2017年03月23日の読書
2017年03月23日(Thr)
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本日の初読図書:
WEBから書籍化中の、渋い老騎士主役のグルメエピックファンタジー。コミカライズ版です。 ……この作画で、小説版の挿絵も書いてほしかった……っっっ
イラストで見ると、大障壁マジ、とんでもねえ! ちっげえよ! こんなんじゃねえよ!! っていうのがほとんどない、満足な作画でした。 ただ話の流れはちょっと構成を変え、そしてダイジェスト気味になっている印象が。いやポイントは押さえられていて、むしろ無駄が削ぎ落とされていると言ってもいいんですけどね。でもあののんびりした雰囲気のじーちゃん食い倒れ旅が、要所要所で突然緊迫感を漂わせる。その緩急がこの話のポイントでもあると思うので、そのあたりがちょっと残念。特に「ガンツの娘」など、本誌ではもうリンツ伯領に到着しているので、今後描かれることもないのだろうなあ(´・ω・`)
四話収録のうち、一話目はもっと後の方で語られていた、若かりしアイドラ様とバルドの交流からアイドラ様迷子を経てバルドが闇の神に祈願をかけたりとかしたあたり。若バルドがめっちゃイケメンっす。で、バルド旅立ちのシーンで一話目が締め。 二話目は一ヶ月後にシーデルモントが追いついてきて餞別を渡したのち、コエンデラのなんとかが追いついてきて、刺客ヴェン・ウリルと対峙する場面まで。 三話目でヴェン・ウリルとの決闘からの、焼き魚食べてじーーんってなるところ。 四話目はゲリアドラにやられて魔女に助けられ、盾蛙と戦闘。最後にたどり着いた街の光景で一見開きだけ、司祭一行とジュルチャガが垣間見えて、この巻おしまい。 そして最後に原作者様による、バルド十四歳、従騎士になる寸前のSSが収録されていました。
コエンデラの何とかの目的は何だったんだろうって、直前に渡された財布ひっくりかえして調べて「何もないな」って言った直後に、魚食べるコマでナイフとフォークがすごくきっちり描き込まれてるあたりとか、先の展開を知っている身としては非常にニヤニヤしてしまいますww
まああえて難癖つけるなら、ヴェン・ウリルはもうちょい男臭くて、もうちょい年取ってる外見にしてほしかったかなって(苦笑) 個人的にマタジロウ氏のファンイラストがすごく印象的だったので、三十絡みの男の色気ダダ漏れっぽいイメージを持っていたんですよ。 でもまあそこらへんは大人の事情もあるし、実は天然ギャップ萌えなヴェン・ウリルとしては、このイケメンなキャラデザもそれはそれでvv ともあれ、なかなか好印象のコミカライズ第一巻でした。続きも非常に楽しみ……です、が。それ以前に小説版の方の続刊を……どうせなら完成度の高い方を読もうと、最後の二章ほどWEB版読んでないんですよ。だから実は結末を知らないんです。 小説はかなりの長編ですが、コミカライズ版はどこまでやってくれるのかなあ……
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No.8103
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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