2013年04月06日の読書
2013年04月06日(Sat)
|
|
|
本日の初読図書: 「もし生まれ変わっても(オンライン小説)」 http://www.ob2.aitai.ne.jp/~yos/
無実のセクハラ疑惑をかけられた大学助教授 水島誠。彼は投身自殺しようとしたところを寸前で、家族のことを考え思いとどまった。が、直後に吹いた突風に煽られ転落。あえなく死亡しまう。 そうして気が付いたときには、知らない部屋にいた。首にはロープの輪がかかり、天井には切れた端がぶら下がっている。どうやら自殺未遂の直後のようだ。 駆けつけたやはり見知らぬ夫婦に説教を受けつつ姿見を見ると、そこに写っているのは年若い男子高校生の姿。 混乱しつつ説教を聞き流し、部屋を物色してみた結果、その身体の名は杉崎達也だと判った。なんと大事な愛娘と同じ高校の、同級生らしい。どう言うことかは判らないが、転落時に死にたくないと強く願った誠の魂が、死を選んだ達也の肉体に入り込んでしまったようだ。 達也はすぐに、遺されて悲しんでいるだろう妻と愛娘の様子を見に、自分が住んでいたマンションへと向かう。 天才哲学者の頭脳が、根暗で目立たなかった高校生の身体に入り込んだその結果、『彼』は周囲に様々な混乱を巻きおこしてゆくこととなる ――
ざっくり流し読みで読了。完結済。 主役が(内面)四十代の中年オヤジ、しかも淡白に見えながらもやることはしっかりやるので、R18部分を読み飛ばしたら、かなり所要時間が短縮されました(笑) さっさと元の妻と娘に会いに行って受け入れられ、二人を守ることを至上命題にしているあたりは格好いいのですが。 助教授時代にやり残した研究を完成させて自費出版したら、世界規模(英語論文だから)でミリオンセラーになっちゃったりとかも楽しいのですが。 ……でも、妻を最上の女に据えながらも、複数女性と関係を持つのはなんだかなあというのが正直なところ。 これで全員が納得している逆ハーならば、それはそれで楽しいんですけどね。それぞれにそれぞれの存在は隠しているあたりが、単なる●股男っぽくてちょっとイヤン。 評価は分かれるでしょうが、個人的には★3くらいでしたかな。
「おっさん飼い始めました(小説家になろう)」 http://ncode.syosetu.com/n8457bg/
ひどい嵐の翌日。 唐突に魚が飼いたいと思った彼女は家を出て、おっさんを拾った。 家の前で倒れていたそのおっさんからは微かに海の匂いがしたし、川は氾濫寸前だったので、これでいいかと妥協したのだ。 そうして彼女は、その日からおっさんを飼い始めることになったのである。
読切短編。 たぶん異世界FT。彼女 ―― フィンは、人里離れた山の中で一人暮らしをしているようですが、その理由とかはざっくり省略されています。 とにかくおっさんだけを楽しめばいいと思います。おっさん、おっさんvv
|
No.4685
(読書)
|
|
|
|
雨天決行なるも…… その1
2013年04月06日(Sat)
|
|
|
こう言うときに限って当たってしまう、天気予報 _| ̄|○ 今日は二週間も前からワクワクしつつ準備を整えていた、毎年恒例プチOFF会・兼お花見だったのですよ。 つい昨日まで天気は穏やか、風は暖かく桜は今まさに満開と、絶好のお花見日和だったのに。 ……よりにもよって、今朝から雨が降り出してしまいました。 せっかく中国山脈を越えていらっしゃる Pao ままご夫妻に、今年こそ綺麗なお城と桜を見せてさし上げたかったのに……っっ(悔) しかも被り物からアルコールから、あれだけ事前に用意しておいたのが、全部無駄になるなんて(しくしくしく)
ともあれ、 常に変化する状況には、臨機応変で対応せねばなりません。 主催のワチキさんは、前日の夕方にはお花見をあきらめて、変更工程表を作成なされました。 ちょうど武者行列という、鎧武者が市内を練り歩く行事と日が重なっていたので、お城でその到着をお出迎え。特設ステージでのイベントを見物したのち、堀川を巡る遊覧船で城下町を見物しつつ、ちょうど半周したあたりにある広場で下船。そこでもイベントをやっているので、夕方まで時間を潰してから、二次会に予定していたおでん屋さんへ徒歩で移動して、いざ呑み始めようZE!! ……と、完璧なスケジュールが提出されていたのですが。 です、が。
武者行列 → 雨と強風により中止 _| ̄|○
当然、ステージイベントもございません。 しかたないのでドカタ親父8割の集団で、近くにある歴史博物館へと足を運び、常設展と企画展を鑑賞してきました。
入り口には、レゴブロックで作られた、意外にリアルなお城のオブジェがあったりとか。
レゴ
同アングルの実物 ※別の年の写真です。
どうですか、この完璧なフォルムは! まさしくうちのお城ですよ、これはvv そして古文書メインの地味な展示物に、意外な食いつきを見せて下さる Pao ご夫妻(笑) ご職業柄か、古地図とか江戸時代の帳簿とかが、けっこうおもしろかったようで。ちょっと一安心。 企画展示の「春を彩る節句」も、なかなか見応えがありました。 武者幟「真田丸に突撃する初代城主」なんて、長さ5mぐらいあったんじゃないかな? おお、真田丸と言えば大阪の陣!? とか判るようになった今日この頃。けっこうテンション上がりましたvv そして押し絵の雛人形に、江戸川乱歩の押絵と旅する男は、こんなの持って旅してるのかーー、とか想像を刺激されてみたり。
そして歴史館で意外と楽しく時間が潰せたので、そろそろ遊覧船に乗ろうかと、しのつく雨のなか傘をさして乗船場まで移動したのですが。
遊覧船 → ついさっきの便で欠航になりました、と _| ̄|○
なんでも雨で川の水量が上がったため、橋の下を船がくぐれなくなったそうです(しくしくしく)<もともとギリギリの高さを、屋根を畳みお客さんが船底に伏せてくぐるという趣向が売り
大幅に時間が余ってしまったため、顔をつき合わせて緊急会議。 結論。天守閣に登閣してみよう。
……私、今日は待ち合わせ時間より1時間以上早く家を出て、天守閣のまわりをぐるーっと一周回ってきてたんですが。また城山てっぺんまで登るのか……(遠い目)<桜と城の写真を撮りたかったんです
雨の中の、花弁を散らす桜
花の中のお城
ともあれ。 そんなわけで、目指すは国宝登録! な、建造当時の面影を色濃く残す、天守閣内部にも入ってきました。
天守閣にまで入るのは、まだ未成年だった頃以来だと思います。 中は相変わらず板張りの壁や天井がむき出しで。柱など、複数の角材がおっきな鉄の『かすがい』で束ねられていました。そっかー、かすがいってこういう使い方をする物なんですねえ(しみじみ) すみっこの方とかうす暗かったんですが、そこがまたリアルに当時の生活が感じられて良いんですよね。 展示物なども記憶より増えている感じで、こちらもまた思っていたよりおもしろかったです。 ただ階段が……これ手すりつきの梯子ちゃうか? うっかりすると転がり落ちるよ。膝が、膝が……というわけで、六階層を往復して出てきた時には、完全に息を切らしておりました。運動不足もきわまれり(−ー;)
そして夕方になったので、船に乗れなかったことと雨足に負け、徒歩ではなくタクシーを拾って、おでん屋さんへとGO! ここからが本番です♪
以下、写真が多いのでその2へ記事を分けます。
|
No.4686
(日常)
|
|
|
|
|
プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
|
|
|