よしなしことを、日々徒然に……
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 2015年02月16日の読書
2015年02月16日(Mon) 
本日の初読図書:
「神殺しの英雄と七つの誓約(小説家になろう)」〜第四章第八話 彼の剣
 http://ncode.syosetu.com/n2027ci/

三年前、世界を破壊しようと目論む魔神を討伐するために、異世界から十三人の英雄が召喚された。
女神の祝福という名のチートを授けられた彼らは、その世界の住人には持ち得ない様々な能力を持ち合わせていた。
『勇者』と呼ばれた少年は、意思さえ折れなければ絶対に負けないという力を。
『大魔導師』の名を冠された少女は、神にも匹敵する膨大な魔力を。
『聖女』と崇められる少女は、生きてさえいればどんな傷でも治せる治癒魔法を。
あらゆる力を与えられた、年齢も性別も様々な十三人は、二年をかけて見事魔神を倒し、世界を救った。
その英雄達の中でも最年長だったのは、当時二十五歳の山田蓮司。ごく普通の会社員だった彼が与えられたチートは、制約だらけの上に魔物と戦うことに関しては、ほとんど役に立たないものであった。
故に彼は魔神討伐を終えた後、ひとり姿を消す。英雄と呼ばれるなど自分には相応しくない。自分は異世界補正でほんのちょっと普通の冒険者より強いだけの、ただの人間にすぎないのだから、と。
しかし残された十二人は口を揃えて語る。
彼こそが英雄なのだと。常に自分達の先頭に立ち、そうして魔神を討ち果たした、神殺しの英雄なのだと。
そうして物語は始まる。
時は魔神討伐から一年後。辺境の貧しい村で、明日の食事代にも事欠くうらぶれた一人の冒険者が、ゴブリンに殺されかけている新人冒険者を助けたところから ――

魔神討伐後から始まる異世界召喚FT。連載中。近いうちに書籍化されるらしいです。
二十八の無精髭のおっさんが、しゃべるコインとのんびり二人旅を楽しんでいたら、なんだかきな臭いことに巻き込まれて……という感じです。
主人公が良い年した大人っていうのはいい感じですね。
一緒に召喚されたのはほとんどが十代の少年少女達で、しかも自分よりずっと強いチート持ちばかり。それでも子供に情けない姿は見せられないと、何度も間違え血と泥にまみれ這いずりながら、それでも大人として仲間達を守っていたその背中が格好良いです。
ただなんというか……まだ謎が解明されきっていないというか、魔神討伐時にいったい何が起きたのか、主役が何故にあそこまで自己評価が低すぎるのか、なかなか明らかにされないのがモヤモヤします。
エルメンヒルデと『エル』はどう違うのか、そしてエルとレンジさんの関係とか、七つの制約の残り三つは何なのかとか、早くもっとちゃんと説明が欲しい〜〜(><)

そして最初は単なるモブだと思っていたエルフのフェイロナが、レゴラスばりに男前でかっこいい件について(笑)
No.6599 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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