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前々から読み直したかった、某長編オンライン小説(1MB超)がありました。 何故なら以前読んだあとで、かれこれ半年ほどかけて文章校正が行われたのです。作者様曰く「十万字近く増えた」とのことで、読むのをかなり楽しみにしていたのですが。
です、が。
……これ校正とは言わん(−ー;) 確かにあちこち書き足したり、文章に手を入れているらしいのは判るのですが。 むしろかえってそれがあだになっているというか。 ぶっちゃけ、誤字脱字及び「てにおは」がしっちゃかめっちゃです。あと「〜だったる」とか「○○がは××した」的な、いかにも「文章を直そうとして元の字を消し忘れちゃった(てへ)」らしきミスが多すぎます。「〜した」と「〜された」がごちゃごちゃになっているところも数多く、文章を一回最後まで読んでから、改めて文頭に戻り脳内修正しなければならないことが頻繁すぎて、さっぱり内容に集中できません。
……確かに私も、人のことを偉そうに言える文章は書いていませんけどね。 それでもわざわざ半年もかけて「文章校正した」と胸を張って言うのなら、手を入れた後で二回は読み返し、更に数日おいてからもう一回見直すぐらいは必須だと思うのですよ。ついでに言うなら、その際に文章を縦書きにしたりフォントを変えるなど、字面を変えてみるのも有効です。あと音読だ音読。恥ずかしいとか言うな。声に出して読んでみてつっかかるところは、黙読してても目がひっかかるんだ。
内容的にはおもしろいし、しっかり完結している良作だけに、文章のおおざっぱさが非常にもったいないです。 ただの変換ミスや脱字程度なら、まだスルーできるんですけどね。 「俺は○○を××にを、俺が▲▲された(←ここは明らかに「した」)」みたいな文章を読まされると、かなり辛いです。 校正前は、確かこんなんじゃなかったよなあ……文庫1冊分ぐらい増えたって言われても、これじゃあなあ……(しょぼん)
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No.4356
(創作)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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