2013年06月25日の読書
2013年06月25日(Tue)
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本日の初読図書: 収録は「4枚目の鏝絵」「足摺厚焼き卵店」「Nobody」「グラウンド」の4作。 かなりシリアスでダークな話とライトでコミカルなお話が交互に載っていました。 「〜鏝絵」は、最高の地獄絵を描くために妻子を焼き殺したとかいう絵師の話を彷彿とさせられました。最後のひとコマが、なんとなくゾクッとする感じで、追いつめられた人間の怖さが伝わってきました。 「Nobody」の方は、闇社会の容赦なさという、別の意味の恐怖が。 「足摺〜」は完全にコメディ。こういう殺人の起きない謎解きというのも、ほっと一息つける感じで良いんですよね。 ……しかしあのメモの書き方はないだろうよ(苦笑) 「グラウンド」は……ううむ。あまりに悪役が悪役というか、なまじっかこういう人ほんとにいそうだと思えてしまい、ちょっと読後感が(−ー;) それにいくら悪役でも、あそこまで自腹斬らせてクビってのもなあ…… このお話は、珍しく謎解きというよりも、コンゲーム? っぽかったかな。そして久しぶりに七瀬さんのお父さんが登場していたのも微笑ましく。 ……でもって、七瀬さんの運動能力はますます人類を超えてゆく(汗)
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No.4893
(読書)
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書痴と呼ばれる今日この頃
2013年06月25日(Tue)
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二週に一度の図書館返却日。 今回は母に「できるだけ大人向け翻訳の奇岩城を」と頼まれて、なんとか探してきました。 しかし地元図書館の蔵書検索システムは、作者のデータは載っているのに、翻訳者の名前は登録されていないんですよね。 個人的に、好きな海外作品はいろんな翻訳を読み比べるのも楽しみのひとつです。たとえば「モンテ・クリスト伯」は、山内義雄さんの全7巻が現在入手できる唯一の完訳版として一般的ですが、引用が分かりにくかったり冗長な部分もあって、少々ハードルが高いです。黒岩涙香の翻案はハードカバー2冊とだいぶコンパクト。しかしキャラクターの名前を日本名に変えたりと、随所が思い切られたその文章は実にダイナミックで素晴らしいし、三上於菟吉の全三巻も、多少読みにくさはありましたが、あれはあれで独特の味わいが。他に「十五少年漂流記」あるいは「二年間の休暇」も、各種完訳版にジュヴナイル版、あるいは明治時代に初めて日本に紹介したという森田思軒の、先入観にとらわれない斬新な翻訳など、どれも楽しいです。 もっと身近なところだと、シャーロック・ホームズなども、好きな翻訳は人それぞれに違うでしょう。 それが! 図書館では調べられないなんて(><)
……しかたないので今回は、できるだけ大人向けというリクエストに基づき、とりあえず創元推理文庫なら間違いはないだろうと、創元版のそれもできるだけ出版が古いものを選んでみました。
はたして母のお気に召してくれると良いんですが……
そしてさらにリアル本屋へも寄って、こちらではドラマ「TAKE FIVE」のノベライズが、一体どんな文章なのか実物を確認しようと思ったのですが。 ……どちらの巻も品切れでした(しょぼん) 頼りのネット通販で探してみても、軒並み2巻目が売り切れ状態。唯一中古品がある Amazon は、送料を入れると定価よりも高くなっています。 ……半年ぐらい待てば、たぶん安くなるとは思うのですが。 特にノベライズは、普段読書なんてしない人が買って読み捨てる事が多いから、状態の良いものがきっと出てくるとは思うのですが。 ないとなると欲しくなるのが、人間心理なんですよねえ……
あとは……昨日の日記で書き忘れていましたが、母のプリンタが急逝してしまいました。 平成17年の4月に、その段階で既にかなり安くなっている型落ちを購入したという年代物。しかし今までこれといった不具合もなく、まだまだ充分に使えると思っていたのですが。 ……なんでも廃インクタンクとやらが、一杯になってしまったらしくって(しょぼん) これって一杯になったら、本体をメーカーに送ってタンク内のインクを捨てる&部品の調整が必要なんですね? しかしうちが使っていたプリンタは、もう何年も前にメーカー保証が終わっているとのこと。もう送っても修理はできないので、どこの店に持ち込んでも受け付けつけてはもらえないだろう、と。買った店に電話で問い合わせたら、そう返答されました。 ……そんな、いつか絶対駄目になると判っている消耗品部分ぐらい、販売店やユーザー側で交換できるようにしておいてくれよぅ( T _ T )<前のプリンタも同じ理由で処分した
幸い我が家には、他にもプリンタが2台ほどあります。 今回壊れたのは母用のメインプリンタで、同じく母用のサブと、父(仕事)用のものが残っているので、差し迫ってすぐに困る訳ではないのですが。 それでもまだ外見はピカピカで、ほんの昨日まで普通に動いてくれていた機械を、即日処分するのは複雑なものです。 インクカートリッジなんて、それこそ前の日に交換したばっかりで、まだまだたっぷり内部に残っている上に、未開封のストックまで数本あるんですよ?? せめて未使用のインクぐらい、互換性のある機械を持ってる人がいれば、無駄にならずにすむんですけどね……<母のガールスカウト・ネットワークに期待
そして本日のヒヨドリはこんな感じ。
二日ほど前に比べると、格段に鳥らしくなっていますねvv 生えかけで棘のようだった羽毛が柔らかく全身を覆い、身体も大きくなりました。もう巣さえ手狭になって、下手に動くと一羽ぐらい落ちてしまいそうです(ハラハラ) 親鳥と比べると、こんな感じ。
こうして見ると、大きくこそなったものの、まだヒナらしさは抜けていないかな? しかし身体が大きくなったためか、もうエサをもらうたびにフンをすることはなくなりました。お腹の中に、虫数匹分の体積を収めておけるようになったということでしょうか<本当に口から入ったエサに押し出されるような排泄だった 前回の営巣を考えると、もうあと二〜三日で巣立ちすると予想されます。 巣立ちの写真、撮れるかな……?
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No.4894
(電脳)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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