苦笑) 怪獣夫婦(特にジャスミン)とライジャの対面もひそかに期待していたのですけれど、どうやらそれは今回も含めてしばらくない模様。その代わり次作では怪獣夫婦が、惑星トルゥークへのりこみアドレイヤお師匠とご対面とのことで。それはそれでまた楽しみですvv 短編の再録、どうせならイラスト集に載ったという怪獣夫婦の結婚式とやらも、早く収録してくれないかなあ……
ところでひとつ謎が残っている気がするのです。なんで正真正銘善意のプレゼントだったものが、学内便で差出人不明の謎荷物として届けられたんでしょう? 途中で紛れ込ませたのかとかぶっそうな予想を立ててましたけど、彼女は別に特別なことなんてしてなかったですよね??
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No.3681
(読書)
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化けて出ないでね(^人^)
2012年04月02日(Mon)
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長年愛用してきたスニーカー。 先日履こうとしたら、かかとのあたりから「びりっ」と何かが破れるような音が聞こえてきたのですよ。 ……足にこそぴったり馴染んでいるけれど、確かに相当履きこんでましたからねえ。確か大学出てよそで就職・結婚したオフ友ちなつが、まだ地元にいた頃いっしょに買いに行った靴だから、えーと……(指を折っている) ともあれ外見も相当アレなことになっているし、いい加減に買い換えることにしました。
最初は日々の買い物ついでにスーパーのテナントに行ってみるも、まるで駄目。良いのがありません。そこで今日はスポーツ用品店のア●ペンまで足を伸ばしたものの、やはりどれも履き心地がいまひとつで×。 ……私は普段着や身のまわり品こそ安さを追求、百均万々歳の人間ですけれど、電子機器と靴だけは妥協しないことにしているのです。金に糸目をつけないとまでは言えませんが、それでも「迷った時はワンランク上を選択」をモットーに、それなりの品を使うよう心がけています。 で、最終的にはシューズ愛ラ●ドにあったこちらに決めました。
Walk・n・Tone の LAGear ベージュとかいうやつらしいです。 三軒目の店に入ってまず最初に足をつっこんだ瞬間、これ良い! と直感。そのあとも何足か試しましたが、結局はこれに戻りました。履き心地はもちろん、色やデザインもまるっと好みでしたし。 金額も予算の上限想定からマイナス10円とちょうど良く。履いて歩いた際に、かかとと親指の根本あたりに程良い反発を感じるのがいい感じなんですよ。 ……べ、別に「履いて歩くだけでシェイプアップ」という謳い文句に釣られたんじゃないからねっっ(ツンデレ風)
これまで付き合ってくれたスニーカーは、長い間ありがとうと手を合わせ、ゴミ箱へ行っていただきました。 最後に一枚記念写真。
お焚き上げとはいきませんが、せめてもの感謝のしるしにUPしときます。
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No.3682
(日常)
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行いが悪かったか
2012年04月03日(Tue)
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昨日買ったスニーカーを履いてみたいから、久しぶりにウォーキング(もどき)してみようかな〜? とか思ったのですが。 台風並みの低気圧が発生につき、全国域で雨と大風。ニュースで「用事のない人はできるだけ外に出ないで下さい」とか言われて断念しました。 このあたりでは、なんでも風速36.5mを記録したとか。マジで大型台風並みです。 ニュースでは「爆弾低気圧」とか評してるし……(汗) 全国各地で300何件建物被害があったとか、3名亡くなったとか。お隣の市でも看板が倒れて中学生の女の子が怪我したそうです。怖や怖や。
厳窟王派生作品「虎よ! 虎よ!」を読み始めたは良いんですが。 ……なんかこれ眠くなる。っていうか、まだ最初も最初とはいえ、なんか今ひとつというか……復讐の動機が微妙に弱い気がするうえ、主役が下品(−ー;) ううむ、またも最高傑作「巌窟王」を一番に読んでしまった弊害か。 結局は途中で寝オチ。春眠暁を覚えずってこういうことかしら……?
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No.3683
(日常)
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目の前がちょっと紫色
2012年04月04日(Wed)
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昨日は荒天で外に出られなかったので、改めてスニーカーの卸しがてら、久しぶりにウォーキング(もどき)をしてきました。 ……冬の間中、寒さに負けてサボっていたので、改めて歩くのはほんとに久しぶりです。 いきなり長距離は無理なので、ひとまずは2000歩ほど。 ……思ったよりは楽でしたが、それでも歩き終わったら膝が笑ってる(苦笑) やはり途中にある神社の石段@ノンストップが効いているのか。 そして肝心の履き心地は、なかなかに良い感じでした。謳い文句によれば「わざとバランスを悪くすることによって、足の筋肉を使わせてシェイプアップ」と言うことらしいですが、普通に歩く分にはほとんどストレスを感じません。むしろほどよい弾力が気持ちいいです。 さて、季候も良くなってきたし、また歩き始められると良いのですが。
話は変わって、そろそろ飲み始めて一月半になろうかという豆乳。 コーヒーや紅茶を豆乳でカフェオレ・ミルクティーにして、日に三〜四杯飲んでます。……飲み過ぎ? 一応、砂糖は抜きにしていますけれど。 でもって。 先日たまたま父が出かける用事があった際に買い足しを頼んだら、いつもと違うメーカーのを買ってこられたのです。 ちなみにいつものはこれ。
そして今回買ってこられたのは、スジャータの無調整有機豆乳。 ……同じ無調整豆乳でも、メーカーによってだいぶ味が違うんですねえ。 紀文はほんのり枝豆風味ですが、スジャータのはまんま液体豆腐でした(笑) ってか、なんか調べてみたら、スジャータのは家庭で豆腐が作れるらしい。そりゃスゲエvv 豆腐好きの私は普通に生のままゴクゴクいけますけれど、苦手な人には辛い味かもしれません。ああでも、塩胡椒とかで味をととのえてスープにしたら美味しいかも。
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No.3684
(日常)
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ぬぉぉおおお(汗)
2012年04月05日(Thr)
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昨夜から兆候はあったのですが。 ……ちょっとありえん程にふくらはぎが痛いです。 ハイ、紛れもなく筋肉痛です。 たった2000歩ごときで階段まっすぐ下りられなくなるって、どんだけ運動不足..._| ̄|○ こんだけ痛いと「迎え筋肉痛ー」とかいうボケもできず、今日は歩くの控えちゃいました。嫌だってマジこれギブだって。 己のあまりのなまりっぷりに凹みつつ。
話は変わりまして、『ジョン・カーター』なる映画が公開されるのですね。原作はかの「火星のプリンセス」だそうで。これはチェックせねばなりませんな。……いや、映画館には行かないけどさ<TV放送待ち 動画見てみた感じ、タルス・タルカスの迫力が今ひとつかなあ……? もうちょっとでかくてマッチョな感じをイメージしていたのですが。 あともうひとつ映画といえば、「タイタンの戦い」リメイク版が、続編公開につき地上波で放送されるらしいですね!< wiki 情報 テレビ朝日「日曜洋画劇場」にて 2012 年 4 月 22 日放映。こちらも要チェックです。 ……っていうかむしろこっちは、 1981 年版も放送してほしい……めっちゃ好きだったんですよ。これと「アルゴ探検隊の大冒険」。 VHSどころかベータビデオで録画して、テープがすり切れるほどに見返したのも良い思い出です。クリーチャーのカクカクした動きが、昨今のCGよりむしろ良い味出してるんですよvv ああ、マジで再放送希望ッス……
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No.3685
(日常)
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更新記録(2012年04月06日)
2012年04月06日(Fri)
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うっかり先週は更新を忘れておりました。すみません。 閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」七六話目をUPしました。 あとサイト閉鎖に伴い、TOPページより「オンライン小説家名鑑」を削除。 天城さんちはブログと一部のコンテンツを残して、あとはほとんどの支援サイトを閉鎖されてしまったようで残念です。長い間、本当にお疲れさまでした。
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No.3686
(更新)
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明日は歯医者と花見に行くので、ちょっと多めに歩かねばならない。ならば馴らすためにも今日こそは! ……というわけで、がんばって歩いてみました。 なんだか今度は太ももが痛いんですけど……どんだけ筋繊維が劣化しとんねん(遠い目)
そもそも「鍛えられる」というのは、運動することによって筋繊維が断裂し、それが再生する際にそれまでより少し太く丈夫になる、ということを繰り返す事によって発達していくことを指すのだそうです。それを考えれば、筋肉痛も伴わない運動など運動とは言えないのでしょうが……たかがこれしき歩いた程度でここまで痛いとは、なまり過ぎにも程があろうよ(しくしくしく)
もっとも明日の花見は、先ほど連絡があって迎えに来てもらえることになったので、歩く距離は減ってくれたのですが。
……ええ、明日は花見会の予定なのですよ。 別途レイアウト管理を担当している、某建設業系サイトに出入りするドカタ親父達のオフ会に、例年私もお呼ばれしているのですが。今年は隣の県から中国山地を越えて、某CADソフトの開発者御夫妻までいらっしゃるという、いつもとはひと味違ったオフ会になりそうなのですよ。 そもそもその花見会、例年の持ち物がふるっているのですよ。いわく、
・自分の飲むアルコール ・自分の食べるツマミ ・かぶり物(必須)
1番目と2番目は判りますが、3番目って……しかも必須って! それでも例年は適当に誤魔化していたのですけれど、今回は広島から突撃の御夫妻が「ケロ●軍曹と河童の着ぐるみ準備しましたーvv」とかって。そうまでされたら、お迎えする方もそれなりの用意をしなければ……ねえ?
