2013年07月02日の読書
2013年07月02日(Tue)
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本日の初読図書: 角川文庫から出直していることを知らず、1巻目はうっかり静山社の旧版を買ってしまいましたが、2巻目はしっかり新しい方を購入。こっちの方が表紙絵のタッチも綺麗だし、ページ数はほぼ変わらないのに背表紙の厚さが三分の二ぐらいで、買った本の置場に困っている人間としてはありがたいです。 内容は、今回も読み切り連作の形を取った続き物。 前半が蜘蛛女パートで、後半が大奥のあかずの間を舞台にしたパート。 ライトな語り口に安心していると、けっこうざくざく人が死んでいきます(汗) まさかあんな人の良い侍女さんまで…… そして前半は東嵐寺、ポカミスしまくりであんまり役に立っていないような気が(苦笑) 出雲守が助かったのって、完全に本人の伎倆だよなあ……
今回も謎の怪僧 厳道が暗躍し、普通に存在している様々な妖異を刺激して暴れさせては、徳川の代に仇を為そうとしています。 そして最後にはついに東嵐寺達の前に姿を現して、「貴様の里を焼き払うてくれる」とか言い放って消えてゆきました。ということは、次回は三次が舞台なんでしょうかねvv この物語のベースとなったという、三次の妖怪伝説「稲生物怪録」についても、調べてみたいところです。三次ではメジャーな昔話なんでしょうかね??
追記: 調べてみました(笑)
■稲生物怪録 - YouTube http://www.youtube.com/watch?v=HiXuD9iy2xg
3巻のサブタイトルが「たたり岩」なので、この動画を見ておくと楽しめるのではないかと期待してみたり。
「化け物の花嫁(ムーンライトノベル)」〜胎動 http://novel18.syosetu.com/n7133bq/
貴族の私生児として生まれ、農民として育った少女。 その生まれ故に貴族にも結婚にも夢を持てなかった彼女は、ある日突然、誘拐も同然の扱いで父親の元へと連れてゆかれる。そうして告げられたのは、政略の駒としてある侯爵家へ嫁げと言う命令だった。 「お前が嫁ぐ相手は、人を殺すことしか能のない、醜い化け物のような男だ。前妻も醜い夫に嫁いだことが原因で、気が触れて死んだと聞いている。女であれば、文句などないだろう。ましてこのグロスハイム家の娘であるのだ。貴族の娘を娶ることができるのならば、あの化け物に不満があろうはずもあるまい」 吐き捨てる『父親』の言葉に、彼女の心は凍りつく。やはり貴族など嫌いだ。そして幸せな結婚などできるはずもない。 そう思った彼女だったが、実際に結婚した夫は、幼い頃に煩った病のせいで容貌こそ醜かったものの、とても理知的で優しく接してくれて……
R18設定いるのか?? という位の、じれじれラブラブなほのぼの恋愛物語。 多少のすれ違いはありますが、基本的にすぐ解決するし、もう砂吐きそうなほど甘甘しく糖度が高いですvv 本編完結済で、現在は番外編を投稿中。
「パン職人が、はぐれた勇者を拾いました。(小説家になろう)」〜女神様の長い1日 後編 http://ncode.syosetu.com/n3446bp/
駆け出しのパン職人の青年が、ある日うっかり拾ったのは、異世界から飛ばされてきた勇者様。作ったパンを気に入られ、懐かれたあげく、気が付けば戻る勇者へ巻き込まれて異世界へ。 こうなったらここでパン屋を開くしかないと気炎を上げるパン職人と、押しかけ見習い店員と化した元勇者のほのぼの(?)FT。 【魔王に限りなく近い勇者】、【聖剣に選ばれなかったら魔王になっていた】、【合法的破壊者】と一部で呼ばれるブラック勇者が、主役には懐いているのが微笑ましいです(笑)
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No.4914
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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