よしなしことを、日々徒然に……
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 2014年05月12日の読書
2014年05月12日(Mon) 
本日の初読図書:
「針子の乙女(小説家になろう)」〜レース編み
 http://ncode.syosetu.com/n0020by/

前世で手芸部だった女性(高校は卒業済みらしい)が、異世界に転生。縫い物を家業とする貴族の家に生まれたので、これは天職! と思ったものの、実はその家、魔力によって衣服に加護を縫い込める力を誇りとしており、プライドが異常に高かった。そんなこととは知らない彼女は、普通の服は普通に縫えば良いのだと思い込み、誰よりも綺麗に早く丁寧に縫いあげていたのだが、その家ではそんな技術は無価値だと分かった時には既に遅く。
十歳で仕事を手伝い始めて間もなく、加護縫いのできないみそっかすな子供と嘲笑され、家族からは邪魔者扱い。ろくな食事も服も与えられずに酷使され、十五歳になる頃には貴族の子供でありながら、どこの難民かと見まごう餓死寸前のボロボロ状態に。
もちろん彼女も、やろうと思えば加護を縫い込めることはできて。精霊たちの姿を目にすることもできれば、魔力を糸として彼らの破れた服を繕ってやることも可能。しかしもう今さら、この家のために価値あるものを産み出す意欲など、すっかり削られており。
かくして出来損ないとみなされた彼女は、普通のお針子として別の貴族の家へ引き取られることに。もちろん支度金のたぐいはすべて実家が懐に入れてしまい、持ち物は特殊な糸を紡いでくれる蜘蛛と、針一本のみ。事実上は売り飛ばされたと同じこと。
しかし行った先では、明らかに虐待を受けていたその姿に同情され、皆が優しくしてくれて。十分な食事と優しさを与えられた彼女は、お礼として加護縫いを施した匂い袋を使用人を含めた皆に送った所、それが騒動の元となって……というお話。
まだ始まったばかりでこの先が気になります。
主役の転生前の年齢とか、転生した事情など、語られていない部分が多いです。
文章もちょっと、まだ書き慣れておられないかなあという部分もあったりして。そのあたりは今後に期待というところでしょうか。
No.5808 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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