ははははは、今年の花見はひと味違うことになりそうだ(ドキドキ)
ところで虎よ〜はびっくりするぐらい読み進められません。読んでいると眠くなる(−ー;) この調子で、期限までに返せるかなあ……ようやく謎ディの予約順番が来たから、これ以上期限を延長できないんだよな……
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No.3687
(日常)
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近代デジタルライブラリーにて、厳窟王の続編「後の厳窟王」を発見。 ほとんど日本では知られていない作品らしいです。 おお、これはテキスト化して発表できるか!? と思ったら、訳者の著作権が切れてませんでした_| ̄|○ 近代〜では「著作権法第67条による文化庁長官裁定を受けて公開」とかで、要するに文化庁にお金を払って公開しているそうです。 翻訳者の高桑良興さんの没年はざっと調べた感じ不明っぽい……くぅっ、惜しまれる……
とりあえず、読んでみたい方はこちらにて。
■後の巌窟王|近代デジタルライブラリー http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/871850
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No.3688
(日常)
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2012年04月07日の読書
2012年04月07日(Sat)
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本日の初読図書: 時は25世紀。人々はジョウントと呼ばれる瞬間移動を身に付けることによって、一瞬にして様々な土地へと転移することが可能になっていた。その副産物としてあらゆる乗り物は金持ちが持つ贅沢品となり、また強盗や略奪が横行する物騒な世の中ともなっていた。貿易バランスが崩れたことによって、火星より内側を圏内とする内惑星連合と、木星以遠の各衛星が属する外衛星同盟との間にも一触即発の緊張が存在している。 そんな活気と猥雑さに溢れた時代。 ごくありふれた宇宙船乗りの一人であるガリヴァー・フォイルは、死の危機に瀕していた。遭難した輸送船ノーマッド号にひとり閉じこめられ、狭い気密ロッカーの中で乏しい空気と食料を頼りに半年間も漂流していたのだ。宇宙空間の中では、瞬間移動をすることができない。どうしてこんなことになったのか、彼はほとんど覚えていなかった。すべての記憶は遭難の衝撃と、気が狂いそうな孤独の中に消えていた。 そしてある日、ようやく近くを宇宙船が通りがかった。必死になって救難信号を送ったフォイルだったが、しかし何故かその船は信号を無視し、フォイルをうち捨てて去ってしまう。絶望と怒りの中で、フォイルはその宇宙船〈ヴォーガ〉に復讐することだけを拠り所に、生き抜くことを決意し、壊れた船をなんとか動かそうと試み始めた。 やがて ―― 気の遠くなるような努力の果てに、ノーマッド号はようやく動き出した。そうしてたどり着いた先は、小惑星帯の中にある忘れ去られた科学人の星。彼らは独自の科学と文化のもとに暮らす、25世紀最後の野蛮人だった。 フォイルは科学人達によって、顔中に虎の如き異様な刺青を施され、仲間の一人として婚姻を強要される。それを拒みかろうじて逃げ出した彼は、ようやく地球へと戻り、〈ヴォーガ〉への復讐と己が何故見捨てられたかの調査にのりだすのだったが……
厳窟王派生作品。古典SF不朽の名作……だ、そうです。 歯切れが悪いのは、個人的にはちょっと微妙だったからです。うん……内容や翻訳が古いのもあるんでしょうが、少々話に入りにくかったです。正直文章が判りにくい部分が随所にあって。地名や固有名詞の訳も古いし。 設定やストーリーだけ追うと、それなりにおもしろいと思うんですけどね。最後の方のフォイルが時空を越えてジョウントするくだりの表現も、なかなかに迫力がありましたし。 いっそ新訳が出てくれてたら良かったかもしれません。 あとは……内容的に、厳窟王や白髪鬼、雪之丞変化などにある周到さや高潔さが、フォイルには欠けるところが感情移入のしにくかったところでしょうか。「目には目を、歯には歯を」にのっとり「悪には悪」「善には善」を返す前者に対し、フォイルはとにかくぶつかって、殺すわ犯すわ破壊するわ。相手が悪人だろうが、なんの関係もない無辜の人だろうが、いっさいお構いなしです。科学人達だって、そりゃあ固有の文化をいきなり押しつけたのは悪かったかもしれないけれど、遭難者を善意で助けて治療してくれたんだから、あそこまでされることはないと思うんだよ……ましてやロビンやジズは言うまでもなく。 最初は弱かったと思える復讐の動機が、やがて見えてくるノーマッド号の遭難の真相などから、納得できるものに変わってくるのは良いのですけれど。 あとオリヴィアはどうなったんだとか、フォイルのその後とか、いろいろひっかかりどころが残ります。 むう……私が求めているのは単純明快で爽快かつ痛快、そしてスタイリッシュな復讐物なんですけど……なかなか難しいですねえ……
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No.3689
(読書)
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年に一度の馬鹿騒ぎ
2012年04月07日(Sat)
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本日は別途レイアウト管理に関わっている、建設業系サイトのオフ会花見でした。 ……ちょっと時期的に早くって、桜はほとんど咲いていませんが。そしてここ数日の中で群を抜いて冷え込んだ一日でしたが。まあ、週間天気予報が一時「雨/雪」になっていたことを思えば、曇りと晴れを行ったりきたりだった天気はマシな方だったと思います。
で、まずは十時より、半年に一度の歯医者の定期検診を済ませました。 歯ぐきの検査やら歯石取りやらで、これが毎回一時間はかかります。今回は半ば埋没している左の親不知まわりの磨き方を注意された他は、特にこれと言って問題はありませんでしたが。 そしていつも通り十一時に歯医者を出てからは、花見用のアルコールとつまみを仕入れつつ、地元駅の足湯にて三十分ほど時間調整。 ちょうど良い時間になったので、集合場所になっている主催者ワチキさん宅へ。 車担当のGOEさんとも合流しつつ、荷物を運んで一時前には会場の城山公園へご到着。 シート代わりの畳表をセッティングし、各自持参したつまみとアルコールを広げて、ワチキさんとGOEさんは広島よりいらっしゃる pao 御夫妻をお迎えに。 ……そしてご到着。
ほんとにケロ●軍曹着てるーーーー(爆笑) しかもワチキさんまでカッパ着てるーー(大爆笑) いやん、これじゃあ、私の被り物なんてまだまだじゃないですか……
いやまったくほんとに。今回の花見会はいつになく、通りがかる人々から写真撮られまくりましたよ。許可を取るかた隠し撮りするかた、様々でしたが。特に多かったのは外国人観光客。誤った日本のイメージを植え付けてしまったなら、申し訳ない話です(苦笑) でもめっっっちゃ楽しかったですvv 初めてお会いする pao まま@ケ●ロ軍曹は、とっても気さくで楽しく朗らかなかたで、初対面とは思えないぐらい話が弾みました。 ……その半分ぐらいは、自分達の格好を見て互いに笑い転げていただけの気もしますがvv その後、TELさんやK村さん、ねっちょさんなども加わって、宴はますます賑やかなことに。
左からワチキ・TEL・paoぱぱ・paoまま・GOE。 ←の中に私はいません(念のため)
ちょっと気温が低くて今ひとつお酒は進みませんでしたが、それでも非常に楽しいひとときでした。 その後、夕方になったので城山からは撤収。 二次会はおでん屋にて温かいおでんをつつきつつ、タブレットPC……とはちょっと違うのかな? モニターを裏返して、タブレットPCのようにできる携帯用ノートを囲んで、ひとくさりまじめな建設業の話もしたりとか。
……私には正直(?_?)でしたが、 Windows7 搭載、画面をスタイラスでタップして操作できつつキーボードも備えて無線LANも使用できるというマシンは、非常に興味深かったです。
そして三次会はカラオケスナックにて歌いまくり。 っていうか、ここまでケ●ロを着続けている pao ままスゲエッス(笑) スナックの女性が、借りて着て自分の携帯で写メ撮ってましたよ。城山でも女子高生にツーショット写真を頼まれてましたし……ケ●ロ軍曹の人気はさすがですな。
その後、私は十時前に失礼して先にタクシーで帰りましたが、その他のメンバーはまだまだ続けていらっしゃったようです。 さてはて、宴はどこまで盛り上がったのか……(汗)
そんな感じで午前中から出ずっぱりの一日。なかなかハードでしたが、それでも本当に楽しい一日だったのでした。
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No.3690
(日常)
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昨夜の花見という名のサバト(をい)を経た日曜日。 夕べのうちにざっと日記の下書きや写真の整理はしておいたし、特にこれといった用事もないので、安心して惰眠をむさぼっていたのですが。 ……日もすっかり昇ってから眼が覚めてみたら、なんか声が出ないんですけど。 明らかに歌いすぎ……ではなく、笑いすぎ(汗) 通りすがる見知らぬ観光客に、「楽しそうですね〜(苦笑)」と何度も声をかけられるほど、馬鹿みたいに笑いどおしでしたからね。それも腹を抱えて「わはははははっっ」って。 やー、あんなに笑ったのどれぐらいぶりだろう?
オフ会という性質上かそれとも参加者の性格ゆえか、「オラの酒が呑めんのか」とか「彼氏できたか〜?」とか「結婚しないの?」といった、うっとおしいってかぶっちゃけウザい話を振る人は皆無。呑みたい人が呑みたいものを呑みたいペースで呑み、趣味を中心にした明るくお馬鹿な話をするのは本当に楽しかったです。
で、そんな昨日の記録を一晩寝てシラフになった頭で改めてまとめなおし、この覚え書きと別管理サイトの画像掲示板へ投下。 ……とりあえずワチキさん。できれば私の素顔丸出しは勘弁して欲しいッス(−ー;) あと画像が大きすぎて、クリックすると画面からはみ出ますよーーー と、遠くの方に向かって叫んでみる。
午前中はだいたいそんな作業でつぶれました。 午後からは、先日見つけた「後の巌窟王」を読んでみようとしたのですが。 ……読みにくすぎる_| ̄|○ そもそもブラウザから読むのは無理だと最初から判っていたので、一昨夜見つけた段階で、ダウンロードはしておいたのですよ。これがまた近代デジタルライブラリーは10ページずつしか保存ができないので、14回に分けて落とした挙句にファイル合成という手間をかけさせられていたのですが。 そうして保存したファイルですら、余白部分多すぎとか画像でかすぎとかで、とても快適には読めません。 仕方がないのでいったんPDFをばらして137枚のJPGに変換しました。 そこからとりあえずストレスなく編集できる 3000 × 2500 ピクセル程度に縮小変換→不要な余白をトリミング→ 1280 × 1000 にサイズを揃えてもっかい縮小→再度PDFに戻すという作業をしたのです。 なにしろ枚数が多いものですから、 いろいろなソフトを使って一括加工に挑戦してみたのですけれど。 結局最終的には、 一枚一枚手作業でトリミング@ vix が一番確実だったあたり_| ̄|○ もともとの画像ファイルが手作業でスキャナされたものらしく、必要な文字部分の位置が一定していないのが最大のネックでございました。あとページによってはすごい斜めになってたりとかして、機械的な処理ではとても対応できませんで。 少しでも文字のサイズ(視認性)を良くするためには、上下左右の余白をぎりぎりまで削る必要があります。そんなわけでやりましたとも。手動トリミング×130回超。 試行錯誤も含めるとほとんど半日を費やしてしまい、ようやく読めたのはやっと25ページほど。見開きひとつが1ページで保存されているので、正確には50ページ。 本文総数250ページあるので、普通の文庫並みの分量があります。しかも旧字旧仮名総ルビ。また読むのに時間がかかりそうなものに手を出してしもうた……虎よ〜をなんとか読み終わっていたのがまだ幸いか……
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No.3691
(日常)
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今日は暖かかったので
2012年04月09日(Mon)
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裁縫をしてみました<意味不明? ……いえね、暖かいと上着を脱げるじゃないですか。私の場合、自宅では半纏を愛用しているのですけれど、これを着ていると袖が邪魔になって細かい仕事ができないのですよね。なので裁縫をする時は必然的に脱がねばならないと……そうすると寒い日は細かい作業に手がつけられないという因果関係になるのです。 まあ寒いと指先が動きにくいという、単純な事実もありますが。 で、もって。 今回は念願の古地図柄ブックカバーですvv
