よしなしことを、日々徒然に……
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 2013年01月08日の読書
2013年01月08日(Tue) 
本日の初読図書:
4160091172鬼平犯科帳 (17) (文春時代コミックス)
さいとう たかを 池波 正太郎
文藝春秋情報出版 1996-12

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4160091253鬼平犯科帳 (25) (文春時代コミックス)
さいとう たかを 池波 正太郎
文藝春秋情報出版 1998-06

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録画しておいた「泥鰌の和助始末」を見て原作を読み返したくなったものの、せっかくなら読んでいないバージョンをということで、マンガ版にしてみました。ありがとう、地元図書館vv
ネットで調べたところ、泥鰌〜は25巻に収録とのこと。そして以前に16巻までは読んでいたので、ついでだから17巻も借り出してみたりとか。

収録作は、
17巻→「泣き味噌屋」「高杉道場・三羽烏」「白まむし」
25巻→「泥鰌の和助始末」「一本眉」

どれもほのかに記憶にはあるけれど、こんな話だったっけ……? と思ってしまうのは、すっかり内容を忘れているからか、それともそれなりにアレンジされているのか。
メイン目的だった泥鰌〜は、ドラマとだいぶ内容が違いました。っていうか、ドラマの方がより泣ける感じ?
ドラマでは和助が一人で鬼平の恩人と裏の顔がある大工を兼ねつつ、実働部隊として雇った盗賊や面倒見ている若者に裏切られるエピソードが盛られ、ラストいまわの際の和助と平蔵さんの交流など、実にしみじみとさせられたものですが。そのへんはまるっとドラマオリジナルアレンジだったようです。
……このマンガ版もまた、あるいはアレンジされているのかもですけれど、こちらでは和助さんと平蔵さんの恩人は別人で、その二人が組んでおつとめをちゃんと成功させておりました。和助は生き残って息子の菩提を弔うし。まあこれはこれでしっかりとおもしろいんですが。
そういえば鬼平の特徴である、ひとつの話で作中時間が平気で半年一年過ぎつつ、それでも「準備を急ぎすぎている」と表現される独特の流れも、ドラマにはあったのにマンガにはありませんでした。ふむ……?

ともあれ25巻は、同じく二時間ドラマになっている「一本眉」も収録されており、なかなか美味しい巻でございました。
17巻はまあ、いつもの雰囲気かな? 息子辰蔵がそこそこ活躍したのと、若い頃の平蔵・左馬コンビが見所といえば見所かと。
No.4457 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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