よしなしことを、日々徒然に……
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 2013年04月18日の読書
2013年04月18日(Thr) 
本日の初読図書:
「偏屈さんと一緒(小説家になろう)」〜あのーあなた誰ですか?・・許嫁?冗談ですよね 1
 http://ncode.syosetu.com/n1750o/

モモコ・クロックス。20才。イギリス人と日本人のハーフである彼女は、淡いストロベリーブロンドと茶がかった緑の瞳を持つ、ごく普通……ちょっと鈍くて天然で能天気かもしれないが、たぶん普通……の女性であった。
そんな彼女は憧れの出版社に勤め始めて間もなく、トラックにはねられた。
激痛と衝撃に混濁する意識 ―― そうして気が付くと、彼女は……落下していた。
水音と共に池にダイブ、溺れそうになっているところをすくい上げてくれたのは、やたらとガタイの良い、金髪の男。
そして「降ろしてください」と訴えようとした彼女の口から出たのは、なぜか
「みゃあうお」
猫の鳴き声であった。
なんとモモコは、なんとも奇妙なピンク色の猫になっていたのである。
しかもそこは、慣れ親しんだ、地球の日本ではなかった。
そこは猫というものが極めて珍しい世界で、しかもピンク色とあってはますます珍重されるらしかった。そんな世界のなか、ドミニオン自治領国の国主ホクガンに拾い上げられたモモコは、即座にその妹であり奥向きの管理者であるテンレイに奪取 ―― もとい引き渡された。
可愛い物好きのテンレイはモモコを非常に可愛がってくれる。モモコは自分は猫に生まれ変わったのだと納得し、幸せな猫ライフを楽しんでいた。
しかし、ある日のこと。たまたま開いていた扉から外へ出たモモコは、巨大な軍用犬に遭遇し、思わず逃げ出してしまった。必死に走るうちに気が付けば現在位置も判らなくなり ―― そうして川に落ちた。
かろうじて這い上がったものの、そのままボロ雑巾のように行き倒れてしまった彼女を見つけたのは、ガツク・コクサ。
軍部の攻撃専門部隊「雷桜隊」を率いる大将であり、人類を超えた軍部最強の化け物と呼ばれる男だった。
仕事と国を守ること以外には全く興味を持たなかった人間破壊兵器と、一匹の仔猫。その出会いはやがてドミニオンの未来をも左右することとなる……

えー……身長2m78cmの顔面凶器な強面男が、ピンクの仔猫ちゃんにメロメロになった挙げ句、ヤンデレるお話です。ウン、間違ってない。本編完結済。

ガツクのヤンデレぶりは、もう清々しいほどで、ちょっと我に返った(らしい)七章目は、いろいろ苦悩とかすれ違いとかありますが、まあとりあえずハッピーエンドです。本人達が幸せなんだから、ハッピーなんだったら!

ただこの話、一度プリントアウトしたものをOCRしたのかなんなのか、「ニ」と「二」とか、「ー」と「−」と「―」とかがごっちゃになっているのが、読んでいてちょっと辛かったです。あと誤字脱字に余計な文字の紛れ込み。「てにおは」や視点なんかもたまにおかしいので、常に脳内補完が必要。慣れるまで正直きつかったです。でもそこを通り過ぎると、ガツクさんのヤンデレぶりにはまる(笑)<どこまでもそこか

あと登場人物も最初いっぺんに出てきて混乱しましたが、読んでいるうちに自然と判るようになっていきました。個人的にはダイスとシスさんが良いな★

最後がちょっと尻切れトンボっぽいですが、別ページに後日談と番外編があるので、そちらも要チェックです。
No.4726 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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