よしなしことを、日々徒然に……
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 2013年07月27日の読書
2013年07月27日(Sat) 
本日の初読図書:
「マギクラフト・マイスター(小説家になろう)」〜07-08 鉱山
 http://ncode.syosetu.com/n7648bn/

孤児院育ちの青年 二堂仁(にどう じん)は、物を作るのが大好きだった。孤児院という欲しいものが満足に手に入らない環境のため、自ら作り出すという道を選んだのが始まりだったが、いまでは完全に趣味と言って良い。年下の子供達のためにコマ、竹とんぼを初め、竹馬、ブーメラン、凧に模型飛行機などから、ぬいぐるみに人形まで作成し、普通に服だって縫える。大工仕事も当然こなし、就職後には工場で下っ端として様々な雑務をやらされたこともあって、あらゆる専門知識を幅広く持っていた。
そんな仁だったが、徹夜が続いて疲れが溜まっていたため、仕事中にうっかり足を滑らせて、煮えたぎる鉄鋼炉に落下してしまう。
「生命保険、ちゃんと孤児院に下りるかなあ……」
そんな思考を最後に、仁はこの世から姿を消すことになった。
そうして目を覚ましたとき、彼は見知らぬ世界にいた。誰一人として人間がいない孤島の研究所の中で、彼を迎えたのは少女の姿をした自動人形(オートマタ)。
なんでも彼女を作成した先代の主人が、その死の間際、自分の研究を受け継いでくれる後継者を捜せと命じたのだという。それが1000年以上前のこと。
魔法工学師(マギクラフト・マイスター)と呼ばれる、その世界では異端と呼べるほど進んだ知識を持つ技術者だった先代は、自分の全てを受け継げる後継者を求めていたのだった。そしてオートマタは無機物だけに出来る根気強さで、ずっと『後継者』を探し続けていたのである。
そうして彼女が見つけだしたのが、鉄鋼炉で燃え尽きようとしていた仁だった。
なお世界を渡る過程で瀕死だった仁の肉体は魔素によって補填され、傷は古い物も含めてすべて修復されていた。
どうせ一度は死んだも同じ身。そして脳味噌に直接書き込まれた先代の知識は、仁にとって非常におもしろく興味深いものだった。
その世界では、千年が過ぎるうちに戦争などによってかえって文明が衰退している。ただでさえ先進的だった先代の知識は、もはや失われた技術を通り越して卑怯とさえ呼べるものになっていた。そこへ仁の現代知識による新たな発想と、世界を渡ったことで得た膨大な魔力が加わって、作り出すものはもはや伝説級のレベル。
しかし仁はあくまで穏やかにのんびりと、自分が好きな、そして人に役立つ物を作っていきたいと考えている。
とは言え夢中になるとつい自重を忘れる性格と、仁に忠誠を誓う無敵の自動人形 礼子の行く先では、常に様々なトラブルが待ち受けていて……

異世界落ち物、チートな物作りほのぼの系。連載中。
国家レベルでのあれこれも関わってきますが、本人はあくまでのんびりと過ごすことを希望しています。
今は優秀な魔法工作士(マギクラフトマン)でショウロ皇国の外交官でもある、ラインハルトその他と旅の途中。この人は外交官としても優秀なくせに、基本はモノ作り馬鹿で、夢中になるとまわりが見えなくなるあたり仁と良く気があっていますvv マイスターレベルまでは行かないけれど、非常に優秀で理解度が高く、常識も良識も身分も持ち合わせているあたり、非常に良い人ですね。
お話としての難点は、作り出す物の構造がいまいち判りにくいことかな。ボールベアリングとか4輪独立懸架とか書かれても、素人には説明がないとイメージできないよ……
あと主役が女性陣みんなに好かれているので、ハーレム苦手な方は要注意、かも?
No.4986 (読書)


 また尺か……
2013年07月27日(Sat) 
夕べ録画しておいた、映画「るろうに剣心」を視聴。
実写と言うことで最初は見る気まったくなかったんですが、どんな雰囲気かな? と冒頭をちょっと再生してみたら、鳥羽伏見山中で血まみれの浅葱だんだら羽織に煙草をくわえている斉藤一@江口洋介にハートを撃ち抜かれてしまいまして(笑)
原作とはだいぶ違うキャラ造形だけど、なんだよニヒルで格好いいじゃねえかvv

全体的なお話は……どうやらまたも尺の関係で三十分ぐらい削られていたらしいんですが……そのせいなのか脚本自体がアレだったのか、原作を知らないとよく判らない話運びだったと思います。
っていうか、原作の初期エピソードから盛り上がるシーン、しかもアクションメインばかりを取り出して、ツギハギした感じ?
要所要所の場面とか台詞に「おお!」とは思いましたが、なんか繋がりが微妙。
総じて「壮大なコスプレパーティー」という印象でした。見ていて楽しくはあったけれど、ひとつの物語としてはツッコミどころが多いかな、と。
なんで病人が大量発生した途端、門弟もいない寂れた道場に患者が集まってくるのかとか、剣心の年齢を誰も突っ込まないのかとか<画面の外で母が突っ込んでた(笑)
そしてあの流れだと佐之が単なる喧嘩野郎だし、仮面被ってたオリジナル敵キャラ(綾野剛)が妙に意味ありげだったのも謎。そして刃衛がラスボスっぽく最後に一人で行動し、抜刀斎に執着しているのもなんで??
そもそも赤報隊を始めとした明治新政府の欺瞞と、それを良しとせず流浪する剣心の心意気がまったく語られてないじゃないのさ《o(><)o》<相良隊長が好きだった

とは言えアクションシーンは、思ったより良かったです。
とりあえず心配していた「いちいち技の名前叫んでたらどうしよう」という懸念は解消されて、一安心したり(笑)
特に斉藤さんの牙突には燃えましたね! もう斉藤さん良いとこ取りだろうvv
……まあ、ワイヤーアクションがちょっと興を削ぎましたが……あれぐらいならなんとか許容範囲。

ひっくるめると、まあそれなりに面白かったです。
今度続編が作られるらしいですね。京都編ってことは、志々雄編をやるのかな??
No.4987 (映像)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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