うふふふふふーーー、コンセプトは大航海時代。 羊皮紙でできた宝の地図を、バックスキンのベルトで巻いてあるぜ、的な感じで。 ……もちろん本物の革はミシンの針が通らないうえに高いので、むら染め風のコットンを使用しました。今回も材料費はしめて390円也。 本当はベルトの両側に金糸でステッチを入れようとか思っていたのに、気がついた時には既に縫いつけ終わっていたのが残念無念_| ̄|○ 何事もちょっと慣れた時が要注意ってホントね(しくしくしく) あとちょっとベルトが太かったかなあとか、前回の新聞カバーが少しきつかったから余裕を多めにとったら、今度はいささか大きすぎたかもとか、いろいろ気になるところはありますが。 それでも布の上下は間違えなかったし、模様も良い感じに出せたのでおおむね満足です♪ なにしろこの端切れはワゴンに一枚しか残ってなくって、量り売りもされておらず、もし失敗したらそれで終わりだと戦々恐々しながらの作業でしたからして。 ちなみに前回の新聞柄端切れも事情は同様。しかも布目に沿って布を裁断してみたら、いきなり斜めに裂けるんですもの(私は直線に裁断する場合、布にちょっと切れ目を入れてから手で引き裂いてます)。たまたま幅が広くなる方向に斜めだったから良かったものの、逆だったらせっかく入手した理想の布がパーになるところでしたよ(怖) 今回はその失敗をかんがみて、まず端を1センチほど裂き取って布目の向きを確認してからの作業でございました。うまくいってほんとに良かったです。
素敵なブックカバーがあると、ますます本を読むのが楽しくなりますねvv ……ちょっと恥ずかしい表紙の本でも、人前で安心して読めるというメリットも大きいですし(笑) もっともさすがに、これだけあれば数は充分でしょうけれど<現在サイズ違いで9枚ある ああでも、妖アパとかゴーストハント(改訂版)とかの四六判も欲しいような……あの版形、持ってる冊数は少ないけれど、たまーに借りてきたりするからなあ……
夜はQさまスペシャルをがっつり鑑賞。 うちの家族はクイズ番組が大好きなので、夕食も早々に三時間TVに貼りついておりました。一時みたいに、また毎晩のようにクイズ番組を放送してくれると嬉しいんですけどねえ。
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No.3692
(創作)
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2012年04月10日の読書
2012年04月10日(Tue)
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本日の初読図書: 「剃刀」志賀直哉
床屋辰床の主人 芳三郎は、その剃刀の腕を見込まれて先代の娘と結婚し、店を引き継いだ。髭をあたる際は撫でてみて少しでもざらつけば、毛を一本一本押し出すようにして剃らなければ気が済まない。それで客の肌を傷つけたことは一度としてなく、客からは芳三郎に剃ってもらうと髭の延びが一日違うと評判だった。 そんな芳三郎が、珍しく風邪を引いた。高熱に身体がうまく動かないが、店にはまだ若い男と小僧が一人いるだけで、とてもではないが手が足らない。 親方じきじきにお願いすると置いていかれた剃刀の研ぎも、指先が震えて思うようにしあげることができず、芳三郎の苛立ちはいや増していった。 そんな折りにやってきた客は粋がっている田舎者で、いつものように剃れずにいる芳三郎の様子を気に留めることもなく、無神経に眠りこけてしまった。どんなに懸命になっても、柔らかい咽の部分がどうしてもうまくいかない。苛々から怒りを通り越し、泣きたいような気分になってきた芳三郎は、やがて身も気もすっかり疲れ果ててしまった。 かつて客の顔を傷つけたことのなかった芳三郎の手元が、わずかに狂う。 ほんの五厘。ごくかすかにひっかかったその刃の先が、もたらした結末は……
ハードカバーで12ページほどの短編。 父が前々から「若い頃に読んで、強烈に印象に残ってるんだ」と語るくせに、結末をちゃんと覚えていなかったので、気になって借りてきました。 うん……確かに強烈な話ではありますね。志賀直哉は初めて読みましたけど、こういう話を主に書かれているんでしょうか。正直、近代文学は守備範囲外でして。泉鏡花と宮沢賢治、芥川龍之介ぐらい(しかもみな数編)しか読んだことがないのです。この話はちょっと龍之介っぽい感じがするような。 芳三郎の心理がだんだん高じてくるあたりは、なかなか圧巻です。この短さにも関わらず思わず文章に引き込まれてしまうあたり、この短編がさまざまな全集やアンソロジーに収録されているのも納得できたのでした。
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No.3695
(読書)
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ナイスタイミング
2012年04月11日(Wed)
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予約が詰まっている「謎解きはディナーのあとで」1巻を早く読まねばと、さっそく読み始め……たはずが、なぜか寝る時間になってもまだやっと三分の一。なんででしょう?? 原因のそのひとつは、時代劇チャンネルでドラマ「影武者 徳川家康」を放送しているのを見つけたことでしょうか。 月曜日から放送していたらしいのですが、新聞が休みだったりなんだりで、まったく気がついていませんでした。三話目から見るのもな……と思ったものの、ふと思い返してみればこのチャンネル、同じ番組を複数回放送していることが多々ある気が。 そこで公式サイトの番組表をチェックしてみたところ……
■影武者 徳川家康|時代劇専門チャンネル http://www.jidaigeki.com/program/detail/jd11000442.html
ビンゴーーーvv 14日の土曜日に、1話目と2話目をもう一度放送してくれます! 影の主役とも言える甲斐の六郎を、片岡鶴太郎が演るというのがいささか気になりますが……まあ、鶴太郎もキリッとする時はあるし。それに折角のチャンスだから、録画さえしておけば見るのはいつでもできますしね。 そんなわけでさっそく予約手配を始めたのですけれど……このチャンネルは普通の地デジではなくケーブルTV経由で見るためか、予約手順が普通と違ううえに、なんか微妙に制約があってややこしいのですよ。予約時間が来た時には、DVDデッキのチャンネルを必ずL1(外部入力)にしておかなければいけないとか、デッキ本体の電源が切れてなきゃまずいとかなんとか(正直、ほぼ父任せでよく判りません) さんざん手間取ってようやく一週間先までの分を予約した後は、録画する時間帯を紙に書いてデッキにテープで貼っておきました。 1〜2話は、あと一回しかチャンスがないんだ。どうかどうか失敗しませんように……(−人ー)ナムナム
あと↑をチェックしていたら、来月にこんなものをやることも発見。
■天晴れ夜十郎|時代劇専門チャンネル http://www.jidaigeki.com/program/detail/jd11000459.html
本放送時には途中で見るのを止めてしまったんですが、その後、原作を読んでみたらこれがけっこうおもしろくって。それに阿部寛/石坂浩二/蟹江敬三ってったら、私でも見分けがつく味のある役者さん達ですし。 こちらも改めて録画保存しておきたいところです。
そして他の理由としては、買い出しのために車を出したこと。母と二人でついでに手芸コーナーに立ち寄ったあげく、またもおもしろげな端切れを買ってきてしまいました。もうブックカバーは充分じゃなかったのか自分……(苦笑)
でもってさらにさらに、例の地図柄ブックカバーのベルトが微妙に斜めについているのが気に入らず、そこだけほどいてつけ直すのに予想以上に時間を食ったこととか。……っていうかもういっそ、全部ほどいて縫い直した方が早かったんじゃなかろうか(汗) まあさんざん苦労したおかげで、今度こそパーフェクトな仕上がりになりましたけどね! ちなみにそんな作業をしている私の向かいでは、母が「梁塵秘抄とか源氏物語につけるのvv」と、縮緬風和布で外ベルト式ブックカバーを作ってたりとか。ああ、つくづく親子(苦笑)
夜は例によって、タイムショックの三時間スペシャルをしっかり鑑賞。 タイムショックはテンポが早くて、問題数も多いから楽しいですvv
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No.3697
(映像)
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妖怪アパートやゴーストハント(改訂版)などの四六判サイズ。 新書よりもB6よりもまだ大きいそのサイズの本は、さほど冊数を持っているわけではないのですけれど、最近よく借りてくる児童文学などでちょこちょこ手に取る機会があります。 ……で、もって。 おととい、念願かなって借りられた「謎解きはディナーのあとで」が、やっぱりその四六判だったのですね。そしてさらに買出しに出かけたその先で、なかなかおもしろい柄の端切れを見つけてしまった訳です。
はい、もはや説明は不用ですね。 こうなりました。
群青ベースの蜘蛛の巣模様〜〜vv<どら●もんの口調で もうね、見つけた瞬間に「うわあ、なんかお洒落でちょっぴり傾いた感じだあ♪」と思ったのですよ。 そしてですね、こうして見るとちょっと変わった柄なだけの、あとは普通のブックカバーなんですが。 裏表紙側には……
蜘蛛がいたりします(うふ) 私はね、前々からこういうアクセントがつけたかったんだよ! 細かい模様がたくさん散っているよりも、大胆な柄が大きくひとつドン、とあるのが欲しかったんです。でもなかなかそういうデザインの布って売ってないんですよね。かといってアイロンプリントとかだと、使用しているうちに割れてきそうですし、見た目もいまひとつチープになっちゃっておもしろくないですし。 ちなみに蜘蛛の部分を拡大すると、こんな感じ。
私の持てるつたない技術と絵心をすべてこめた、渾身の刺繍です。私にしてはかなりレベルアップした方ですよね、ね? シンプルかつそれなりにリアルで、なおかつちょいとお洒落な感じを目指したんですが、どうでしょう? 牙がちょっと歪んでいるのはご愛敬ってことで(苦笑) 頭と腹の形とか、脚の長さや広がり方のバランスなど、ネットで蜘蛛の写真やデザイン画を何枚も探して参考にしました。 特に八本の脚は下書きをせず直接布に縫い取り。事前に何枚かスケッチをしてイメージを固めてあったおかげか、予想以上にうまく出来たと自画自賛してみたり。 もう中に入れた謎ディを読みもせずに、ためつすがめつ眺めては悦に入っておりますvv
……うちの某伯爵とかが気に入りそうなデザインだなあ(笑)
そして今夜もきっと、肩凝りに悩まされる……
コメント返しをするのに wiki 情報を調べていたら、エリア88が「巌窟王」をベースにしていたと判明。……「白髪鬼」といい和田慎二さんの描かれた各作品といい、私の好みな作品はとことん「巌窟王」が下敷きになってるんだなあ。
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No.3700
(創作)
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更新情報(2012年04月13日)
2012年04月13日(Fri)
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閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」七七話目をUPしました。 あと「覚え書き」のサイドバーを、ここ数日でちょこちょこ調整。 テンプレート形式なのでHTMLの知識があればレイアウトの編集はできるんですけど、CGIによって入れ込まれる記事や最新タイトルなどとの兼ね合いが、なかなかややこしいんですよね……
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No.3701
(更新)
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2012年04月13日の読書
2012年04月13日(Fri)
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本日の初読図書: 宝生麗子は国立署の若き女性刑事。 直属の上司である風祭警部のもとで、日々事件の捜査にたずさわっている。 風祭警部は32歳の気障な男。自動車会社『風祭モータース』の御曹司という、成金趣味の独身貴族だ。常に自信満々で人の話を聞かず、的はずれな推理と己の自慢話ばかりしては現場を混乱させている。麗子はそんな警部の舵を適当に取りつつ、殺人事件の捜査にいそしんでいるのだった。 もっともそんな麗子も、ひとたび職場を離れ自宅に戻れば、華麗な変身を遂げる。 そう、彼女こそは正真正銘の『お嬢様』。 世界的な複合企業『宝生グループ』総帥の一人娘で、一流大学を優秀な成績で卒業した彼女は、中堅会社の馬鹿息子 風祭警部など足元にも及ばない桁外れのセレブリティなのだった。 仕事中には地味なパンツスーツに黒縁伊達眼鏡という、TPOをわきまえた格好をしているが、自宅では華やかなワンピース姿で優雅にくつろぐのを楽しみにしている。 そんな彼女には、ひとりの執事が付き従っていた。一ヶ月ほど前に代替わりしたばかりのその男は影山といい、まだ三十代の若さながら、なかなかの物腰と有能さを兼ね備えているようだ。 ……しかしひとたび事件の話を耳にすると、影山の態度は微妙に変化する。 「ひょっとして、お嬢様の目は節穴でございますか?」 毒舌執事影山は、麗子の語る調査情報をもとにして、夜ごと見事にその謎を解き明かしてゆくのである ――
