2017年06月20日の読書
2017年06月20日(Tue)
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本日の初読図書:
なんかもう、どれだけタティングレースに投資しているのかと……っていうか、これの他にもさらにもう一冊ポチってしまっていたりもするのですが。 もう今月は、自分への誕生プレゼントってことでひとつ!
そんな訳で、最近個人的一押しの maimai さんこと海東麻井先生の初書籍ですvv
■maimai kaitoさん(@tatting_maimai) Instagram写真と動画 https://www.instagram.com/tatting_maimai/
私はどちらかと言うとクラシックなレトロデザインが好みで、アクセサリー系とか小物系の書籍にはこれまで手を出してきませんでした。 しかし maimai さんのデザインには、何故か心惹かれるものを感じるのです。 どちらかと言うとピコ少なめで、繊細優雅というよりも、ぽってり可愛い系。私の趣味とは真逆のはずなのに……? とは思うのですが。
今回この書籍を実際に読んでみて、その理由がちょっと判ったような気がします。 maimai さんの手法、私にすごく合ってる気がするんですよ。
例えば糸の測り方。
ま、まさかこのやり方(両手を広げた長さ基準)を使っていて、しかも大真面目に書籍に載せる方がいらっしゃるなんて……(感動)
他にも、モチーフの前で最初と最後のピコを繋ぐ方法。あちこちのブログなどでよく判らないと取り上げられており、出版社にも問い合わせがあったというそのやり方。 薄々そうじゃないかとは思ってたんですが……やっぱりこれ、私が普段からやっている方法と同じでした。 私は逆に、どの書籍やネット動画などを見ても、普通に紹介されている「作品を半分折り畳んでピコをねじって繋ぐ」ですか? そのやり方が理解できなかったんですよ。なので完成写真を見て、こういう方向に糸が出るように、こう持ってこう引き出せばちゃんと歪みなく繋がるし、続きを結っていくのも無理なくできるよな、と。自己流でやってきていたんです。 なので私の場合、糸はいつも必ず前に出ています。それが私にとっての普通。っていうか、通常のやり方だと糸が後ろに回ることすら、今回初めて知りました(苦笑)
そういった感じで、他に紹介されている様々な技法やコツなども、「おお、なるほど!」とか「これやってみたい!!」という具合に、すごく肌に合うように思えてきます。
さらに maimai 先生は、アレンジはご自由にというスタンスでいらっしゃるそうで。 インスタでも「皆さん、ご自身に合わせて調整してね」「好きな色や糸を選んで、ピコを加えたり、ビーズを入れたり、自分の好きに繋いでアレンジすることが大前提です」と書いていらっしゃいます。 もちろんそこに加えて、イロイロした場合でもどの本のどの作品かは明記して、作者の方に敬意を払う上級者さん達のマナーを見習っていきたい、ともおっしゃっておられます。
ものすごくありがたく、そしてうなずける御意見だと思います。
だからこそこの御本は、本当に買って良かったです。 作品デザインが素敵なのはもちろんのこと、今まで知らなかった新しい技法を知ったり応用への糸口を見せてくれる技術指南書としても、非常に秀逸だと思います。
うあー、あれもこれも試してみたいっっ、でも時間と他にやるべきことが〜〜〜《o(><)o》
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No.8285
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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