|
アニメ・アルスラーン戦記第二部「風塵乱舞」、ついに最終話! 今は「良かった、クォリティ保ったまま走り切った!!」という気持ちでいっぱいです。 絵や動きもですけど、脚本も今回は頑張りましたね。最後の最後で「あそこ削られた、ここ削られた」と不満に思っていた部分を一気にぶっこんできてくれましたvv 特にサームと、ペシャワール残留組の心情を出してくれたのが嬉しかったです。 ザラヴァンが不満を露わにしてたり、ホラ吹きが双刀将軍を気遣って残ったのを説明してくれたり(ああでも、同じ結果を出すのにも異なる道があって良いはずだ〜の一言も入っていれば……っっ)、同じく双刀将軍が密書を読まずに献上しつつ、もし殿下に王家の血が流れていないのならそれは素晴らしいことなんじゃないかと述懐してみたり。 メル兄が銀仮面 = オヤジの仇だと聞いて、そうと知っていれば……と歯噛みする場面もあったし。 って、あそこらへんの自称情婦との一幕だけ、妙にギャグ調だったww
……まあ、銀仮面が宝剣手に入れちゃって、どう収拾つけるんだよこれと思う部分はあるのですが(苦笑)
あとは、出陣前に軽口を叩きながら朗らかに笑える殿下が、本当に凛々しく成長なされたなあとか。 荒川アニメ版殿下は、ある意味で原作小説よりも更に上を行く度量の大きさなんですよね。 第一期でルシタニアの一般兵達は、上層部に良いように利用されているだけだと自分の考えで思い至ったり、イアルダボート教の経典を読んで理解を深めようと努力したりと、荒川アニメ殿下はとても勤勉で成長著しく。 ある意味では軍師の言いなり、まさに三国志の劉備状態だった原作殿下よりも、さらにずっと魅力的だと思います。 自分が簒奪してでも王位につこうと、もう既にしっかり心を決めてらっしゃいますしね<原作小説では覚悟を決めるの、王都決戦の直前の直前だった
そして最後に、地図上の王都へ向かって三方向からそれぞれの軍勢が集結してゆく描写、そこへ第一期第一話を思わせるアンドラ王の「突撃開始!!」。 もうゾクゾクするような終わり方だったと思います。 これはもう絶対に三期あるよね! 続きは劇場でとか円盤でとかならないよね!? ジムサとか忘れられたままだし(ぼそ) 最後の地図に重なる面子の中にザラヴァンがいないし(ぼそぼそ)
……しかし今回のアンドラ王は、またペシャワールからの出陣で今度は朝日を右 = 北に向かって進んでるんだが……なんとかならんのかそこらへんは……
|
No.7790
(映像)
|
|
|
|
|
プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
|
|
|