ブックカバー作りに没頭していたら、うっかり三日も掛かってしまいました(苦笑) ご存知、櫻井翔主演ドラマの原作小説です。 うむ、まったくもって良くできたノベライズでした(笑顔)<違 いやあ、なんというか、そう言いたくなるんですよ。ドラマとの違和感はほとんどなく、影山は櫻井さんだしお嬢さまは北川景子だし、風祭警部は椎名桔平そのまんまでした。素直に見れば、ドラマがとても丁寧に作られていたということなのでしょう。 ……でもね、ドラマの方が小説より情報量が多いってどうなんですか(苦笑) 一本一本が短い短編集を、一話一時間でドラマ化したので、たっぷりとエピソードを追加する余裕があったのでしょう。 ドラマで為されていたアメコミ調の演出はともかくとして、毎回の決め台詞「謎解きは、ディナーのあとにいたしましょう」が原作にはなかったことと、同じくお約束だった「影山、車をまわしなさい」に引き続く証拠捜しと犯人との対決も、ドラマオリジナルだったことがびっくりでした。 お嬢さまがいつも犯人に対して(甘い正論ではあるけれど)良いことを言うのと、影山の「どうか***をお忘れなきよう」という台詞が、この二人の人間性を深めていたと思うんだけどなあ。 そういえば姿を隠して出没するストーカー執事も、原作にはいなかったな…… あと文章もかなりライトな文体でしたね。本格ミステリだと思ってこれを読んだ人は、確かに少々期待はずれかもしれません。でも最初からライトノベルとかユーモアミステリーを期待して手に取れば、かなりおもしろいと思います。 ましてドラマを見てから原作読もうかな〜と思った人は、充分に満足できるかと。 麗子も影山も風祭警部も、行動とか台詞回しとかまったくドラマそのまんま。特に風祭警部はもう(笑) あ、それでもドラマよりはちょっと有能っぽかったかな。 トリックや犯人の類もおおむね忠実……というか、改変があった部分は、ドラマの方がむしろ出来が良かったような気もしたりしなかったり。 もっともこの巻でもドラマでも最終話だった「死者からの伝言をどうぞ」については、ちょっとドラマはエピソードを盛りすぎ。この話に関しては原作をそのままやった方が良かったんじゃないかなあ。せっかくアクションシーンもあったことだし。……まあドラマでは毎回現場に乗りこんでますから、最終話でついに影山が現場に! というインパクトは薄れるかもしれませんが。 ああ、あと風祭警部→ホウ・ショウレイの片思いエピソードもなかったですね。風祭警部とお嬢さま+影山との邂逅はありません。そういう意味でも、ドラマの方がエンターテイメント性に富んでいたかもです。 安楽椅子探偵というカテゴリにおいては、探偵役がほぼ外出しないこっちの形式の方が正しいのでしょうけれどね。 ともあれ、半年待った甲斐はありました。なかなかおもしろかったです。
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No.3702
(読書)
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昨日作成した、蜘蛛の巣模様のブックカバー。 実はこの布を買ったときからずっと、こうしたらおもしろいだろうなあ、と思っていたことがあったのでした。 でも手元に材料もないし、それをすると全体的にゴロゴロしたり引っかかりやすくなって、ブックカバーとしては使いにくくなるよね、とかぐるぐる考えていたのです。 でもね、やっぱり思いついたらやってみたいじゃないですか。
そんなわけで、今日は百均でこんなものを買ってきてみました。
ファイアポリッシュとかいう、丸っこい多面体にカットしたビーズのABカラー(表面を虹色コーティングしたもの)。色は透明で大きさは3ミリ。絹糸用の細い針が、ようやくなんとか通ってくれるサイズです。
で、こうなったわけなのです。
……お判りになるでしょうか?? って、無理ですよね(苦笑) 肉眼で見ても微妙なのに、こんなピンボケ写真じゃ余計に判らないでしょう。 画像を拡大して、矢印の部分をよーーーく、見てみてください。
えー、コンセプトは「蜘蛛の巣に散った朝露って綺麗よね」ですvv もっと拡大すると、こんな感じ。
……携帯のカメラでは、これが精一杯< from カリオストロの城 ネイルアートとかに使う貼り付けタイプのラインストーンの方が、もっと出っぱりも少ないし綺麗に仕上がるだろうとは思いつつ、使っていたらはがれやすそうだとか、専用の接着剤とかいりそうだしで、普通の穴あきビーズを選択しました。 そして正直を言えばもっと全体に、いっぱいキラキラするほど散りばめたかったのですけれど。あんまりたくさん縫いつけると物に引っかかりやすくなるし、本を手に持った時にも指に当たったりして集中が途切れそうで。 そんなこんなで控えめにしました。特に本を開く際に手を置く部分は却下ということで。
……って、既にブックカバーとしての役割(本の防護)から逸脱しつつあるよ。 ビーズででこぼこしている段階で、下手に重いものを上に置くと表紙にへこみがつきかねん……そしてこのカバーつけた本を、他の物が入ったカバンへいっしょに突っ込んだら、確実に刺繍かビーズが引っかかる(汗)
人はそれを本末転倒と呼ぶだろう……(遠い目)
だってだって、思いついたら実行してみたかったんだもんっっっ。
このカバーはあくまで自宅用か、持って出かけるならハンカチで包むなりカバンのポケットに入れるなりすることになりそうです。
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No.3703
(創作)
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ようやく謎ディも読み終わって肩の荷が下りたので、今日はゆっくり昨夜録画した名探偵コナン「沈黙の15分」を視聴しました。 いやはや、読みたいものや見たいものが溜まりまくっていて、まったくどれから手をつけたものやらです。ステップファザー〜も最後の二話ぐらいまだ見てないし、ヤマト実写や最近のジブリ作品、X−MEN ZEROなども気になるし、さらに言えばナイトライダーのBOXはうっかりポチッちまうわ、八丁堀の七人は全シリーズ録りためたままだわ、雪之丞変化なんて各種映画にTVシリーズ版まで含めてディスクを積んである始末。そのうえ影武者徳川家康の1〜2話目がようやく録画できたと思ったら、今夜からは三毛猫ホームズの実写だと!? ……集中せずに流し見るのはもったいないと、一日に一本(多くて二本)しか見られない己のサガが憎い……
で、コナンの感想ですが……相変わらず江戸川少年の身体能力は人類を超えてました(苦笑) 普通、頭脳はすごいけど運動はからきしというのが、探偵もののセオリーじゃないですか?? しかも小学一年生の身体なくせに、はっきり言って高校生だった頃よりよっぽどアクション派手になってるやろ!? そしてこれ公開されたの去年ですよね? よくこのネタでいけたな……<ラストの水攻め やはり映画だけあって、推理よりアクション重視っぽいですね。今回もえっらい派手にやらかしてました。冒頭からして、爆破された地下鉄から下のトンネル道路に列車が落下→数百メートル暴走して高架から落下しかけで停止って、普通に大惨事だと思うんですが。あれを「食い止められた」とみなすのか。さすがはコナン。 そして雪崩に埋まって手遅れ寸前まで行きながら、ED後には普通に車に乗って帰ろうとしている江戸川少年は、「探偵達の鎮魂歌」で橋から落下して足を骨折&溺れて気絶→その夜の内にジェットコースターを楽しんだ時よりも鉄人だったと思います。 そもそもノーヘル、防護器具なしで時速200キロのスケボーをふっとばすとか……<それは言わないお約束vv ところで姉が妹を突き飛ばした理由はなんだったんでしょう? そしてそれを車でひいちゃった山尾は、果たしてその事実を知っていたのか否か。 七才の冬馬を追いかけて崖から落としたのは、やっぱり山尾なんですよね? 姉ではなく。 あと今回は謎解きのほとんどがコナンの一人解説で終わってしまったので、ちょっと拍子抜け感がありました。氷川が殺されたとき、雪の上にひとつしか足跡がなかった謎も、「後ろ向きに歩いた」とかなんかでさらりとスルーされてるし。 まあ、姉が妹を突き飛ばしたのが事故の原因だったという、どんでん返しはありましたが。 やはり映画のコナンは、アクションものとして見るべきでしょうか……まあ、これはこれでおもしろかったですけどね。
そしてついでだからネットで検索してみたら、おまけOAV「新潟〜東京 おみやげ狂騒曲」の動画を見つけたので、そっちも視聴したりとか。
あとは中途半端に時間が残ったので、新しい本に手をつけるよりもと、途中になっていた「後の巌窟王」を読み進め。今晩中に読み終われるかな……?
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No.3704
(映像)
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2012年04月15日の読書
2012年04月15日(Sun)
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本日の初読図書: 「後の巌窟王(近代デジタルライブラリー)」アレクサンドル・デュマ、高桑良興訳 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/871850
西暦一千八百三十九年四月五日。 仏蘭西巴里を訪れた英国貴族の青年 羽鳥卿は、友人となった新聞記者の猛田猛と砂田伯から先年一大事件を引き起こした、巖窟島伯爵の活躍を聞く。その素晴らしい話に魅せられた彼は、ぜひ伯爵本人に一目会ってみたいとヤミナーに向かうことにした。今の伯爵は、父の後を継いで即位した鞆繪姫と結婚し、ヤミナーに暮らしているのだという。 いっぽう伯爵の復讐によって没落した段倉男爵夫人張子は、現在では賭博宿の女主人へと身を落としていた。そこでは牢から釈放された辯太郎が、実の母と共に働いている。その宿へと、かつて伯爵に命だけは助けられたが、あまりの辛苦により半ば白髪化させられた段倉が転がり込んできた。三人は今の零落をひどく恨み、伯爵に対して復讐をしようと話し合う。もっとも伯爵自身にはとても手を出せる気がしない。ならば彼が深く愛している者 ―― すなわち森江眞太郎とその新妻 華子、そして元野西子爵の妻子 露子と武之助に手をかけてくれよう。ただ殺すだけではなく、じわじわと苦しめてなぶり殺してやれば、伯爵にはさぞや応えることだろう、と。 さっそく暗躍を始めた三悪。段倉は武之助を陥れるべく、金に物を言わせて彼が兵役につく亞非利加へ上官として赴任した。張子は露子を悲しませようと、親しげに接近してその耳に親切ごかしの毒を吹き込む。 そして辯太郎は密輸業者を装って眞太郎を襲撃し、蜜月先の別荘から拉し去った。そこには今も巖窟島に隠されているだろう宝物を、横取りしてくれようという目論見もあったのである。 さらに夫が消えて悲嘆にくれる華子をも、病院から脱走してきた狂人 蛭峰が誘拐してしまう。偏執的な愛にとり憑かれたこの父親は、もはや娘への異常な執着しか持っていなかった。 大切な友人達の苦難を聞いた巖窟島伯爵は、彼らを救うべくヤミナーを発つことにする。長くなるだろうその不在の間、鞆繪姫を守ってくれるよう、客人の羽鳥卿にあとを託して。 羽鳥卿は鞆繪姫に対して熱烈な恋情を抱いていた。しかしそれを知っていてなお、伯爵は彼に妻をまかせることにする。恋する人ほど神聖に、忠実にその相手を保護してくれる人はいない。英国紳士である羽鳥卿は、きっと獅子の口をも恐れぬ勇敢さで妻を守ってくれるだろう、と言って。 そうして出立していった伯爵を見送った羽鳥卿だったが、その心は苦しい恋によって千々に乱れて ――
昨夜、布団の中で読了@シグ3。白黒二階調のスキャニング画像でしかもページ焼けしまくりだったので、かなり目に厳しかったです。 現在に至るまでほぼ再翻訳されていないみたいだし、この翻訳は完全に絶版だしで、ほんとテキスト化してサイト公開したいぐらいなのに、著作権が……まだ切れていないだけなら希望が持てるところを、訳者の没年も著作権保有者である遺族の所在も不明だなんて……(しくしくしく)<頼みの著作権台帳にも載っていなかった まあそれはさておき。 派生作品ではなく、デュマ本人が書いた(だろう)巖窟王の続編です。そして翻訳というより翻案。やはり明治時代に訳されたもので、↑で書いている通りキャラクターの名前などは、黒岩涙香のものに準拠しています。前書きを涙香さんが担当しているので、そのあたりはご本人も了承済みの模様。固有名詞の一部がカタカナかつ傍線つきになっていたのがちょっと違和感でしたけど、それ以外は涙香さんの名文調に近かったかと。 で、肝心の内容ですが。 なかなか面白かったです。前回は復讐者であった伯爵が、今回は逆に復讐される側。眞太郎や武之助に次々と向けられる魔手に、読んでいる方としてはハラハラさせられました。 特に気になったのが、伯爵不在時の鞆繪姫と羽鳥卿。もうね、読んでいる途中で「こんなの鞆繪じゃない!」と思わず投げ出しそうになったぐらいです。最終的に鞆繪姫はちゃんと鞆繪姫だったので、ばっちりデュマに踊らされていた訳なんですが……でもこれちょっと羽鳥卿が可哀想かも。伯爵、貴方はいったい何がしたかったんですか…… あと夕蝉と網里女史のその後もちょっとひっかかります。あなた方、女同士で駆け落ちしたんじゃなかったんですか? 本当にそれで良いの、特に網里女史?? と思ったりも。 でもまあ、全体的にはおもしろかったです。よく「続編は本編を越えられない」、「本編のイメージを壊したくないなら、読まない方が良い」と言いますが、この作品はそこまでひどくはなかったと思います。 ……まあ、あれだけ格好良く去っていった伯爵が、早々に眞太郎の結婚式だからと戻ってきたりとかしたのは、いささか苦笑ものでしたがね……でもメルセデスと元鞘だったり、アルベールが伯爵の実子になってたり、ヴァランティーヌが生き返らなかったりする超翻訳やメディアミックスよりは、よっぽど良いと思うんだ(遠い目) そうそう、辯太郎は悪役ながらなかなか格好良かったです。悪人もあそこまで行くといっそあっぱれと言うか。ちょっとアニメ厳窟王の、キラキラしいベネデットでイメージしてみたりvv
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No.3705
(読書)
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Outlook Express のデータ保存先
2012年04月15日(Sun)
