更新情報(2012年07月13日)
2012年07月13日(Fri)
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閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」八八話目をUPしました。
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No.3890
(更新)
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2012年07月13日の読書
2012年07月13日(Fri)
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本日の初読図書: 前作「クリスティ・ハイテンション」から六年。 シャーロック・ホームズの姪っ子クリスティは十七才になっていた。社交界にデビューして二年が過ぎ、そろそろ縁談なども舞い込んできているが、事件好きなところと令嬢らしからぬ行動力にはまったく変わりがない。 家族はルートン公爵となった父親と共に領地へ居を移しており、クリスティはわずか八人の使用人達とロンドンに残って暮らしていた。 今やアンヌマリーはデクスター警部補と結婚し二児の母、コネリー夫人は独立してメイド学校の校長、グレース先生は女王陛下の秘書官となっている。 そしてメイド長を引き継いだノーラと、その下につく新しい個性的なメイド達。彼女らと共に、クリスティは今日もロンドンの闇を追って駆ける ――
今回はちょっとページ数少なかったですね(しょぼん) 140P ほどで語られなかった事件「ロシアの老婆事件」をやり、残り 20P がメイド達についてのミニ番外編でした。 「ロシアの老婆事件」では、ついにモリアーティー教授がご登場。 この人なんでクリスティ助けに行ったんだろう……実はけっこうおもしろいキャラに設定されているのかもしれません。けして善人ではありませんが、原作のような「悪の化身」的存在には留まらず、粋な部分も兼ね備えた魅力的なキャラであるのかも?
そして今のところ、クリスティが成長したメリットは正直感じられません。マンネリを脱する手段として、周囲の人間関係を変えるための六年経過だったのかなあと。 新たなメイド達の能力にしても、ミステリ物にこれを持ってきちゃいかんだろうというラインナップ。そして全員が個性的なタイプなので、ノーラの突出していた破天荒部分が薄れてしまっています。ううむ…… クリスティもまた、「身体は子供、頭脳は大人」なところが魅力だったと思うので、このままだと「礼儀知らずの生意気な小娘」になってしまいかねません。新谷先生にはそのあたりをうまく調整して欲しいところです。 個人的には「〜ハイテンション」で、ダンスの練習をしながら数学の話していた男の子に期待したいvv
あとはやはり、ウィリアムおじさまとジョン先生の登場が少なかったのが寂しいですね。やっぱり私はあの二人が好きなんで。……ちなみにおじさま、ノーラについてはいかがお考えで?(どきどき)
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No.3891
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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