よしなしことを、日々徒然に……
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 実は初めて使う
2015年09月08日(Tue) 
いつもお世話になっている pao ままさんから、プレゼントを頂きましたvv



シュシュ×2つ。
ここ数日、急激に気温が下がってきて、そろそろかんざしも使い納めかなあと思っていたところに、これは嬉しい贈り物。
うふふ、ありがとうございます。ありがたく使わせていただきますね〜〜>ままさん



なにげに、これが人生初シュシュだったりします(笑)
使い方、これで良いんだっけ……?


追記:
ちょっとネットで検索してみたら、ヘアピンと組み合わせたアレンジを発見。
かんざしで応用してみると、こんな感じになりました。

 

これはこれで、後れ毛押さえにもなって一石二鳥ですかねvv
No.7081 (日常)


 2015年09月08日の読書
2015年09月08日(Tue) 
本日の初読図書:
406277853X猫弁と指輪物語 (講談社文庫)
大山 淳子
講談社 2014-06-13

by G-Tools
すっかりペット専門として認識されている百瀬弁護士事務所に、今回持ち込まれてきたのは、密室猫妊娠事件だった。
舞台専門の女優 白川ルウルウの飼っているメインクーンが、いつの間にか妊娠していたのだという。完全室内飼いで、家どころか専用部屋からすら一歩も出していないのにだ。チャンピオンの血統を持つその猫べべは、アメリカで行われるキャットショーに出場させる予定があり、そこで入賞した暁には同クラスの猫と最高の縁談をまとめて、チャンピオン二世の誕生を夢見ていたのに、と。
命は大切だから堕胎などは考えていないが、父親の分からない仔猫を育てる気にもなれない。相手を見つけて飼い主に責任をとってもらい、生まれた仔猫も引き取らせたいというのが依頼の内容であった。
白川ルウルウの説明は整然としており、筋も通っているのだが、百瀬はなにか釈然としないものを感じる。
一方で百瀬事務所かかりつけの獣医の柳まことは、無責任な飼い主に振りまわされ、心をささくれさせていた。金に物を言わせて珍しいニシキヘビを買った大企業の御曹司に、飼育に必要な準備や諸手続きいっさいを丸投げされたあげく、定期検診のたびに口説かれたかと思えば、半年もしないうちに婚約者が嫌がるから手放したいとか言い出すいい加減ぶり。下手に放置すれば、この馬鹿者はニシキヘビをそこらへんへ適当に捨ててしまいかねない。たとえそれで怪我人が出たとしても、婚約者のためだからと平気で開き直りそうだ。
半ば勢いでニシキヘビを引き取ったは良いものの、難航するだろう里親探しの苦労を考えてやさぐれていた彼女の元へ、大きな灰色の猫を抱えた男が飛び込んでくる。なんでも長距離トラックを運転していて、はねてしまったのだという。汚い野良猫一匹のために、自分のトラックすら放り出して必死になっている彼、土田帆巣の純粋さに、まことはどこか心が暖かくなるのを感じる。
そんなこんなな日々の中、忙しい仕事の合間を縫って婚約者 亜子と旅行に出かけようとしていた百瀬のもとへと、とんでもない依頼が舞い込んできた。
それは、預けていたニシキヘビを勝手に転売した、まこと動物病院を訴えたいという内容で ――


ああ、このシリーズは巻が進むほどに面白くなっていくなあ……(しみじみ)
予定調和的ご都合主義はありますけれど、そこがまたこのシリーズの良い所なのですよ。

……って、この後かなり長く書いたはずの下書きが、全部ふっ飛んでる _| ̄|○ナゼダ

ええと、百瀬さんが自分の育った孤児院を訪ねた結果、今後の展開に繋がりそうな母親に関するエピソードとか、百瀬さんの半端ない天才ぶりが明らかになってきたりでワクワクしたとか。
天才ゆえに時にふっとんだ行動をとりがちな百瀬さんを、多少は戸惑いつつもなんだかんだで丸ごと受け入れちゃってる、ちょっと天然気味な大物ぶりを発揮しだした亜子さんがだんだん愛しくなってきたとか。
今回は行きつけの喫茶店のウェイターとか依頼人の家政婦とかいった脇キャラ視点もけっこう多く、彼らから見た百瀬さんの描写が、変人呼ばわりされつつもやっぱり暖かくて、モブ視点好きの私には嬉しかったなあとか。
前回、いろいろあった透明人間さんと元・タレント弁護士二見さんも、噂話でしか出てこないけど頑張ってるみたいだなあとか。
三千代婆さん、再登場! 相変わらずかっこいいvv そして木村田村も変わらずおバカそうだけど幸せそうで何よりだとか。

……そんなことを書いていたような気がします(−ー;)

とにかくね、読後感が優しいのですよ。
何十年も心に秘め続けた一生ものの恋を、無残に踏みにじられてしまった秘書の野呂さんにも、やっぱり救いはあった。
女優としての生き方以外、すべてを切り捨てているような白川さんにだって、彼女なりの思いやりや愛情というものがあった。
まこと先生と帆巣くんの、ちょっとズレた関係は、それでも読んでいてニヨニヨできるしvv
騒動の発端となった、一見無責任に思えるかもしれない人物にだって、彼なりの譲れないポリシーがあって。

ご都合主義でも何でもハッピーエンド推奨派の私としては、今のところシリーズ内でこの巻が一番好きかもでした。
No.7083 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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