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本日借りた母のノートPC。 使い終わってさて電源を落とそうとした時、ちょっとメンテナンスでもしてあげようかなと気軽にCドライブのプロパティを表示してみて、思わずぶっ飛びました。 残容量5%て……円グラフがほぼ青一色になってるんですけどナニコレ(滝汗) 半年ちょっと前に苦労して、なんとか残容量 24 %にしてあげたはずなのに、いったいなにがどうしてこんな事に!? とりあえずディスククリーンアップをしてみるも、効果はほとんどなし。 そこでログイン名を変えて起動してみたら、空にしたはずのゴミ箱の中身がまだ残っていたので、これも削除……したら、いっきに 15 %ぐらいにまで戻ってくれました(ため息) あと考えて思い当たったのが、受信メール。 母は現在ガールスカウトで役員をやってまして、その関係で毎日のようにメールを受け取るのですよ。その中にはメガ単位の添付ファイルも珍しくなく。 そこで添付ファイルを別ドライブに保存して、メール本体は削除してしまえば……と思わなくもないのですけれど、本文の方も大切なので、消す訳にはいかないのだそうです。 そこでまたもネットの海を頼りにすることとなりました。
■Outlook Expressでメール・ボックスやニュース・メッセージの保存先ディレクトリ(ドライブ)を変更する方法 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/068olstore/olstore.html
Outlook Express (以下OE)のメールデーターは、標準だとCドライブの奥深くに保存されるのですけれど、それを任意のフォルダに変更できるそうです。 手順は、
1.任意の場所に、メールデーターを保存したいフォルダを作成。
2.OEで「ツール」→「オプション」→「メンテナンス」と進んで「保存フォルダ」ボタンをクリック。
3.「1」で作成したフォルダを選択。
4.OEを再起動すると、新しいフォルダにデータが移動される(しばらく時間が掛かります)
この方法でデータの保存先を浅くて判りやすいフォルダに変えておくと、PCを買い変えるときなどに、バックアップを取るのが楽かもしれません。
さらに上記の方法だと、肝心の添付ファイルは移動されないので、それについては↓を参照。
■OutlookExpress 添付ファイルの保存先は? http://goodies-goodies.at.webry.info/200702/article_1.html
こちらによるとOEの添付ファイルは、IEの一時ファイルと同じ場所に保存されるのだそうで。初期フォルダは C:\Documents and Settings\〈ユーザー名〉\Local Settings\Temporary Internet Files\Content.IE5 なのでそちらはIEの設定を変更してやればいいわけですな。 以下、
1.任意の場所に、一時ファイルを保存したいフォルダを作成。
2.「ツール」→「インターネット オプション」→「全般」→「閲覧の履歴」内の「設定」ボタンをクリック。
3.「フォルダーの移動」ボタンで「1」で作成したフォルダを選択。
4.PCを再起動する。
以上で変更作業は終了です。 そんなこんなをしてみたら、どうにか残容量 20 %までは回復してくれました。これでなんとかデブラグも動作してくれます。メールデーターがこれ以上Cドライブを圧迫することもなくなるので、どうにかやっていけるのではないかと。 ……ああしかしびっくりした。あんなに真っ青な円グラフなんて初めて見たよ。 やはり少々危険でも、全体のバックアップを取ってから専門店に持っていって、パーティーションの移動をしてもらうべきでしょうか……<Dドライブは 90 %空いている
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No.3706
(電脳)
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やっと見ようと思ったら
2012年04月15日(Sun)
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父が出かけるのでTVが空く。よし今日はステップファザー・ステップの十話目以降を見てくれようと、いそいそと再生を始めたのですが。 ……五分と経たないうちに母が、「もらったディスクのコピーしてvv CD? DVD? 空きディスクがあるかって? そんなのわかんない」とか言い出しやがりまして。 現物を見てデータの入ったCD−Rだと確認。父のディスク置き場からブランクCDを探しだし、慣れない母のPCで試行錯誤して×3枚焼き、表面の印字デザイン(イラスト入り)もやらされつつ調子の悪いプリンターで印刷作業。 もうこの際ついでだからと、これまでにDLしてあった動画をDVDに焼いたり、ここのところ録画しためていたDVDの表書きも数枚印刷していたら……もう父が帰ってきてしまいました_| ̄|○ しかも帰ってきた途端にバタバタと動きまわるから、テレビの音なんて聞こえやしない。 くそう、片耳難聴舐めんなよ。音が小さければ雑音に紛れるし、大きくしたら割れて聞き取れなくなるんだぞ(泣) 少しはマシかとイヤホンはめてみても、それを通してまで物音が邪魔するって、どんだけ激しく動いてるんだ父よ…… しかたがないので再びTVが空きつつ静かになるまで、日記を書いたり昨夜読了した「後の巌窟王」の感想をまとめたりしてました。 それこそ時間が半端になるから、新しい本に手をつけるのはもったいないと思ってしまうあたりが、積読の高くなる原因なんでしょうが。 ……そういえば「巌窟王」といえば谷譲次翻案の「新巌窟王」は面白いんでしょうか? 日本が舞台になっていて、キャラクターもすべて日本人らしいんですけど……ネットで検索しても、あんまり感想やあらすじが見つからなくって。図書館には収蔵されていないし、古書として買うのはちょっと高すぎる。しかも谷譲次は林不忘の別名だそうで……「丹下左膳」はいまひとつ趣味に合わなくて中途挫折したしなあ。
閑話休題。 どうにかこうにか、ステップファザー〜は最終話まで見終われました。 ……本当に最初から最後まで全ての話が「一緒に暮らせない親子の事情」に終始してましたね。キャラの基本設定以外は、まったく原作を無視したオリジナル展開。最終話で暮志木美術館のエピソードをやったことだけ、ちょこっと原作をかすめていましたか。それも結局、犯人の計画は未遂で終わって怪盗Kがやっちゃうし。 そして最後二話では、本物の宗野正雄が顔出ししまくってたり。これはまさかのパパ用済み展開?? と心配していたら、想像以上に本物が駄目親父で良かったのか悪かったのか。 ……っていうか、いまさら本物が帰ってきたとして、近所付き合い(特に刑事夫婦と)とかどうするつもりなんだ。今までの『パパ』は親戚の人だったんです〜とか言っても、無理がありすぎるぞ(苦笑) 先生のウザさが微妙に復活しつつも、それでもまあ息子(と別れた旦那)と和解できたっぽくて、良かったんじゃないですか?(他人事) そして子供達と怪盗を辞めた『俺』の、経済的危機は解決されていない……いやキングは怪盗復活したことになるのか?? もともと原作では子供達をも巻き込んで、窃盗脅迫なんでもござれっぽかったから、別に怪盗しながらパパ兼業でも、ワタシ的にはなんら問題ないんですけどね(笑)
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No.3707
(映像)
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時代劇は古い方が雰囲気が好き
2012年04月16日(Mon)
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引き続き積んであるDVDの消化週間。 今日は高橋英樹&片岡鶴太郎のTVドラマ「影武者 徳川家康」を、ひとまず二話ほど見てみました。 ……なんか、思ったより悪くない、かも?? 厚めの文庫三冊。作中年月十六年を十話に収めるのだから、かなり大胆にざくざく削られてはいますけれど……今のところは削ってあるだけで、大きく目につくような改変はないようです<二話終了時点で三年経過、征夷大将軍に就任 高橋英樹の二郎三郎はいささか格好良すぎな気もしますが、まあそこは主役なんだからある程度の華が必要ってことで。鶴太郎の六郎も、痩せていた時期みたいだしキャラ造形も真面目で、そこそこだと思います。 難点と言えば、あそこまでさくさく進められると、お梶の方が二郎三郎に心変わりするのがあっさりしすぎに見えちゃうのくらいですかね…… あ、お梶の方といえば、ドラマ化で時に力を入れられがちな、側室との ―― あるいは六郎とおふうとのお色気シーンをもざっくり削ったのは、ある意味英断だったんじゃないかと(笑)<恋模様自体ははぶかれてません そうだよ、そんなところに尺取るぐらいなら、盛り込んでほしいエピソードはいっくらでもあるんだ(力説) 二郎三郎が道々の輩であり、万民平等の公界を求めていることを、きっちり語ってくれているのも嬉しいですね。あと節々の台詞回しが原作通りなのも。 うむ、これは録画して良かったです。よく手遅れにならないうちに放送に気がついた、自分。 ……願わくば、終わりに行くにつれて改変が激しくなったりしませんように( ̄人 ̄)ナムナム
そしてポータブルDVDプレーヤーで↑を見つつ、ついでだから久しぶりに自PCの各種バックアップ&メンテナンス作業をしたりとか。 Outlook のバックアップとか、容量の大きいドライブのクリーンアップ・最適化などは、時間がかかる上にときどき画面を確認してはそこここをクリックしてやらねばならないため、なかなか手がつけられないんですよね<セットだけして放置できない Opera のブックマークやATOKの登録単語、現在のデスクトップのキャプチャ画像なども保存した後は、バックアップ専用に使っている外付けHDDにDドライブを丸ごとコピー。あとフリーソフト類のフォルダもまとめてごそっと保存。既に配布終了しているソフトも多いので、DLしたインストールファイルは貴重な財産です。 ……母のPCはそこまでカスタマイズしてないぶんもっと楽に BkUp できるんだし、やっぱりちゃっちゃとやってあげるべきかなあ……
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No.3708
(映像)
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2012年04月17日の読書
2012年04月17日(Tue)
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本日の初読図書: 「一年たって子供ができないなら別れる」 それが夫である真柴義孝から、妻である綾音につきつけられた『約束』だった。 そして結婚後一年が過ぎたいま、二人の間に子供はおらず、義孝には『次の女』が既に用意されていた。 あなたの言葉は、私の心を殺しました。だからあなたも死んでください ―― 綾音はひっそりと心の内で呟いた。 そして義孝が自宅でひとり毒物入りのコーヒーを飲んで死んだとき、綾音は遠く離れた北海道の実家にいた。発見したのは綾音のパッチワークの弟子であり、現在は義孝の愛人でもある若山宏美。 状況から他殺であることは疑いないが、警察は毒の混入経路も動機もまったく解明できない。かなり以前から「子供の産めない女には用がない」と主張し多くの女性を渡り歩いてきたという被害者には、恨みを持つ者も多そうだったが、しかし過去の恋人達の具体的な素性さえ、知る人間はほとんどいなかったのだ。 毒を混入できるのは、発見者である宏美しか考えられない。しかし宏美が犯人であったなら、警察へ通報する前に、現場に残っていた自分に不利な証拠を隠滅しないわけがなかった。また動機の点から言えば、浮気された妻という立場の綾音にも、重大な嫌疑が掛かる。 さらに今回は、容疑者の一人である綾音に対し、草薙が刑事らしからぬ特別な感情を抱き始めているようだった。共に捜査する薫には、彼が公正に判断できていないよう感じられてならない。 そこで薫は今回も湯川へと、「離れた場所にいて、ある特定の人物が口にする飲み物に毒物を混入させることは可能か。ただし痕跡が残ってはならない」という命題を提示し、調査協力を求めたのだった。
ガリレオシリーズの長編。この前に読んだ短編集「ガリレオの苦悩」の、一話目と二話目の間あたりに位置するらしいです。道理であの短編集で、薫さんが急速に親しげになっていると思いました。間にこれが挟まるとなるとしっくりきます。 でもって。 だーまーさーれーたーーー《o(><)o》 というのが読了後の最初の感想でした。くそう、してやられた!<プロローグ 義孝と宏美の会話に違和感を覚えたとき、「ああ義孝が自分本位な適当言ってるよ」と流したのが間違いでした。おのれ、あそこに深遠なる伏線が仕込まれていたとは…… 今回のお話では、犯人も刑事達もそれぞれに人間味溢れていて、魅力的かつ深かったです。っていうか、義孝(と宏美)以外みんなに感情移入してしまって……おのれ義孝! お前がみんな悪いんじゃーーー! と(苦笑) それにしても壮大なトリックでした。詳しくはネタバレになるから控えますが、最後にタイトル「聖女の救済」がぴったりと収まって、唸らせられました。うむ、まさしく(狂信的な意味も含めて)聖女。 ドラマ化するような派手さやケレン味はほとんどありませんが、非常におもしろいお話だと思いました。
……ところでドラマ化といえば、作中で薫さんが福山雅治のアルバムを聴いているのは、やはり作者の遊び心なんでしょうか(笑)
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No.3709
(読書)
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どっちも自分でやれ?
