更新情報(2012年07月06日)
2012年07月06日(Fri)
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閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」八七話目をUPしました。
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No.3873
(更新)
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2012年07月06日の読書
2012年07月06日(Fri)
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本日の初読図書: 百瀬太郎は、東大を主席で卒業し大手弁護士事務所に就職した、新進気鋭の若手弁護士……だったはずが、とあるペット訴訟を受け持ったことがきっかけで事務所を辞めて独立する羽目になり、三十九になった現在は零細事務所の所長となっていた。 百瀬を含めて三人しかいない事務所の中には、依頼に関わった末に行き場をなくした猫たちが、11匹もたむろしている。つど里子に出してはいるのだが、減る端から増えていってしまうのだ。 頭は抜群に良いし、手がけた弁護はたとえ負けても何故か依頼人も百瀬も笑顔という結果に終わるので、けして腕は悪くない。しかしもじゃもじゃ頭に安物のスーツ、ひょろりとした身体つきに古くさい黒縁眼鏡とどこまでも冴えない容貌の百瀬は、どうにも雰囲気が頼りなかった。気弱な上にお人好し。採算度外視で走りまわることもままあるため、事務所の帳簿も火の車だ。 そんな百瀬ももう良い歳だし、そろそろ身を固めたいと切望している。しかし意を決して結婚相談所に入会したものの、紹介されたお見合いは三年間で三十連敗。 仕事ではペット専門の弁護士「猫弁」と揶揄され、プライベートでは婚活惨敗中。 そんな彼のもとに、珍しくペット訴訟以外の依頼が持ち込まれた。大企業シンデレラシューズ会長の葬儀中、棺が霊柩車ごと盗まれたのだという。犯人は遺体の身代金を要求してきている。会長の息子である社長が、その交渉のアドバイザーになってほしいと依頼してきたのだが……しかし、実はその葬儀の裏にはとんでもない秘密が隠されていた。 ペット専門の弁護士、汚いガード下で靴磨きを営む謎の老婆、大手企業の社長と美人秘書に、弁護士事務所の職員達、大阪から出てきた二人のお笑い芸人や結婚相談所の担当者、タクシー運転手などなど、様々な人々が関わり合い、すれ違い。やがて組み上げられるパズルが描き出すのは、はたしてどのような絵柄なのか ――
コピーいわく、笑いあり涙ありのハートフル・ミステリー。 以前ドラマで放送していたのを横からチラ見して、おもしろそう……と思いつつも、途中からだったので、ちゃんとは見ずにいたのですが。後日他局で放送する予定を見つけ、今度は録画してディスクに落としました。 しかしどうせなら原作を読んでから視聴したいところ。あいにく図書館にはなかったので……リクエストかけて入れてもらいました(てへ)<自分で買えよ でもって、肝心の内容はというと、読んで良かった。おもしろかったですvv 紹介文を読んで予想していた、ほのぼの読切連作ではなかったことにいささか意表をつかれつつ、また主役の百瀬さんより脇キャラの方がずっと活動的かつ魅力的だったのにも肩すかしを食いつつ、でも楽しく読めました。 とりあえず、格好いいご老人(三千代婆さんと梅園大家さん)が出てくるお話は大好きです。 そして御都合主義でもなんでも最後はハッピーエンド推奨派としては、関係者ほぼすべてがそれなりの幸せを掴めたのが嬉しいですね。 視点があっちこっちに移動しまくるのが、正直ちょっと読みにくかったですけど、まあ慣れればそこはなんとか。文章表現が独特(ウ●チ → チョコレート色の軟体物質とか)なのも、慣れると楽しいです。 しかしお笑いコンビ木村田村の無知ぶりは、読んでいて少々痛かった。でもまあ、幸せになってくれたからそれも良し。 あとは……個人的に大福さんの行動だけは、かなり引っかかりを覚えました(−ー;) この人のために、百瀬さんはどれだけの金と時間をどぶに捨てつつ、見合いを断られまくって人格を否定されるような思いをしたのか……それを思うと、あれでめでたしめでたしと言うのは、ちょっと虫が良すぎないか? と。まあ、百瀬さんがそれで良いのなら良いんですけどね(苦笑)
番組をチラ見して得た印象と、小説を読んで感じたイメージがかなりしっくりくると思っていたら、原作者さんがそのままドラマの脚本も書かれたのだそうです。それってメディアミックスの理想ですよね。ふふふ、ちゃんとドラマを見るのが楽しみ〜♪
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No.3874
(読書)
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図書館の館内整理長期休館が終わったので、さっそく行ってきました。 気温も高ければ湿気も非常に高かったので、徒歩で往復したら汗だくに。とりあえず冷水で顔を洗った後も、絞ったタオルでしばらく顔から首筋をぬぐいまくりました。しまいには保冷剤を包んで首に巻いてみたりとか。ああ、ほんとに暑かった……そろそろ除湿でエアコンの出番かしら。その前にまずはフィルターを洗わないと。
両親が大手百均へ行くというので、つきあって出かけてきました。目当ては片耳用の黒くて短いイヤホン(差込ジャックがまっすぐなの)と、電子レンジにかけられる注ぎ口と取っ手がある食器(断熱マグカップに入れる、熱い飲み物を作る用)。後者はあいにく良いのが見つかりませんでしたが、前者はまあそこそこのがありました。もっとも1mでもいささか長かったので、途中を三つ編みにして半分ぐらいの長さにしてみました。
断線とか熱を生じないかがちょっと心配ですが、他にもこうやって使っているというレビューをあちこちで見かけるので、まあ大丈夫かと。いちおう気持ちゆるめに編んでみました。 ちなみに音質はともかく、音量がかなり小さいのは百均クォリティか。昨日使ってみたL字ジャックの白いイヤホンは、すごく大きく聞こえたのに(これどこで入手したんだったっけ?)。今日買ったのだとテープから変換した音の小さい mp3 は、機械本体とソフトと延長コード全ての音量設定を最大にして、ようやくなんとか普通、かな? ぐらいなんです。 しかし黒の変換アダプタ+黒の延長コードに白のイヤホン、しかもL字ジャックを繋ぐと美しくない。さらに言うなら白のイヤホンは耳に入れる部分が私には合わず、長時間使っていると痛くなるという難点が。 ……ううむ、見た目と着け心地で黒を取るべきか、それともイヤホンの本領は音だから白を選ぶべきか……(悩) 百均じゃなく電気屋でちゃんとしたのを買えとは、言わないお約束★
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No.3875
(日常)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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