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……先日、うっかりポチッとしてしまったDVD×3枚。 その1枚目が届きました。
ついこの間、リメイクされた新しいバージョンではありません。 1981年制作の、懐かしきストップモーションアニメ(※実写)の傑作です!! 実はリメイク版を見たときから、私の中ではコレジャナイ感がもやもやしておりました。そしてどうせならこれをきっかけに、旧作をTVで再放送してくれないか。いっそデジタルリマスターで! とずーーーっと期待していたのですが。 なかなかそのような予定はないようで(しくしくしく) そして Amazon でうっかり、コンディション『非常に良い』が、かなり安くなっているのを見つけてしまいました。 日本語音声はなしで字幕だけか……しかも私のパターンだと、買ったり借りたりした途端、放送されるというジンクスがあったりします。 しかし、もう、我慢できませんでした。
で、もって。 届いたものの状態を確認しようと、まずデッキに入れて再生。うんうん、ちゃんと再生されるな。ノイズとかは……
とか思っているうちに、うっかり最後まで見てしまったり(苦笑)
いやあ、やっぱりおもしろかったです!! そりゃあね、さすがに映像は現在ほどのクリアさ、なめらかさはないですよ? クリーチャーやメイク、特殊効果も、すごいところはすごいけれど、微妙な部分は微妙です。 子供の頃、TVで放送されたのを見た時ほどの衝撃や恐怖はなく、むしろ「ああ、このシーンあったあった!」、「うは、超絶懐かしいvv」とかいった感慨の方が大きかったですけれど。 でもやっぱり、この作品は名作だと思います。
まずストーリーのまとまり方が素晴らしい。 ……確かにアンドロメダは、何もしない足手まといヒロインかもしれない。ペルセウスはゼウスの子で亡国の王子と言うだけで、ポッと出の若者のくせに優遇されているのかもしれない。でもそれが、ギリシャ神話のお約束なんです。 複数のギリシャ神話のエピソードを、うまく絡み合わせてひとつの流れにしてあるところにも、破綻や違和感は感じられず。
そしてアクションシーンもですね、これぐらいがちょうど良いんです。 最近の大スペクタクルとかいう類のアクション映画は、特撮技術を見せつけることにこだわりすぎて、見ている方は目がついていけません。動きは早いわ、クリーチャーは無駄にでかいわ数も多いわ。ワンシーンに出てくる情報量が多すぎて、いまいったい画面内で何が起こっているのか、判らないことすらしばしばでして。 ……って、これは私が年を取ったという事なんでしょうか(遠い目)
ともあれ。 この旧タイタンは、私の中にがっちり根を下ろして、強く影響を与えております。 たとえばキラー・ビィの「デザート・ノイズ」でサソリと戦うシーンは、完全にこの作品を思い出しながら書きました。 また「竜神祀」で直人が岩に鎖でくくりつけられる場面も、アンドロメダがクラーケンへ捧げられる光景に、影響を受けなかったとは言えません。
ずるりずるりと床を這うメデューサの不気味さ。 あり得そうな程度に『巨大』な、双頭の狼とサソリ。 それらを相手に、剣と盾のみを武器に戦うこと。
そのあたりのイメージは、あるいは楽園シリーズにも通じているのではとか、自己分析してみたり。
……そう言えば楽園シリーズの前身となった過去の没話では、騎士達を白いペガサスに乗せてたりしましたっけ……(懐)<厨二病〜♪
機械仕掛けのフクロウ ビーポーの愛らしさも記憶の通りvv ああ、なんか滾ってきたかも……妖獣との思いきりなバトルアクション、書いてみたい〜〜《o(><)o》
そしてさらに、「アルゴ探検隊の大冒険」のページを開きながら悩む自分がいたりとか……(苦笑)
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No.4836
(映像)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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