2012年04月17日(Tue)
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本日母に頼まれたのは、携帯への着メロ追加でした。 母の携帯はソフトバンクなのですが、本体から直接曲を打ち込む機能がない機種なのですね。だからどこかからDLするなり、PCで作成したものをメールで送るなりしなければならないのですが。 ……そこで「配布されてるのは他人と被るからイヤ」「世間でひとつだけのオリジナルが良いの!」とか主張しつつ、ガールスカウトの歌集を持ってきて、「これとこれとこれ! 入れてvv」とかしっかり指定するんだからもう……ヽ(´〜`)/
ちなみに私のPHSは mp3 をそのまま着信音にできるので、ネットからフリーの音源を落とすのも、CDから吸い出すのも簡単気ままなのですが。 今回の場合、指定曲を楽譜見ながら打ち込んで、しかも mmf 形式とやらで作成しなければならないわけで。 ……めんどくせえ(−ー;) しかし頼まれたからには、やらねばならぬのがしがらみというもの。 とりあえず、入力に使用したソフトはこちら。
■ZenSkyMelodyの詳細情報 : Vector ソフトを探す! http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se156282.html
ボーダフォンの SMD 形式と、あと mid 形式に対応した、着メロ作成ソフトです。 あいにくソフトバンク形式を直接は作れないのですけれど、入力画面が楽譜になっていて、直接音符を配置していくことで作成できるあたり、操作が判りやすく音楽に詳しくない私でも比較的手軽に扱えるのがありがたいです。
でもって。 これで作成した smd あるいは mid を、今度はこちらで変換。
■P H″S SOFT HOUSE http://www.ne.jp/asahi/phs/phs/
PsmPlayer というソフトで、様々な機種の着メロについて、再生→変換を可能にしています。 ファイルを変換するだけならフリー版で充分。それでも曲の早さを変えたり、音の種類をパート別にピアノとかオルガンとかから選択したりできます。 ……まあ音質は多少アレですが。そこまでは知ったことか(超笑顔)
ちなみに今回の報酬は紅茶一杯と、後ろ髪を切り揃えることでした。 ええ。暖かくもなってきたことだし、ちょっと髪を切りました。十五センチぐらいかな。 っていうか、肩甲骨ぐらいにって言ったのに、これじゃあ鎖骨だよ>母 ……と突っ込みたいのは山々ですが、既に切ってしまったものはしかたありません。 「もうちょっと長くカットしてくださる?」というギャグは、あくまでギャグですからして。 ここまで短くしたのは、たぶん伸ばし始めた中学の頃以来かなあ。まあこれからの季節は基本的に後ろで束ねるので、多少中途半端な長さでも、食事などの邪魔になることはないでしょうが。 要するに、洗いやすくて寝癖がつかなきゃそれで良いんです<しょせん無精の長髪
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No.3710
(電脳)
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肩まわりがゆったり
2012年04月18日(Wed)
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そろそろ室内着に半纏では、いささか苦しくなってきた今日この頃。 例年このぐらいの気温になると、ニットのショールを巻いてすごしています。カーディガンも良いのですけれど、自宅でくつろぐにはいささか窮屈な気がするんですよね。 しかしショールはショールで不便なところがあります。前かがみになったら端がほどけて落ちてきたり、トイレに行く際、逆端が後ろに垂れ下がって危険な思いをしたりなどです。 前々からそのあたりが気になっていたところ、今朝の折込チラシでいい物を発見しました。
ニットポンチョです。 衣類量販店の品なのでお値段も手ごろ。 希望していたのより、ちょっと薄手なのが気になりますが。色もできれば黒か茶が良かったのですが。でも長方形のニットを二つ折りにして両脇を裾から十五センチほど縫っただけの、ほぼ貫頭衣タイプの仕立てはとっても気に入りました♪ 頭からかぶれば背中もお腹も均等にカバーしてくれて、袖まわりもゆったり楽チンです。 ……買ってきていきなり編み目がほつれていたとかはまあ……それなりに処理できたから良いんです。ええ。 ちなみに母曰く「簡単な構造なんだから、フリースでも買って来て自分で作れば良いじゃない」とのこと。 え〜〜、洋裁学校出のあなたと一緒にしないで下さい〜〜。っていうか、パソコンと携帯のメンテナンス&技術サポートで報酬足りない??<もちろん材料費は出すよん いっそ若草色とかの春らしい華やかな色合いとかも良いんだけど、駄目〜〜?>母
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No.3711
(日常)
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原作に思い入れがあるだけに
2012年04月19日(Thr)
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今晩は録画してあった「三毛猫ホームズの推理」1話目を視聴。 ぬぅぅうう……果てしなく微妙(−ー;) そもそもホームズが人化する段階で、まず個人的に駄目です。 このシリーズは、あくまで猫がとる様々な行動を、片山さんが読み解くことで事件を解決していくのがキモだと思うのですよ。ホームズは確かに超絶頭の良い謎の猫だけれど、それでも厳然として『猫』でなければならないのではないでしょうか。化け猫ではいけません。 もうマツコデラックスだとかそういうのは、考慮の対象外。誰がやっても人化した段階で、私はこれを原作とは『別物』だと判断します。 で、もって。 別物として見た場合の面白さですが……これもまたなんというか微妙。 お兄さん増えてるとか石津が別キャラだとか、そう言うのはまあありだと思います。片山さんが料理得意な主夫系キャラだとか、ホームズが美猫ではなくぶさカワ猫だったのも、味付けとしては面白かったです。事件が売春組織+上司の連続殺人+妹の不倫問題といった重たい内容から、あくまで詐欺・汚職事件程度に軽くしてあったのも、ドラマ化としては当然でしょう。全体的にコメディタッチになってるのは、別に良いんです。 でもなあ……時間延長して送られていた割に、内容的には妙に尻切れトンボ感があって。共犯だったクレーン運転者は、どう言った理由で犯行に協力して、そしてどんな内容で雪子を脅迫してたの?? 雪子は火事と片山に服貸してたのでアリバイあったんちゃうんかとか、そもそもその火事は故意だったのか純粋な事故なのか。ってか片山これほんっとに現実見てないし、追跡中に容疑者死なせちゃっうって洒落にならん不祥事だろうとか、もうツッコミ所がボロボロと。
……そして、向いていない職場に罵詈雑言浴びながら無理矢理いさせられる、片山さんの境遇そのものが、いまの私には辛すぎる(−ー;)
むー、これ続きどうしようかなあ。 二話目からはおもしろくなってくるんでしょうか。そして念のためにDVDに焼いて保存しておくべきか。 謎ディの時は、一話目チラ見した時に「取っとかなくていいや」と思って、あとから大後悔したからなあ……
話は変わりまして。 私のPCに入っている着メロ作成ソフトを、LAN回線経由で母のPCからも起動できたので、居間のコタツにてつらつらと着メロを追加入力。 母の携帯にさらに二曲作成・追加し、すでに入れてあった一曲も、終わりに休符を入れたものに差し替えました。 ……これでポンチョの作成代金になりませんか??>母よ
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No.3712
(映像)
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更新情報(2012年04月20日)
2012年04月20日(Fri)
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閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」七八話目をUPしました。
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No.3713
(更新)
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携帯の着メロが母と微妙に被ったので、前々から欲しかった黒電話の音を探しに(ネットの海へ)出かけたのですよ。 私のPHSは wav でも mp3 でも着信音にできるので、そのあたりは気楽なものです。で、 mp3 のよさげな音をDLできたのは良いのですが。 PCで聞く分には良いけど、携帯に移すと音量がちっちゃすぎて..._| ̄|○ 最初はあきらめて他の黒電話音を探してみたのですけれど、やっぱりどこの素材も音の大きさは今ひとつなんです。 しかたないから一番マシなので妥協しようと思ったのですが。 ふと思いついて探してみたら、あるじゃないですかいい方法が。
■既存のWAVEファイルの音を大きくしたい - 教えて!goo http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3069260.html
スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→エンターテイメント→サウンドレコーダを起動。 サウンドレコーダーでファイルを開いたあとエフェクタの音量で、25%づつ音量を上下できるので数回繰り返す。 注意点は元のファイルを上書きせずに、ちゃんと名前を変えて保存すること。
こ・れ・だ!
ファイル形式に関しては、幸い以前に wav → mp3 変換するため「午後のこ〜だ」をインストール済。なので今回は逆に mp3 → wav に変換してやり、上記の方法で音量を上げてから、容量縮小のために再度 mp3 に戻してゼロさんへ移植。
うまくいった〜〜( T ▽ T )
念願の黒電話着信音ですvv 少しくらい音が劣化したとしても、多少割れてるぐらいが昭和の黒電話のイメージに近くなりそうですしvv なんと言ってもこの方法は、別途新しいソフトをインストールする必要がなく、既に入れてあるソフトとPCに標準装備の機能のみを使うのが素晴らしいです。
ドラマ「影武者 徳川家康」は、無事に全十話録画し終えて、DVD二枚に焼きました。CMが入っていないのが、時代劇専門チャンネルのありがたいところです。気持ちは自家製DVD−BOX♪ ……そしてまた、見ないまま積んであるディスクが溜まってゆくのでした。
あと返却期限前に謎ディをもう一度読もうとしてるんですけど、どうもこれがなかなか集中できません。余所事を考えてしまったり、寝オチしてしまったり。 ふみゅう、どうしたものか……
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No.3714
(電脳)
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見つからない_| ̄|○
2012年04月21日(Sat)
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三上於莵吉さんが『モントクリスト伯爵』なる本を出版していたと知って、これは読まねば!! と驚喜して探すも、図書館でも古本屋でも見つかりません。 ……しかも谷崎精二さんとの共訳だから、やっぱり著作権が切れてない(しくしくしく)<谷崎さんは1971年没 三上さんと巖窟王だなんて、個人的には最強のコンボなのに〜ちょっとぐらいなら高くても買いたいのに〜〜そしてできるものなら入力→公開したいのに〜〜〜〜《o(><)o》
あと三上於莵吉といえば、いま青空文庫で確認したら、 2000 年ぐらいからずーっと「校正予約」かなんかになっていた「雪之丞変化」が、 2012-04-16 付けで「校正待ち(点検前)」に変化してます! 一歩状態が進んでるよvv なにしろうちで公開しているテキストは、初めて校正なるものをした文章な事もあって、誤字脱字は多いわ外字の処理は適当だわで、正直ひどい代物なんですよね。 ぶっちゃけもともとは個人用に、「違和感なく読めればそれでいいわ」と(悪い意味での)適当に作業したものですから…… 青空文庫のが無事公開されたら、うちのはネットから下ろそうかなあ。ってか、少なくとも自分で読む用には青空文庫のをDLするし。だってその方が外字とかの処理もよっぽど信頼できますから。 ……ああしかしそうなると、ますます「白髪鬼」の入力を終えたあとに、更新する内容がなくなってくるなあ<未だスランプは脱せず 個人的にテキスト化したいほどおもしろく思えて、著作権が切れていて、底本(OCR画像でも可)がそこそこの値段で手に入れられつつ、余所ではまだ公開されていない小説ってないものですかねえ……
とりあえず近代デジタルライブラリーにて、著作権がしっかり切れていて、ちょっと興味を引かれた作品を落としてきたりとかしてみました。もっともまず読んでみないことには、なんとも言えません。 ……ただざっと見た感じ、変体仮名というんでしょうか? どう読んでどう入力すれば良いのか謎な文字が大量にあって、めっさ判りにくいわこれ……(−ー;) 前後の文章から類推するに、たぶんこんな感じです。
「に」の字は「よ」に似てるのと「ふ」に似てるのと二種類あるっぽい。 「n」みたいな「ハ」の字は、母があっさり読んでくれました(苦笑) 「を」みたいな「な」は、まだ難易度が低いですが……ただでさえ、白黒二階調でスキャニングされているせいで解読しにくく、旧漢字とかすごく手間取りそうなのに、平仮名までこの状態では読んでみるだけでもハードル高いです。 せめて一読して、入力してみたいと思えるほどおもしろかったら良いんですけどね……
あと「白髪鬼」で注記を下記のように修正しました。
修正前:非ず[#「底本では「す」] ↓ 修正後:非ず[#「非ず」は底本では「非す」]
一括検索置換ソフト万々歳ですね。
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No.3715
(日常)
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最近こだわっていた、手作りブックカバー。 何度も同じタイプを作り続け、ついにベストの作が完成した! と悦に入っていた時期が私にもありました。
……ええ、うん。やっぱり一枚のカバーで全てを使いまわすのは無理ねと言うことを思い知りました。 ううう、地図柄カバー、めっちゃ気に入ってたのに。今日届いた本に装着して、いざ使い初め! と思ったら……(しくしくしく)
最近は文庫本といえば、早川や新潮・文春といったあたりを集中的に読んでいました。しかしそもそも本というのは、出版社やレーベルによって同じ「文庫本」でも、高さにかなり差があるのです。
この通り。 最も背が高いのと最も低いのの差は、実に五ミリ近くあるんじゃないでしょうか。 ブックカバーを作る際には、やはり一番大きいものを参考にしています。大は小を兼ねるというわけですね。 ところがそうすると……当然、こうなる訳で。
ちなみに左が文春文庫。右は白泉社の花丸文庫。 文春文庫だと本を出し入れする際にほどよい余裕があって、実にジャストフィットなんですけれど。 花丸文庫だと……読みづらっっっ(汗) わずか数ミリの差といえど、見事に中で本が泳いでくれちゃいます。 むーーー、たまたま最近は大きめのレーベルを主に読んでいただけで、基本的にライトノベル系は小さめの版が多いんですよねえ(−ー;) ……今まで作ったのだと、デニムのカバーがそういう点では一番仕立てが小さいんですが。それでも大同小異。 こうなったら、いっそレーベル別にいくつか作り分けるべきか……本当にわずか数ミリの話なんですけど、これが気になり出すと読んでいてマジ集中できなくて…… こだわり始めるとキリがないのは判っているのですが。
話は変わりまして。 録画しておくとまた積んでしまいそうなので、本日放送のリニューアル版「タイタンの戦い」は、録画しながらおっかけ見しました。 ……なぜ画質が少しでも綺麗な本放送をそのまま見なかったのかというと、聞き取れない台詞をそのつど巻き戻して聞き直す必要があったからなんですが。そして大いに巻き戻しまくったわけですが。 さておき。 内容としては……まあ、こんなもんでしょうか。 最近のコスチューム系スペクタクル? は久しぶりに見たのですけれど、ちょっとアクションが激しすぎて、時々何が起こってるかよく判りませんでした(苦笑) あと横でいっしょに見ていた父がさっぱりストーリーを把握しないせいで、しょっちゅう一時停止しては、解説する羽目に。 なにしろギリシャ神話がキリスト教になったと思ってる人だからなあ……<多神教と一神教とか、根本的に違いすぎやろ そして組んでいたパーティーが、ようやくキャラの見分けがつくようになってきたと思ったら、いっきに消えていくことにびっくりしました。いや隊長はレテの渡し船で「ああフラグが立ったな」と思いましたけど。よもや全員とは。 そういえばメデューサが意外と美人でしたね。動きもなかなかでした。 ゼウスがお馬鹿なのは、もともとのギリシャ神話でもそうなので、これはあり。そしてハデスは無駄に格好良かった(笑) 最後にアンドロメダを袖にするのも良いですね! やっぱり何もしない生け贄王女より、苦楽を共にした旅の仲間ですよvv 十年後のくだりがあまりにも「次回作をよろしく」的に冗長でしたが、まあそこはそれ。 黒いペガサスもなかなか斬新だったかと。思わず「おお、黒王号? 松風??」と思うのはオタクのサガ(笑) あと武器庫で機械仕掛けのフクロウが出てきた時は、思わず吹きましたvv 懐かしいvv ああ、やっぱり旧作見返したいなあ。あのカクカクした動きが、今どきのCGにはない味わいがあったものです。いっそ「アルゴ探検隊の大冒険」とあわせて再放送、できればデジタルリマスターされませんかねえ……
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No.3716
(日常)
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2012年04月23日の読書
2012年04月23日(Mon)
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本日の初読図書: 鬼畜貴族×愛玩犬の異色シリーズ、お久しぶりの9作目。 四五冊目が出た頃にうっかり手にとって以来、『犬』という生き物の魅力にはまってしまい、つい買い続けてしまっています。 愛ある鬼畜&無条件で相手を受け入れる健気受けというのは、一次二次を問わず大好物でしてvv ……んー、でも今回はタイトルの割に、『犬』の素晴らしさについての描写が少なかったかなあという感じです。 嫌味なキャラをいたぶろうとした先の展開も、ちょっと肩透かし的な…… 個人的には本編より、巻末短編「リーダー犬としての仕事」が面白かったです。チサトも活躍してたし、贔屓キャラ雪之丞も登場してくれたし。 願わくば飼い主に先立たれた老犬が、幸せな余生を送れますように。
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No.3718
(読書)
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地方在住者の悲哀
2012年04月23日(Mon)
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今度探したのは、「雪之丞変化」の原案となったという、ジョンストン・マッカレーの「双生児の復讐」。 ……やっぱり見つかりません(しくしくしく) うわぁぁぁああん国会図書館〜〜〜!! 「双生児の復讐」も三上於莵吉の「モントクリスト伯爵」も、どっちも地方貸し出ししてくれないなんて〜〜館内限定公開だなんて〜〜〜〜(号泣) 県下の図書館横断検索はもちろん、ちょっとぐらい高くても……と古本を探しても、まったくヒットすらしないんだから悲しいです。 「モントクリスト伯爵」はまだ、神戸あたりの図書館とかにはあるらしいですけど……地元図書館経由で貸し出ししてくれないかしら……?
