よしなしことを、日々徒然に……
※ 2018年以降の記事は、別ブログの方へUPしています ※
新しいブログへは こちら からどうぞ。



 2013年07月31日の読書
2013年07月31日(Wed) 
本日の初読図書:
「ラムムンシリーズ(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/s1344b/

なんの前触れもなく異世界に落ちてしまった十五歳の女子高生 紺屋杏子。その世界には異世界渡人というやつがけっこういるらしく、たまたま使役獣使を養成する学校の学長室に現れた彼女は、学費の支払いを免除してもらえることになり、使役獣使を目指すことになった。
とはいえ日々の生活費や必要な学習道具は、自分で稼いで買わなければならない。ひとまず元冒険者の夫婦が経営する宿に住み込みで働くことで、なんとか最低限の生活基盤は確保することができた。
ドキドキしながら入学試験に望んだ杏子改めアンは、使役獣が産まれる珠を割る際、その動作からうっかり卵を連想してしまう。
その結果 ―― 出てきたのは、どろりっとしてぷるりんっと震えてむにんっと盛り上がる、珠のようなものがゼリー状のものに包まれた生き物。
「えっ……スライム?」
隣の子が、そう言って若干距離を取った。
どうやらその生き物は万能スライムといって、たとえ他人の使役獣でもなんでも食べてしまう悪食で、治癒魔法・攻撃魔法ともに使えるけれど、成長してもさほどレベルが上がらないと、評価が低い種類らしい。けれど使役獣を生み出すのにやり直しはきかない。一匹目の使役獣と主の関係は特別で、二匹目以降との間をも繋ぐ一生ものの絆だ。一匹目を天寿以外で失えば、その人間は二度と使役獣使にはなれないのだから、今さら取り替えることなどできはしない。
……え? でもかわいいよね? なんだろう、水まんじゅう? 中に梅とかあるあの半透明なお菓子っぽいし、ぷよんっとつつくと、ぷるぷると震えてまじやばい、まじかわいい。
まわりから遠巻きにされるのはちょっと寂しいけれど、無事に使役獣が出てくれただけで御の字。異世界に来て、将来有望な学校に無料で入らせてもらえるので充分ありがたいのだから、全然問題なんてない。
そんなわけでラムムンと名付けたスライムと共に、アンはひたすらマイペースに異世界生活を続けることにした。
なんでも食べるスライムに、宿で出る生ゴミを処理してもらったり、ホコリが溜まっていた宿の部屋を文字通り隅々まで舐めるように奇麗にしてもらったり。さらにはきれい好きな日本人では耐えられなかったお風呂事情! 全身を包み込まれて、ぐにぐにマッサージされつつ垢のたぐいを全部食べてもらったらすっきりさっぱり。汚れたシーツも洋服も、一度もぐもぐしてからぺっとしてもらえば、きれいに洗濯されちゃいますよー。
生活費稼ぎで冒険者ギルドにも登録して、簡単な植物採集とかやってる間に、ラムムンは薬草やら魔物やらいろんなものを食べたりしているみたいです。
そんなこんなで、本人は普通にのんびり暮らしているつもりでも、異世界人ならではの発想と使役獣への接し方で、どんどん規格外になっていくラムムンとアン。彼らやがて、使役獣使や町そのもののあり方を変えてゆく、重大な存在となるのだった……

異世界召喚だけれど、言葉が判る以外の特典はありません。本編完結済。続編もキリの良いところまで行ってます。
自己責任がモットーのけっこう厳しい世界で、それでも良い人達に囲まれて楽しくまったり過ごしているさまは、なかなか癒されます。
そして下手をすると主すら襲って消化しかねないスライム相手に、全身包まれてお風呂ーとかやってるあたり、彼女とラムムンのラブラブぶりが微笑ましく。
っていうか、ララムンまじ万能です。万能スライムが器用貧乏だなんて誰が言った!? レベルでなんでもやっちゃいます。今ならドラゴンでも倒せるんじゃないか……?
お話的にはけっこう厳しい現実も突きつけられるけれど、基本はほのぼので楽しいです。
難点は文章がちょっと……読み返しとかされてないのでしょうか。説明不足や意味不明な部分があちこちあって、脳内補完するか適当に読み流すかの技能が必要かと。
あと逆ハー注意と言っておきます。



そして全然関係ないですが、「勇者互助組合 交流型掲示板」の最新作「私の手柄じゃありません」が、完成度高すぎて思わず初感想入れちゃいました。
モノカキの端くれとして、あの出来は鳥肌モノです。すごすぎる……
No.5000 (読書)


 甘さとしょっぱさの違い
2013年07月31日(Wed) 
グリーンカーテン用に植えているゴーヤがぽこぽこ実をつけるのですが、うちの家族はほとんど食べません。ゴーヤチャンプルーは1シーズンに1〜2回も食べれば充分だし、果物と牛乳を混ぜたミキサージュースは、母と次兄には好評なんですけど私が駄目です。なんでかな……あの質感が苦手で、口に含んだときは美味しいと思うんですが、せーのって勢いつけて覚悟しないと嚥下できないんです(−ー;)<もはや薬
ただ何故か塩味にしてポタージュにすると、むしろ美味しく食べられるので、昨日一昨日はジャガイモとかタマネギとかシメジとか豆腐あたりと一緒にいったん湯がいてからミキサー → 牛乳で伸ばして塩コショウで味をととのえたりと、ポタージュの試作に走っておりました。
ふむ、五人前だと豆腐は四分の一丁ぐらいがちょうどよさそうかな? あと隠し味に味噌を大さじ一杯がポイントです。もちろんスープの素と味の素は外せません。
私としてはほのかな苦みが良い感じで、熱くても冷製でもどっちもOK★ な感じにできたのですが、他の家族にはあんまり評判良くなかったり(しょぼん)
……なんでしょっぱいと美味しいと思えるのに、甘いと飲み込めないんだーーー( T _ T )>自分
No.5002 (日常)



<< 2013年07月 >>
Sun Mon Tue Wed Thr Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

サーチ :


 最新の記事
 2013年07月31日の読書
 甘さとしょっぱさの違い

 リンク
 神崎へメール
 私立杜守図書館
 蔵書リスト

 

   

 ブログ内記事検索:
 
 AND OR  


Back to Home...

[管理用] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.41