よしなしことを、日々徒然に……
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 みなさま遍歴はありますか
2016年01月11日(Mon) 
■襤褸鮫/塚井PさんはTwitterを使っています
 https://twitter.com/borozame/status/685781258819899392

> 付き合いの長いネットの友人を2〜3個前の古いハンドルネームで呼んで「懐かしい名だ……今となっては私をそう呼んでくれる者は少なくなってしまった」ってすこし寂しげに微笑みながら返してもらう遊びを思いついたのでみんなで遊んでください。



> 皆さんの反応から「ほう……どこでその名を知った? 一杯やろうじゃねえか、俺の奢りだ」派や「それはとっくに棄てた名前よ……命が惜しければ二度と口にしないことね」派、「そんなふうに名乗っていたこともあったかな……なにせ旅の途中で幾つも名を変えてきたのでね」派などが観測されました。



めっちゃ面白そうと思ってしまった、ネット歴が十六年を超えた私です(笑)
……が、よく考えたら、一番最初からず〜〜〜っと「神崎真」名義で通してたから、参加できない。そしてそれ以上に、付き合いの長いネット友人がほとんどいないよ _| ̄|○

そもそも「神崎真」っていうHN自体が、ネットを始める前……小説を書き始めた初期の初期の頃から使い続けてるPNそのままですからね。すでに名乗り始めてからのほうが長いですよ。もはや血肉に染みこんでます。
……決める時のコンセプトに「実際にあってもおかしくない名前」というのを入れておいてよかったと、今になって痛感しますね(苦笑)
オフ会の時とかに大声で呼ばれても、恥ずかしい思いをしなくていいというのが最大のメリットかもしれませんww

ああでも二次創作の時とか、文芸部でページが足りない時とかは、ちらっと多重PN使ってたこともあったっけか。
それこそ「ほう……どこでその名を知った?」と言いそうなぐらい、過去の古い話ですがvv
特に二次創作(トルーパーでした)の頃のPNなんて、まさに「ああ、何もかもみな懐かしい……」ですよ(苦笑)
あの頃の戦友達は、いったい今どこで何をしているのやら(遠い目)
No.7340 (電脳)


 2016年01月11日の読書
2016年01月11日(Mon) 
本日の初読図書:
4062192020掟上今日子の備忘録
西尾 維新 VOFAN
講談社 2014-10-15

by G-Tools
行く先々で事件に巻き込まれ、幾多の凶悪犯罪と、何故か『偶然』に遭遇する名探偵達。しかし彼らはそれらを見事に解決してみせるだけ立派である。しかし世の中には、ただ事件に巻き込まれ、凶悪犯罪に遭遇し、そして犯人だろうと根拠もなく疑われる ―― ただそれだけの人間も存在する。
僕こと隠館厄介(かくしだてやくすけ)の宿命が、それであった。子供の頃から何かが起きればお前がやったんだろうとみなに言われ、成人してからも職場でトラブルが起きるたびに疑惑の目を向けられてはクビになる。でかい図体に気弱な態度がいっそうその疑いに拍車をかけるらしいのだが、持って生まれた体格や性格はどうしようもない。
そういった次第で、僕の携帯電話にはあらゆる『探偵』の連絡先が、ぎっしりと詰まっていた。何か事件が起きると、僕は探偵に連絡を取って未解決事件を提供する。彼らは報酬と引き換えに謎を解き、僕はいわれのない冤罪から解放してもらえる。お互いがお互いの得意先であり、需要と供給のバランスを取っているのだ。
中でも置手紙探偵事務所の掟上今日子さんは、『最速』の名を冠する探偵であった。どんな事件でも一日で解決し ―― そうして、秘密はぜったいに漏らさない。
なぜなら彼女は、忘却探偵だからだ。
一度眠れば、その日の記憶は完全にリセットされる。手がけた事件も、関係者達の顔や名前も……そして依頼人である僕のことも、彼女はすべて忘れる。故に事件について、誰かに話す恐れもない。どんな機密事項に触れようとも問題のない、完全なる守秘義務を誇る探偵なのだ。
事件に巻き込まれた僕は、今日子さんに連絡を取る。今日子さんは依頼を受けて現場へとやってくる。
「初めまして。掟上今日子です」
にこやかな笑顔で初対面の挨拶。完璧なまでの営業スマイル。何度依頼を繰り返し、事件の間に打ち解けることがあっても、それは変わらない。彼女はいつもすべてを忘れてしまうのだから。
けれどその推理力と分析力、そして一度眠るまでの記憶力は、他に比類がない。
だから今日も、僕は彼女に事件を依頼する。最速で事件を解決し、そして明日にはすべてを忘れてしまう、忘却探偵へと……


前シーズンに実写ドラマ化されていた作品です。
父が見ているのを通りすがりにチラ見して、設定は面白そうだけど実写はなあ……と思ったので、原作に手を出してみました。
こうして表紙を見ると、ドラマはずいぶん頑張って外見を寄せてきてたんですね(笑)
相棒役の隠館さんは、原作だとかなりの巨漢(190cm超)らしいので、そこらへんは岡田将生さんだとちょっと痩せぎすすぎるかなあとも思いましたが。でも性格とか雰囲気的にはぴったりっぽいから、ビジュアルで見せるならその方が良かったのか。
そして通りすがりのチラ見だけで、この巻に収録されている五話のうち二話の犯人とオチを覚えていた自分が _| ̄|○ <研究所での記録媒体紛失の話と、100万円盗られて一億円払おうとする話

お話的には、これ一作でもそれなりにきれいにまとまっています。
今日子さんが何故記憶をリセットされるようになったのか、何故探偵をすることになったのかなどの謎は残っていますが、それはそれで読者の想像をかきたてる形になっているので、充分だと思いました。
隠館さんと今日子さんの関係も、ラスト二話で大きく変転を見せていますし★

隠館さんのやったことは、重大な裏切りかもしれない。
でも彼は心底から今日子さんの為を思ってやったのだし、今日子さんもそれを記憶がないままに判っていたからこそ受け入れ、許し、そしてちゃんと償いを求めた。
ただ無条件で「許します」と告げるよりも、ずっと納得しやすく、今日子さんらしいラストだったと思います。
続刊も出ているそうなので、これはまた読まなければvv

そしてネタバレになるのであまり多くは言いませんが。
作家さんの遺稿とカセットテープのくだりで、「へー、そうなんだ」ではなく「うんうん、そうだった!!」と実感を込めてうなずきまくってしまった私です。
うちに実物あったんですよ、コードで繋いで、ピーーーガッガーーーって言うやつ。
ああもう、めっちゃ懐かしかったわあ(笑)
No.7341 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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