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No.3719
(日常)
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2012年04月24日の読書
2012年04月24日(Tue)
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本日の初読図書: 「〜食卓」に続く、妖アパのムック本第二段。 すみません、舐めてました。いや「〜食卓」も力は入っていたと思いますけど、自分は料理に興味がないので料理の写真やレシピは適当に流し見ただけで、ぶっちゃけ書き下ろし短編にばかり目が行っていたのですよね。 ところが今回は、大人になった夕士が各キャラの過去と現在(未来)、本編では語られなかった細かい裏設定まで語り尽くしてくれてます。それこそ神谷生徒会長どころかマサムネさんとか、本編未登場の千晶の主治医まで! さらに前回はあくまで絵(平面)だった夕士の部屋とか食堂とか、あと岩風呂とかクリ&シロなんかが、紙粘土によって見事な立体表現されています。すげえ、三次元になると一気にイメージが爆発する! そして、長谷! お前いつの間にアパートの住人になってた(爆笑) ちなみに各種イラストは、マンガ版の深山和香さんの絵が使われています。 訪れた未来は、けして良いことばかりではなくて。千晶の右腕の件以外にも、いろいろとショックなことはありました。たとえばシガーの事とか。 けれどやっぱり、様々な裏話はファンとしてすごく楽しくおもしろいもので。 龍さんの意外とズボラで抜けた一面とかさ(笑) あ、そういえば一色さんはやっぱり、「〜魔法の塔」の黎明苑と関係がありましたね。社長と従兄弟ってことは……やっぱりあのサラブレッド級の高貴で美麗な血が、詩人にも流れてるんでしょうか。 書き下ろし短編も、夕士世界旅行時期の夕士と長谷が一本ずつに、千晶がクラブに戻ってからの話が一本の計三本。 ……ヤバイ、この本、借りるだけじゃなくて手元に欲しい……妖アパ本編も、図書館にあるのにどうしても前回処分できなくて、未だに本棚に並んでるんですよね。ふ、古本だといくらくらいか、な……?
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No.3720
(読書)
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図書館で今日借りてきた文庫本が、これまたごっつー背丈の低い製本でしてね…… そんなわけで、これでどうだ!!
地図柄ブックカバー。 かがった縫い目を一度ほどいて裏返し、改めてミシンをかけ直しました。 左が直す前、右が直したもの。 入っているのは、手持ちの中でもっとも背の高い文春文庫。これ以上は小さくできません! これぞジャストフィットさ! 小さくしたのは、わずか2……いえ、1.5ミリでしょうか。このごくわずかな差が、こだわりどころなのですよ(力説) ……この古地図柄文庫カバーと四六判用蜘蛛の巣模様が、個人的にブックカバー作りの集大成という気持ちなので。こだわりにこだわり抜きたいのでした<蜘蛛の巣模様も、実は一度ほどいて縫い直していたり このふたつ以上に好みの布が見つからなければ、とりあえずカバー作りはしばらくお休みということで。
そして図書館といえば、蔵書にない本を他の図書館から取り寄せられるかを確認してきました。どうやら全国レベルで蔵書検索→取り寄せできるらしいです(喜) もっとも無料でやってもらえるのは、県内の図書館のみ。他県からだと中国地方の他四県なら片道分の送料を負担。その他の県からだと往復分を払わなければならないそうで。 ……本の種類によっては、新刊を買った方が安くつくかもしれません。 ちなみにジョンストン・マッカレーの「双生児の復讐」は、検索できる限りだとやはり国会図書館にしか収蔵されていないそうで。しかもその国会図書館内ですら、一般客は実物を拝めず、館内端末でデジタルデータを閲覧するしかないのだとか。そんっっなに希少な本だったんですか……
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No.3721
(日常)
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このところ調子が悪かった母のA3用プリンター EPSON の PM3300-C が、ついにお亡くなりあそばしました。Win98 時代に出たような、もはやメーカー保証もあやしいっぽい古い機械をだましだまし使っていたので、もう大往生と言って良いのでしょうが。 しかし母の仕事(?)ではA3印刷が必須。大急ぎで新しい物を手配することになりました。 ……でもって。 それがうちに届いたら、パソコンに接続&初期設定&一通りの使用レクチャーをするのは、当然私な訳で。 これまでのあれこれをも含めて、報酬の前払いと相成りました。
室内着用のパッチワークポンチョvv ええ、プリント布ではなく、正真正銘のパッチワークです。もちろん母が自分で縫ったわけではなく、既製品のこういう布が既に購入されてあったわけですが。曰く「おもしろいから買ったけど、使い道がなかったのよね」だそうで。手つかずで1メーター半ぐらいあったのを、この際にと採用しました。
紺の布で総裏つき。脇下は一ヶ所ずつ飾りボタン付きで縫い止めてあります。 頭からかぶるのでどうしても大きくなる首元の開きは、やはり飾りボタンで留める形。 母的こだわりは、襟と裾の始末。襟穴が真ん中にあるため、全体を中表に縫ってからひっくり返そうとすると、どちらを先にやってもどこかで引っかかるらしいのです(すみません、正直よく判ってません)。 「ひっかかる部分は縫い代を内側に折り込んで、外からミシンでまとめ縫いしたら?」と提案したら、「それじゃ美しくない!」と断言されました。うん、なんか気持ちは判らなくもないよ(苦笑)<私もエクセル文書作成とかは、とことんまでこだわるし それでもなんだかんだ言いつつ、二〜三時間程で仕上げてしまうのだから、洋裁学校出って奴は……(遠い目)
そして着てみた感じは、今の時期にほどよい感じですvv 腕も動きやすいし、前屈みになっても垂れ下がって邪魔になったりしないし。そしてニットと違い、変に伸びたりヨレたり、通りすがりに壁紙のざらついた所やドアノブに引っかかったりしないし!<すごい危険 なによりありがたいのは、腹まわりが冷えないこと。 半纏にせよ袖無しにせよカーディガンにせよ、羽織るタイプの上着というのは、お腹のへんが寒いのですよね。カーディガンにはまだ前を閉めるという選択肢がありますが、自室でくつろいでる時にそれをすると、なんか窮屈な感じがして嫌だったんです。 裏布つきだから風も通らないし、身体は締めつけないしで良い感じvv 贅沢を言えば袖の長さと身ごろ丈が、もう一模様ずつ長いと最高だったんですが……布幅ギリギリいっぱいまで使ってこれだそうなので、そこはどうしようもありません。 ふふふ、これから暑くなるまで、そして秋口にとこれから大いにお世話になりそうです。
……さて、新しいプリンタが届くのはいつかな……(笑)
映画「ジョン・カーター」のCMを見ていたら読み返したくなったので、「火星のプリンセス」を手に取ってみたり。っていうかそもそも、地元映画館では放映されてないんですが。あんまり人気なかったんでしょうか? なにしろ細部にこだわるだろう、コアなファンのついてそうな原作ですからねえ。 ちなみに自分が持っている厚木淳さん翻訳の合本は既に電子化してしまったので、図書館で読みやすい紙書籍を借りてきました。そしたら翻訳者が違う……三十年以上前に発行された、古い版でした。でもまあネットで見る限り、翻訳の是非には言及されている記事を見かけないので、どちらでもそう差はないのかな……? っていうか! 小西宏っていったら、かのレンズマンシリーズの旧訳を担当した方ではありませんか。そう思うと、なんだか逆に読むのがワクワクしてきました。個人的にレンズマンシリーズは、旧訳の方が好みだったので<でも両方買ってるあたり(苦笑)
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No.3723
(日常)
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新しい子がやってきた!
