2014年01月09日の読書
2014年01月09日(Thr)
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本日の初読図書: 「俺と蛙さんの異世界放浪記〜外伝ってことらしい〜」〜聖なる夜に 2 http://ncode.syosetu.com/n3733bm/
書籍化された「〜八百万ってたくさんって意味らしい〜」の後日談的番外編。 各脇キャラに焦点を当てたエピソードがメインで、中には本編にはまったく登場しない一介の中堅冒険者「おっさん」と駆け出しの「少年」など、モブ視点的なお話もあります。しかし時系列は連続しているようで、それぞれのお話がつながっている部分もあるため、最初から順番に読んでいくことをおすすめします。 個人的には前述のおっさん&少年コンビがハッチーと水竜のいる海辺へやってくる「おっさんと海」、そして一押しキャラである残念助平なスケさんが珍しくシリアスに頑張る「竜は吼える」が面白かったかな。 あと更に珍しい、タローが普通に魔法使いらしく、読後感も心温まる「聖なる夜に」も素敵だったかと。 まだ連載中で話は増えていくようなので、WEB版読了済、あるいはネタバレを気にしない方は要チェックです★
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No.5469
(読書)
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今日の積録消化は映画「のぼうの城」。
去年の2月に原作を読んでいるので、ほぼ一年越しの鑑賞です。 ふむ……原作に較べるとのぼう様が格好いい、かな? 原作では最後まで切れ者なのか底抜けの阿呆なのか微妙に謎なままだった長親さんですが、映画でははっきりと「やるときはやる男」になっていたかと。 ラストの講和シーンで三成と目と目で分かり合っていたあたりとか、立場を越えて分かり合う男の友情っぽかったですvv そして一番の見所である、大軍の前での田楽踊りシーン。 いやあさすが野村萬斎。本職だけあって素直に「魅せる」と思いました。 あれだけ動いても袖とか裾が乱れないことも見事なら、竿に通した小袖を女性に見立てた一人芝居も堂に入ったもの。番宣を見て、もっと滑稽で目を覆うような場面なのかと思ったら、普通に楽しく見られました。……ちょっと長くはありましたが、まあそこは見せ場だから(苦笑)
合戦シーンのこっ汚さも秀逸。 そのへんに力入れすぎたせいか話運びはいささか駆け足で、原作知らない人間にはちょっと判りにくい部分もあったかなあと思わなくもありませんでしたが。たとえば人間関係、特に甲斐姫と靭負(ゆきえ)の間の感情の機微とか、一度は逃げ出した侍嫌いの農民が、どうしてのぼう様が撃たれた途端、あんなに必死になって土手を壊しにかかったのかとか。 ……あとさすがに映画では、丹波守のその後は「寺を建てて戦死者の菩提を弔った」までに抑えられてましたね……うん、すべて知るとショックなこともあるのさ。
ともあれ、それなりに面白かったです。
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No.5470
(映像)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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