2012年04月26日(Thr)
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A3用紙対応のインクジェットプリンター。 EPSON の PX-1004 です。 これまで同じくエプソンから出ている PM3300-C を使っていたので。そして現在もA4印刷には PM-G720 を使用しているので。やはり同メーカーの機械の方が、母も使い方を覚えやすくて良いだろうと選択しました。 A3ノビからCD/DVDのラベル印刷にも対応。インクは耐水性の高い顔料タイプを各色ごとに交換できるうえ、仮にカラーインクが切れたとしても、しばらくは「黒だけモード」とやらを使用することで、モノクロ印刷で動かすことが可能だとか。 ユーザーレビューの中には「印刷が遅い」という意見もありましたが、同メーカーの旧型機をずっと使用していた我が家にしてみれば、むしろ「おお、早い!」と思うぐらいです。 あと箱から出したとき、思わず「でかっ」とか言っちゃったのですけれど。 実際に今までの機械と比べたら、そこまで激しくは違いませんでした。
やー、旧マシンの灰色っぷりが、なんだか時代を感じさせますねえ…… ちなみにお値段は、これでメーカー希望価格さえ三万を切ります。ネット通販とか量販店で購入したなら、もっと安く上がるでしょう。 もっとも、初期装備としてインクカートリッジは全色ついてきますが、その代わりプリンタケーブルが入ってません。プリンタ買い替えとかセカンドマシンの場合は別に困らないでしょうが、これが一台目という方は、いささか注意が必要かと(まあ、百均とかでも買えそうだけど)。
そして正直おっくうだったPCとの接続設定は、なんだかあっさりと終わっちゃいました。PC立ち上げつつ梱包解き始めてから終わるまで、三十分も掛かってなかったんじゃないか?? インクセットして充填させつつ、PCにCDを入れて次へ次へ。両者をケーブルで繋いで、しばし待てば以上終了。 …… Win3.1 時代から、あちこちの工事現場に行くたびに、自ノートへその現場現場のプリンターをインストールして仕事していたプリンタ難民の頃を思うと、阿呆のように簡単でした。あの頃はプリンタケーブルも専用の品で、そもそもUSBという物すら存在しなかったですっけ(懐) ……時代の流れってすごいけれど、同時にとても無情ですねえ……
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No.3725
(電脳)
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更新情報(2012年04月27日)
2012年04月27日(Fri)
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閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」七九話目をUPしました。
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No.3727
(更新)
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2012年04月27日の読書
2012年04月27日(Fri)
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本日の初読図書: 南北戦争終了後のアリゾナで金鉱を探していたジョン・カーターは、ある日インデアンに襲われ洞窟に逃げ込んだ。が、そこには毒ガスが発生しており、倒れて動けなくなってしまう。だが気がついたときには、彼は火星の黄色い野原にいたのだった。 地球とはまったく異質な文化を持ちながら、資源の枯渇などから滅びに瀕している火星。そこには巨大で四本腕を生やした獰猛な緑色人や、発達した科学力を持ち地球人と良く似た姿の赤色人などが暮らしていた。 彼らは程度の差こそあれみなひどく好戦的で、それぞれに皇帝を戴き、戦争に明け暮れている。 文字通り身ひとつで火星に飛ばされたジョン・カーターは、はじめ緑色人の捕虜となるが、その強さで次第に頭角を現してゆく。火星の弱い重力と希薄な空気は、地球で生まれ育ったカーターに、驚異的な跳躍力と膂力をもたらしてくれたのだ。 そして同じく捕虜となった赤色人の王女デジャー・ソリスに心を奪われたカーターは、残忍な緑色人の間から、どうにかして彼女を救い出そうと決意する。 緑色人でありながら、例外的に優しい心を持つソラや、勇敢で公正な戦士タルス・タルカス、見た目は恐ろしいが忠実な十本脚の猛犬ウーラなどと心を通わせながら、カーターは縦横無尽に火星を駆けめぐり、やがては火星そのものの存亡へと関わってゆく……
小西宏の旧訳版、無事に読了いたしました。 ……以前に読んだのが分厚い合本版だったからなのか、もっと手間取りそうに思っていたのに、びっくりするほどさくさく読めちゃいました。 っていうか、おもしろいよ! これは翻訳の差なのか?? 違和感は全然感じなかったんですが(っていうか、新訳そこまで読み込んでない)、とにかくぐいぐいひっぱられて読み進みました。 挿し絵が武部さんの美麗絵なのも嬉しいところvv ……まあ、ファンの間では絶大な人気を誇る(らしい)武部さんの絵は、厳密に言うと本文と微妙に食い違ってたりもするんですが(苦笑) まあ、イマジネーションを刺激してくれるから良いんです、うん。 話としては、火星という名の別世界へトリップ&体力腕力のチート補正つきで、人には懐かない野蛮人や猛獣を手懐けつつ、偶然も味方につけたカーター無双かつラブロマンスもあり。しかもカーターが年とらない理由とか、火星に行っちゃった原因とかは語られないままという、完全に今どきのノリと勢い的厨二病物語なのですが。 これがまたおもしろいんだからしょうがない。っていうか、これを 1911 年に書いたバローズは時代を先取りしすぎです。 映画がこれをどれだけ再現したのかは知りませんが、この原作を読んでくれる人が一人でも増えてくれたらいいなあと思います。
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No.3728
(読書)
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ふふふふふ(怪しい含み笑い)
2012年04月27日(Fri)
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三上於菟吉 翻訳の「モンテ・クリスト伯」です! はす向かいの県で収蔵されていたのを、県立図書館経由で借りてもらいました。昨日ちょうどプリンタの設定を終えたあたりで「届きました」という連絡が入ったので、ダッシュで取りに行きましたとも。 ……だっていつ受け取りに行こうとも、貸出先に返却される日にち(郵送日時含む一ヶ月)は変わらないのだから、一日でも長く手元に置いておきたいじゃないですか。
そしてピッカピッカの新しい装幀に「おや?」と思いつつ奥付を見てみたら、 2004 年に発行された復刻版でした。ってことは、新字新仮名!? あるいは旧字旧仮名だとしても、現代のJIS規格の活字だと、ちょっと興が削がれるんだよな……と思いつつ開いてみたならば。
ゆまに書房 昭和初期世界名作翻訳全集 42 モンテ・クリスト伯 前篇 デュ−マ著/三上於菟吉 訳
えーくーせーれーーーんとっっ(喜) なんでも完全復刻と言うことで、当時の本を元に、版面を115%拡大しただけのそのままだそうです。素晴らしい。紙ヤケや本がばらける心配なしに、あの雰囲気ある文面を拝めるとは……(感動) しかもこの復刻版、復刻版でありながら既に品薄。本屋にはもちろん並んでいないし、ネット通販でも売り切れているところがほとんどで。たまに見つけても、新刊でおよそ 4,000 円×全3巻。中古本は逆に値段が跳ね上がって、余計に高くなっております。それが数百円で読めるなら安いものよ(ふふふふふ)<県外図書館からの借り出しは、送料自己負担
……そして翻訳者の所にもどこにも共訳の文字がないんですが……三上さんの名前しか書かれていないんですが……これ、著作権切れと見なしちゃ駄目……ですか。駄目ですよね……(しょぼん)<ネットの情報だと谷崎精二(1971年没)と共訳
読みかけだった「火星のプリンセス」も、無事読み終わったし。 明日からは読むぞーーー!
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No.3729
(日常)
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ちょっと面白そう
2012年04月28日(Sat)
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現在パソコンで使用している縦書きテキストビューワ smoopy には、ほぼ不満ないのですが。 しかし最近、開発者サイトさんにまったく動きのないのが不安なところだったりします。 で、某所で紹介されていたこちらに興味を引かれてみたりとか。
■窓の杜 - 【REVIEW】「TxtMiru」 http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20120420_527586.html
smoopy と同じ独自アンチエイリアス機能は、綺麗に表示されるのなら非常にありがたいところ。 この紹介記事では表示されていませんが、水平(垂直も選択可)スクロールバーも表示できるそうだし、文字を範囲選択してクリップボードにコピーもできるらしい。これは判らない語句をネットや電子辞書で調べたい場合などに、非常に便利ですね。あと検索機能も標準装備。キーボードカスタマイズとかもいけるとか。 HTML解析や圧縮ファイルの閲覧もOK。 そして青空形式の注記には、かなり幅広く対応しているようです。 ……良いかも。 ただ履歴やお気に入り関係が弱そうなのがネックかな……あと、スタイルを複数登録できないのが私には辛いところ<現在は「通常閲覧用」、「旧活字表示用」、「文庫本換算用」、「原稿用紙表示」の四スタイルを適宜切り換えて使用中
今のところ乗り替える予定はありませんが、なんらかの事情で smoopy が使えなくなったら、考慮に入れるには良いかもです。
モンテ・クリスト伯を読み始めました。 うむ、おもしろい。人物表記は涙香版と異なり原作そのままのカタカナですが、西班牙が「スペイン」ではなく「カタラン」だったりとか、なかなか興味深いです。
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No.3730
(電脳)
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呑めれば良いらしい
2012年04月29日(Sun)
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昨夜の話ですが。 昨日は夕方から某焼肉店にて、ワチキさん主宰の呑み会でした。 集合は各自で現地。最初は途中まで歩いて、そこからバスに乗ろうと思っていたのですが。ふと途中の曲がり角で「ここを左に曲がるより右に曲がれば、ほぼ同じ距離歩くだけでバス停二つ分、得するな……」と思ってしまいまして。そしてそのバス停二つを歩いた後は、「あと二つだし、バス待ってお金払うより歩いた方が良いかも?」とか考えて。結局、全距離を歩いてしまいました。四十分ぐらいかかったけど、まあ良い運動になったんじゃないでしょうか。 ちなみにメンバーは、いつもの如くワチキさんにちゅーどくさん、そしてこちらはお久しぶりのSみさん。いやあ本当にお久しぶりでした。少なくとも三年、下手すると五年ぐらいぶりじゃなかったでしょうか??
ちなみに呑み会の名目は……ありません(笑) ただの思いついた呑み会。あえて言うなら、「規制前にレバ刺しを食べ収めよう会」?
……これについては、私は箸をつけませんでしたが、個人的には「規制までしなくてもなあ」と思っている派です。 禁酒法といい、昔のカツオ刺身やフグの禁制のように、どれだけ禁止したところで食べる人は食べちゃうだろうと思いますしね。 もっともそこはやはりお店お店の作業モラルとか、個々人の体質も関わってくるので、一概に体力ある人なら大丈夫だと言い切れないのが辛いところですが。
そして個人的には、昔に一度食べて以来、かねがねまた食べてみたかった念願の「にんにくホイル焼き」も頼めて満足でした。これはアルミホイルのカップに胡麻油を半分程度入れ、その中にむき身のニンニクをごろごろ放り込んだものです。アルミカップごと熱い鉄板に載せてやれば、香ばしいニンニクの素揚げができあがります。これがまた美味しいんだvv<女性の頼むものではない
そして二次会はまた、もんのすごく久しぶりに行ったお店だったのに、ママさんがちゃんと私のことを覚えていて下さっていて感激でした。実は以前にいた会社の上司の奥さま。いっしょに社員旅行とか行ったこともあるので、まあ顔見知りは顔見知りだったんですけど、それでも何年も前に辞めた下っ端の一事務員を、よく一目で名指しできるものです(尊敬) そしてお客さんは我々のみの貸し切り。ママさんもお知り合いということで、もう身内の気安さから大盛り上がりでした。カラオケも五曲ぐらい歌っちゃって、最後には喉が掠れてましたよ(苦笑) たとえ音が外れようがアニメソングだろうが、そして初めての曲で失敗したところで、すべて笑ってネタになる相手とのカラオケは楽しいものですvv
最後は塩ラーメンにて〆。 しこたま肉喰ったあとでさすがにお腹いっぱいだったので、私はハーフサイズにしてもらいました。最初に数口食べたあとは、ニンニク油を入れることで、ふたつの風味が楽しめるとのこと。こちらもなかなか美味しかったですvv
昨夜のアルコール: 梅酎ハイ、カシス酎ハイ、濁り酒、三色スミレ(バイオレットフィズ+カルピス+ソーダのオリジナルカクテル)、パッションフルーツフィズ、ストロベリーフィズの計六杯。
チャンポン気味ですが、まあ意識もはっきりしていたし、適度な飲酒だったんじゃないかと。 ちなみに「何を何杯飲んだかを記憶しておく」ことは、酔っぱらわない秘訣だそうです。
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No.3731
(日常)
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手書き入力って便利
2012年04月30日(Mon)
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そして今日もこつこつと、三上モンテ・クリスト伯を読み進めているのですが……やはり見慣れない文字がやたらと出てきますね。 1919 年翻訳ということは、大正8年。森田十五少年の 1896 年(明治 29 年)とか、黒岩嚴窟王の 1902 年(明治 35 年)に比べればまだしもとはいえ、これがなかなかに厳しくて。 ……まあ、三上さんの文章は、旧漢字を開いたり仮名遣いさえ直してしまえば、いま読んでもそこまで違和感はないんですけどね。
ただこの本、振り仮名がほとんどないのです。……総ルビもかなりうっとおしいものですが、ここまで省略されているのも、なかなかどうしてしんどいかと。
で、役に立ってくるのが、ゼロさんの「手書き入力」機能。 わからない文字が出てくるたびに、部首とか画数とか読み方の予測もつかない様々なそれらを手書きで入力し、電子辞書機能で調べております。
たとえば「驛遞(えきてい)」とか「鏘鏘(そうそう)と」とか、「夙(つと)に」とか「駭(おどろ)く」とか。
実際に載っている電子辞書やら、これらをJIS漢字として登録してある事実もありがたいのですが。ほんと、いちいち紙の辞書で引こうと思ったら、どれだけ手間取ることか……
ちなみにシグ3のATOKには、手書き入力機能がありません。 そしてPCのマウスで、画数多い漢字を手書き入力も辛いです。っていうか、調べたくなるたびにPCの電源入れるのも煩雑だし。 スタイラスで手書き入力できるゼロさんと、電子版 広辞苑+マイペディアのコンボは最強ですねvv
あ、ちなみに手書き入力時には、オプションから「タイムアウトを使用」のチェックを外しておくことをオススメします。ややこしい文字を入力する際は、書いている途中で確定されてしまうことが多くて……嫌ならせめて、タイムアウト値を長めに設定しておくと良いでしょう。入力ボックスを三つにしておけば、どうせ次の文字を書き始めたところで、前の文字は確定されますからね。
そして↑の記事を書いていて、ありがたかったツールをメモしておきます。
■【換暦】暦変換ツール http://maechan.net/kanreki/
西暦(グレゴリオ暦)→和暦やその逆、またユリウス暦や干支や六曜、曜日まで、日付単位で計算してくれる便利サイトさま。 自分の誕生日とか、和暦では覚えてるんだけど西暦や曜日までは……などという場合に便利かと。
そして、県内図書館なら無料で取り寄せを願えると知って、またあれとかこれとかおもしろそうな本の、県内図書館収蔵状況を調べてみたりとかして……<まずはいま借りてる本と積読を片付けなさいってば
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No.3732
(電脳)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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